頑固な雑草も撃退! 固まる土(砂)の防草効果は?他の雑草対策と比較!
庭の雑草対策でお困りの皆さん、「固まる土」はご存じですか?地面に敷き詰めて水をかけるだけで固まり、雑草の発生を防ぐことができます。防草効果が高く、コンクリートよりも施工が簡単なのでDIYにもおすすめ!
固まる土(砂)とは?
固まる土(砂)とは
雑草を抑える土のこと
-
-
固まる土とは、「防草土」「防草砂」とも呼ばれ、土を敷きならし水をかけるだけで固まり、雑草の発生を抑制することができる特殊な土のことです。
見た目は普通の土のようなので、コンクリートやアスファルトとは違い、自然な見た目に仕上がるのが魅力です。
固まる土(砂)の防草効果は?
-
-
固まる土は、物理的に雑草を抑えることができるため、防草効果はかなり高いのが特長です。
まず、厚さ3cm程度で敷き詰めるため、地面に太陽光が当たらず雑草が成長できません。
また、しっかりと固まるため、チガヤやスギナといった除草剤で駆除するのが難しい雑草も、シャットアウトすることができます。
固まる土(砂)の
メリット・デメリット
固まる土(砂)のメリット
-
-
自然な見た目でお庭の景観を損なわない
普通の土のような自然な見た目なので、防草シートや、コンクリート・アスファルトと比べ、周囲の景観を損なうことなく雑草対策をすることができます。
-
-
透水性があるので、植物の周りにも
施工できる同じく地面を固めて雑草対策ができるコンクリートやアスファルトに比べ、透水性に優れているのが特長です。コンクリートやアスファルトの場合、水を通しにくいため、ある程度の傾斜をつけて施工する必要がありますが、一方固まる土(砂)は傾斜を付けなくても水が溜まりにくいのがメリットです。また、水を通すので周囲に植栽があってもその成長を妨げません。
-
-
敷きならして水をかけるだけの簡単施工
固まる土はあらかじめ、土と固化剤が混ぜ合わされているため、材料の撹拌が必要なく、簡単に施工できます。水をかけることで固化するため、コンクリート施工と違い、固まってしまうまでの時間に追われることもありません。
固まる土(砂)のデメリット
-
ひび割れ・表面の剥がれが
起きる可能性がある固まる土はコンクリートに比べ柔らかいため、長期間使用しているとひび割れたり、表面がはがれたりする可能性があります。そのため、DIYでの施工の場合は、人の出入りが多い場所や、車が通行する場所には施工しないことをおすすめします。
-
コケ・カビが生える
可能性がある水はけの悪い場所や、日当たりの悪い場所に施工した場合、コケやカビが生えてしまう可能性があります。コケが生えると雨が降った時に滑りやすく危険です。コケが生えたときは、デッキブラシ等でこすって取り除きましょう。
-
他の雑草対策と比較して
コストがかかる固まる土はDIYで簡単に施工することができますが、防草シートや、コンクリート打設に比べてコストが高くなるのもデメリットの一つです。人目に付く場所だけ固まる土を施工し、目立たない場所は防草シートを敷くなどしてコストを削減するのもおすすめです。
固まる土(砂)の施工に
おすすめの場所
-
住宅の犬走り
家の周りの犬走りは、人の出入りが少なく、固まる土の施工におすすめの場所の一つです。施工範囲も狭いため、DIYで気軽に施工できます。
-
植栽の周り
固まる土は、透水性があるため植栽の周りに施工しても成長を妨げません。固まる土を施工することで落ち葉の掃除もしやすくなるのでおすすめ!
-
お墓周辺
頻繁に草抜きをするのが難しいお墓周辺には、固まる土を施工することで、景観を損なうことなく雑草対策をすることができます。
施工は
ひび割れる可能性が
高くなります
DIYでの施工の場合下地処理が難しく、アプローチや駐車場・駐輪場などの
人や車の出入りが多いところへ施工した場合、時間の経過とともにひび割れる可能性が高くなります。
固まる土(砂)の施工方法
固まる土(砂)の簡単施工4STEP
-
STEP1 雑草除去
まずは地面に生えている雑草を根っこから抜きます。イネ科の雑草やスギナなどの強雑草は特に注意して取り除きましょう。
-
STEP2 固まる土(砂)を敷く
固まる土(砂)を地面に敷きならし、足で踏み固めて空気を抜きましょう。
-
STEP3 表面を均す
表面ができるだけ平らになるように、コテ等を用い整えましょう。
-
STEP4 散水する
シャワーホースやじょうろなどで必要な水量を散水し、2~3日養生すれば施工完了です。
固まる土(砂)が
ひび割れてしまったときの
補修方法は?
-
-
固まる土(砂)がひび割れてしまったときは、新たに固まる土(砂)をひび割れのすき間部分に押し込んで、施工要領通りに水をかけて再び固めることで簡単に補修できます。
コンクリートやアスファルトよりもひび割れが生じやすい固まる土(砂)ですが、気軽にDIYで補修することができる点は、固まる土(砂)のメリットです。
雑草対策は結局
何が一番いいの?
除草剤や防草シート、防草土(砂)など様々な雑草対策をご検討されていると思いますが、結局何が一番効果的なのかわからない方も多いでしょう。そんな方のために、様々な雑草対策についてまとめてみました。
雑草対策早見表
防草期間 | 防草効果 | 施工の手軽さ | ||
---|---|---|---|---|
除草剤 | 3か月~半年 | 〇 強雑草には繰り返し散布する必要がある |
◎ | |
防草シート | そのまま | ~約10年 | ◎ 強度の高い防草シートは強雑草も抑える |
〇 |
+ 砂利 | 10年以上 | 〇 砂利の層で雑草が発芽する可能性がある |
〇 | |
+ 人工芝 | 約6~8年 | ◎ 強度の高い防草シートを敷くと強雑草も抑える |
△ | |
防草土(砂) | 固まる タイプ |
約10年 | ◎ 強雑草も物理的に抑える |
〇 |
固まらない タイプ |
約3年 | 〇 強雑草は生えてくる可能性がある |
◎ | |
コンクリート | 約15年 | ◎ 強雑草も物理的に抑える |
× |
※強雑草とは・・・チガヤやスギナ、イネ科の雑草などの葉先がとがった雑草のこと。
繁殖力が高く駆除が難しい雑草です。
どんな人におすすめ?
自然な見た目にこだわりたい方
人通り・車通りが少ない場所に雑草対策をしたい方
スギナやチガヤなどの強雑草にお困りの方
固まる土(砂)のおすすめ
商品ラインナップ
コケ・カビが生えにくい仕様の
固まる土(砂)
固まらないタイプの
防草土もおすすめ!
-
防草マサ スペシャル
天然のろう石に、天然鉱石を混ぜ合わせてできた固まらない防草土。雑草に栄養を過剰摂取させることで枯らすため、人やペットには無害で安全です!
税込3,421円/袋17kg/袋 必要量:3袋/m2
固まる土以外にも!景観良く雑草対策をする方法
耐用年数をより長く!
防草シートの上に砂利を敷き詰める
-
-
防草シートの上に砂利を敷き詰める方法も簡単でDIYにおすすめです!砂利を敷き詰めることで、雑草対策になるだけでなく、地面のぬかるみの防止や、防犯にも繋がります。防草シートが日光にさらされないため、劣化しにくく、10年以上雑草を抑えることができます。
施工費用目安 約 税込2,500円~/m2
おしゃれで快適な庭を実現!
防草シートの上に人工芝を敷く
-
-
見た目が華やかで快適に過ごせる人工芝の庭もDIYで比較的簡単に実現できます!防草シート+人工芝は防草効果も高く、きちんと施工すれば雑草はほとんど生えてきません。RESTAでは気軽に始められる低価格の人工芝から、こだわり抜いた最上級モデルの人工芝まで幅広く取り扱っています。是非人工芝のDIYにもチャレンジしてみてください。
施工費用目安 約 税込1,020円~/m2