フクビ マルチデッキの施工方法

樹脂束マルチポストと専用根太レールを使った
人工木ウッドデッキ
フクビ マルチデッキの施工方法

耐候性・耐水性に優れた樹脂束マルチポストと専用アルミ根太、高品質プラスッド材で作るフクビの人工木ウッドデッキ「マルチデッキ」の組立手順を詳しく解説!束材にアルミ根太をスライドさせて基礎・土台を設置し、デッキ材を固定していく簡単な施工方法でウッドデッキDIYが可能です。

フクビ「マルチデッキ」の姿図

フクビ「マルチデッキ」の姿図

床板の施工について

フクビマルチデッキの床板を固定する方法は、専用固定金具で留める場合(※標準施工)と直接床板にビスを打つ脳天ビス工法の2通りあります。
※固定金具を使用する場合、床板1枚目と最後の列は脳天ビス打ち固定となります。

  • 【専用固定金具を使用】(※標準施工)
  • 脳天ビス打ち固定

マルチデッキ 部材一覧表

  • マルチデッキ 部材一覧表
  • マルチデッキ 部材一覧表

組み立て・施工に必要な道具

  • 電動ドライバー

    電動ドライバー
  • 丸鋸(丸ノコ)

    丸鋸(丸ノコ)

その他の道具

  • その他の道具
  • ■水平器(水準器)またはレーザーレベラー
    ■メジャー
    ■直角を計れる定規(差し金等)
    ■墨壺(チョークリール)
    ■水糸
    ■軍手・皮手袋等

マルチデッキの施工方法
(施工手順)

Step1 マルチデッキのH寸法
(床面高さ)を決める

マルチデッキを設置する場所を確認し、
デッキの床高を決めます。

マルチデッキを設置する場所を確認

※デッキを設置する場所に掃き出し窓がある場合は、必ず窓サッシ等の高さを確認してください。

デッキの高さについて

デッキ天面までの高さは、マルチポスト(束)の高さに+50mm(アルミ根太上段の高さ20mm+床板の厚み30mm)足した寸法となります。(※数ミリの誤差あり)

Step2 下地処理と
マルチポスト(束)の位置出し

マルチポスト(束材)の位置を割り出し、
墨出し、水糸等で寸法出しをして位置を決定します。

支持脚の位置寸法出し

※デッキ完成時、建物側より10mm以上アキが
できるように支持脚の位置取りをしてください。

マルチポストの位置出し

Step3 マルチポストと
アルミ根太レールの配置

位置決めを行う
  • アルミ根太レールに束材の台座部分を挿入

    束材を接着固定する前に、アルミ根太レールに束材(マルチポスト)の台座部分をスライドさせて挿入し、端部面合せで位置決めを行います。

  • ナベドリルビスで固定

    束材(マルチポスト)の位置決めをしたら、マルチポスト1本あたり2箇所を、ナベドリルビス4×25で固定します。

  • アルミ根太レール端部

    アルミ根太レール端部

    建物側は、隙間10mmを確保するため、マルチポストの台座部分ビス留め位置を端部より65mmの位置とします。

  • 根太レールをつなげて使用する場合

    根太レールをつなげて使用する場合

    アルミ根太レール同士のジョイントは、必ずマルチポストの天面中央としてください。 1本のマルチポストに対して、ナベドリルビス(4×25)4本で根太を固定してください。

Step4 マルチポストの高さ調整

マルチポストにアルミ根太レール天端で
水準器(水平器)でレベルを取りながら
マルチポストの高さを調整します。

水準器(水平器)でレベル調整する場合

根太の上に角パイプなど
真っ直ぐな形状のものを乗せ、
水準器で水平を確認しながら
全てのマルチポストの高さを微調整します。

水準器(水平器)でレベル調整する場合

レーザー高さ測定器で調整する場合

レーザー光を基準に
マルチポストの高さを微調整します。

レーザー高さ測定器で調整する場合

各種マルチポストの
レベル調整方法

0A~3A型、4A~8A型
305~715型

Step5 マルチポストの固定

下地(束石、コンクリ面)の清掃を行ってから
マルチポストを取り付けたアルミ根太レールを
逆さまにし、底面に接着剤を塗布します。

マルチポストの固定

マルチポスト底面外周部孔部から接着剤がはみ出すまで床面に押し付け、接着剤が行き渡るようにします。

※接着剤の塗布量はマルチポスト1本当たり70~80gを目安としてください。
※接着後は、一日以上養生し乾燥具合の確認を行ってください。

Step6 幕板固定金具ASの取り付け

幕板固定金具ASの取り付け
  • アルミ根太レール端部および間口側面側

    アルミ根太レール端部(前面のみ)および間口側面側に、幕板固定金具ASを必要数割り付けて、ナベドリルビス(4×25)2本で固定して取り付けます。

  • 幕板固定金具ASの取付け位置例

    ※間口側面側の幕板固定金具ASは600mmピッチ以下かつ3箇所以上で固定してください。納まり参考図および上の図を参考に取付け位置を割り出してください。

Step7 幕板の取り付け

幕板の取り付け
  • 幕板の取り付け

    所定の長さに幕板を切断し設置位置を決定したら、φ3.5で下穴を開け、φ10程度の皿頭用ザグリ加工をおこない、サラドリルビス(4×45)2本で固定します。幕板固定金具にも幕板の下穴位置を通して、φ3.5の下穴を開けてください。

    ※幕板の取付ビスピッチは600mm以下、端部から20mm以上離してください。
    ※幕板の取り付けには地面から130mm以上の高さが必要です。
    ※電動ドライバーはゆっくり弱めで穴開けを行ってください。下穴を大きく開けるとビスが利かなくなる恐れがあります。

  • ビッドガイドを使用して幕板を施工する場合

    【幕板-幕板施工】【幕板コーナー施工】において、ビッドガイドを使用すると便利です。

    ※幕板同士のジョイント目地は、ビットガイドを使用するなどして目地幅5mmを確保してください。

Step8 幕板端部カバーの取り付け

端部カバー用接着剤を間口正面側の
幕板左右端部の小口に塗布(下図参照)し、
幕板端部カバーを取付けます。

幕板端部カバーの取り付け

※安全のため、幕板切断部角およびコーナー角をサンドペーパーなどで軽く面を取ってください。
※接着剤がはみ出た場合は、接着剤が硬化してから取り除いてください。
※幕板端部カバーは幕板小口面からはみ出さないように取付けてください。

  • 取り付け小口に接着剤を塗布

    1.取り付け小口に接着剤を塗布

  • 幕板端部カバーを取り付け

    2.幕板端部カバーを取り付け

  • 仮止めテープなどで養生

    3.仮止めテープなどで養生

Step9 床板の取り付け

専用の固定金具を使用する場合(標準施工)

  • 専用の固定金具を使用する場合

    床板1枚目と最後の列は脳天ビス留め固定となります。

    アルミ根太レールセンターに合わせ、床板にドリルにてφ3.5で下穴を開け、φ10程度の皿頭用ザグリ加工をおこない、サラドリルビス4×45で床板を留め付けてください。

  • 専用の固定金具を使用する場合

    2列目以降は、床板のサイドスリットに固定金具(ビス付き)を取り付け、次の列の床板にも金具をかけて並べ、インパクトドライバーで固定金具のドリルビスを締め付けて根太へ固定していきます。
    (※固定金具には専用ビットが付属しています)

ビッドガイドを使用して
床板を施工する場合

ビットガイドを都度はさむことで、幕板ー床板間、
床板ー床板間の5mm隙間を確保できます。

(※床板固定金具を使用しない施工方法で解説しています。)

床板の取り付け
  • アルミアングル材
  • 補強する場合

    床高が高く、揺れが気になる場合は、アルミアングル材などで適宜 補強してください。
    必要に応じてアルミアングル(現場調達)を使用し、ナベドリルビス4×25を使用して アルミ根太レール下部に留め付け、マルチデッキを補強することができます。

完成

- RETURN - エクステリア総合TOPに戻る

おすすめ!

おすすめ商品

PICK UP

おすすめ商品

DIYフローリング
はめ込み式クリックeuca
はめ込み式クリックeuca
はめ込んで置いていくだけの簡単施工!賃貸にも使えます。
壁紙・クロス
壁紙チャレンジセット
壁紙チャレンジセット
人気の壁紙と施工道具がセットでお得!壁紙の単品購入もできる!
ウッドデッキ
人工木デッキ RESIN WOOD
人工木デッキ RESIN WOOD
コスパに優れた人工木デッキ材。DIYで組み立てできる基礎材も選べる!
ペンキ
水性塗料 Navia
水性塗料 Navia
選び抜かれた120色。部屋中どこでも使えて仕上がりもキレイ!
ロールスクリーン
高機能スクリーン Lifiro
高機能スクリーン Lifiro
リーズナブルな日本製ロールスクリーン!遮光、遮熱など欲しい機能が満載!
DIYコンテンツ

CONTENTS

DIYコンテンツ

To PageTop