押入れの改造 RESTA DIY講座

物に合わせた収納場所に!
押入れは、布団を入れるために、奥が深くなっており他の物を収納するには使いにくいものです。押入れを上手に使う便利グッズもありますが、意外と簡単に収納したい物に合わせた空間に改造することが出来ます。

中段をはずす

改造の始めは中段を外す事!
押入れの中段は、布団をいれるための仕切りですので、それ以外の用途では邪魔になります。棚などを作る場合でも中段の位置が中途半端になったりするので、押入れを改造する際は、中段を外してから行なうと使いやすくなります。
  1. 端を止めている板をくぎ抜きを使用し外します。錆びた釘は特に危ないので、すぐにくぎを抜くか金づちで折っておきます。

  2. 上板をはがしますが、くぎが打ってあるので、下から金づちで叩きくぎを浮かせて外します。

  3. 前後に渡っている桟を外します。外れにくい場合は、金づちで叩きながら外します。

  4. 最後に前板を外します。この板は、大きなくぎで左右の柱に止めてあるのでバールなど使用して外すとよいでしょう。

はずれない中段の場合はノコギリで切断する。
ごくまれに、壁際の桟と前板を組んでくぎ打ちしてから押入れ内部の壁を仕上ている家があります。この場合、壁を崩さないと前板や桟を外す事は出来ません。賃貸物件の場合は無理ですが、改造したままで問題ない場合は柱に沿って前板をノコギリで切り落とします。

タテ仕切りの入れ方

構造材を頼りに組み立てる
角材で桟を組み、3mm厚の合板を貼る方法です。押入れは、天井や床の下地に構造材が入っておりそれを頼りにくぎを打ちます。斜めに釘をうつのは大変なので、電動工具でビスでとめることをオススメします。
最初に、手前と奥のタテ桟を入れ、次に横桟を上下にいれます。横桟の上は天井の構造材を利用しても良いでしょう。最後に合板をくぎ打ちしますが、くぎ打ちは、すべてビスでも構いません。

天井の構造材と床に打ち付けた桟に板をくぎ打ちすれば簡単にタテの仕切りを作ることができます。

タテ仕切りに棚をつける

構造材を頼りに組み立てる
棚を作る際、仕切りにL字金具か受け木を取付けて板をのせます。棚板は15mmぐらいの合板でもしなってくるので、骨組みを作り、表面に化粧合板などを貼るほうがきれいに仕上がります。
押入れの改造で自分用の空間に!

押入れの中段を外し、とテーブルや机代わりになるカウンターをつければ、プライベート空間の完成です。壁や天井面に壁紙を等を貼り、棚や照明を取付ければ使い勝手の良い作業スペースに!

注意が必要なのは、押入れの床板は非常に薄く、人を乗せたり重いものをそのままでは置けません。何かを置く場合には、15mm以上の厚さの合板などで補強してください。引き出し等は市販されているものを利用するのが便利です。

タテ仕切りを入れ、半分にコートや縦に長いものをしまうスペース用にパイプハンガーをつけるのはいかがですか?天井の桟を利用しパイプ受けを木ネジで取付ければOKです。。重たいものをのせる棚には補強を行いましょう。

奥や横の壁に棚を作る。
棚を作る際に、棚受けやレールを利用すると段数や高を自由に変更できるので後々便利です。壁が合板貼りのときは、下地がいる部分を狙いそこを利用してとめます。塗り壁などの場合は、ベースになる材をビスで止めそこにレールを取付けましょう。
※あくまで一例のご紹介になりますのでお問い合わせいただきましても、
詳細なご案内は致しかねますのでご了承ください。
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