防草シート施工に必要な副資材

固定ピンは、曝露施工の場合は、風にあおられる可能性が高いため、約50cm間隔で打ち込むことがおすすめです。下地施工の場合は仕上げ材が防草シートを抑える役割を持っているため、約100cm間隔で十分でしょう。固定ピンの数が少ないと、風であおられやすく、防草シートが劣化しやすくなるため注意しましょう。

ピン穴・継目からの雑草を抑える

防草シート用の補修テープとは、固定ピンの打ち込み部分や、防草シートの継目からの雑草の発生を抑えるためのテープです。防草シート施工の最終仕上げとして、防草効果をさらに高めるために使用します。

正方形タイプ

正方形タイプの補修テープは固定ピンの打ち込み部分へ貼り付けましょう。防草シートのピン穴からの雑草の発生を抑えることができます。

ロールタイプ

ロールタイプの補修テープは、防草シートの継目の補修におすすめです。防草シートの切り込み部分からの雑草も抑えることができます。

防草シートと構造物を接着する

防草シートの弱点はすき間から雑草が生えてくること。壁や縁石のキワに防草シートを施工する場合は、防草シートと構造物を接着剤で固定することで、すき間からの雑草を防ぐことができます。

防草シートとコンクリートの壁などの構造物を接着する時は、構造物の砂やほこりを取り除いてから接着剤を塗布し、適切なオープンタイム（接着剤が接着可能になるまでの時間）を取った後、防草シートを貼り付けましょう。防草シートと構造物の相性によって、接着不良を起こす可能性があるため、広範囲に接着剤を塗布する場合は事前に目立たない場所で試し貼りをすることをおすすめいたします。

ルビロン 101

耐水性・耐熱性・耐油性に優れているので、屋外に施工する防草シートの接着におすすめ！付属のくしで構造物に接着剤を塗布した後、防草シートを貼り付けてください。

固定ピンのピン穴からの雑草

固定ピンを打ちこんだわずかなすき間から雑草が伸びてきています。

 補修テープ（正方形）で解決！　

防草シートの継目からの雑草

防草シート同士を約10cm重ねて固定ピンを打ちこみましたが、そのすき間からも雑草が伸びてきています。

 補修テープ（ロール）で解決！

防草シート切り込み部分からの雑草

隣のビニールハウスの柱を避けるために入れた切り込み部分からも雑草が生えてきました。

 補修テープ（ロール）で解決！　

防草シートと構造物のすき間からの雑草

防草シートとコンクリートの壁のすき間からも雑草が伸びてきています。

 接着剤で解決！