防草シート無しで人工芝を敷いて経過観察!人工芝下防草シートの必要性を検証!
2年後の様子は?
RESTAのプレハブガーデンで、人工芝の下には何も敷かず、防草シートの上に砂利を敷き詰めました。それから数年経過後、雑草が生えてくるのをどれだけ抑制できているのか!?検証結果から、より効果的に雑草対策を行う方法を詳しく解説します。
人工芝下の防草シートの必要性
を
確かめるため検証開始!
整地した土の上に
防草シートを敷かずに人工芝を施工!
整地した土の上に直接人工芝を敷き、U字ピンで固定しただけの簡易施工。
人工芝を敷いた場所以外は防草シートを敷設。ピンで固定し、上に砂利を入れました。
人工芝施工完了直後の様子
人工芝施工前は毎年頑固な雑草を抜くのが大変な作業でしたが、雑草の無いおしゃれな庭が完成!
さて、この美しさがずっと続くのでしょうか・・・。
人工芝施工から約2年後・・・雑草は?
人工芝施工前よりはかなりの数の雑草を抑えることができていますが、水を通すための透水穴や、人工芝の継ぎ目から雑草がグングン伸びてきています。人工芝で雑草の発生を完全に抑えるためには、このようなすき間をふさぐことが最も重要であることがわかりました。
一方、砂利の上の雑草の様子は・・・?
砂利の上は、防草シートを敷いたにも関わらずたくさん雑草が生えてきてしまっています。これは防草シートの下から生える雑草は抑えることができていますが、飛来した雑草の種子が砂利の層で発芽してしまったためです。防草シートがあり、土に根付くことができないため素手で簡単に抜くことができますが、今までと同じように草抜きをする必要があります。
人工芝下の雑草パワーを
防草シートで抑制するための
ポイント
防草シートは10cmほど重ねて敷く
-
-
すき間なくしっかり防草対策をするために、防草シート同士は重ねて敷きます。重なりが少ないとすきまができやすくなるので、重なり部分は10cm以上を目安とします。時間が経っても防草シートがずれないように固定ピンでしっかりと固定しましょう。固定ピンの間隔は約100cmが目安です。
人工芝と防草シートの継ぎ目をずらす
-
-
防草シートの上に人工芝を敷く際には、人工芝の継ぎ目に防草シートの継ぎ目が一致しないように注意しましょう。人工芝と防草シートの継ぎ目が重なってしまうと、繁殖力の高い雑草は、そのわずかなすき間を縫ってグングンと成長してくる可能性があります。
継ぎ目を重点的に防草シートと
人工芝を接着剤で固定する
-
-
人工芝を敷くときは、接着剤で防草シートと固定するのがおすすめです。固定ピンだけでも固定できますが、それだけだと時間の経過とともに、継ぎ目のすき間が広がってしまう可能性があります。防草シートと人工芝を接着剤で固定することにより、雑草の発生を抑えるだけでなく、長期間使用しても継ぎ目が目立たず美しい見た目を維持することができます。