安全に雑草対策をしよう! 除草剤の安全性と
おすすめの雑草対策方法
除草剤は雑草を簡単に枯らすことのできる便利な商品ですが、人や環境に悪影響をもたらす危険性もあります。このページでは、除草剤の安全性と、おすすめの雑草対策方法について解説します!
除草剤のメリット・デメリット
除草剤のメリット
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すぐに雑草を枯らすことができる
除草剤はすでに生えている雑草もすぐに枯らすことができるので、即効性に優れています。除草剤を散布してから2~3日で枯れ始めます。
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費用が安い
除草剤は比較的安価で販売されています。誰でも簡単に購入し、気軽に雑草対策をすることができます。安いものだと数百円で購入できます。
除草剤のデメリット
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人体やペットへの悪影響
除草剤は簡単に雑草を枯らすことができますが、効果が高い分、人体やペットに悪影響を及ぼす可能性があるので使用には十分な注意が必要です。
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環境への悪影響
除草剤には環境に悪影響を及ぼす成分が含まれている可能性もあります。また、散布した除草剤が雨などで近隣に流れ出てしまうとトラブルの原因にもなるので注意しましょう。
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使用方法や時期が難しい
除草剤は種類によって適切な使用時期が異なります。また、雑草だけを枯らすつもりがほかの植物も枯れてしまう可能性もあります。
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効果が長く持続しない
除草剤はあくまで一時的な処理にすぎず、長いものでも半年間で効果がなくなってしまいます。そのため、定期的に除草剤を散布し続ける必要があります。
除草剤の安全性について
除草剤には
発がん性物質を含むものも
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除草剤には、発がん性物質を含むとされているものもあります。
多くの除草剤に含まれている「グリホサート」という成分は、2015年3月に、世界保健機関(WHO)の下部組織である国際がん研究機関(IARC)により、「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と分類されています。
ただ、ソーセージやベーコンなどの加工肉も同じく発がん性があると分類されていることから、使用方法を守れば安全に使用できることがわかります。
発がん性分類について
IARCは、人に対する発がん性に関する様々な物質・要因を評価し、
グループ1「ヒトに対して発がん性がある」
グループ2A「ヒトに対しておそらく発がん性がある」
グループ2B「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」
グループ3「ヒトに対する発がん性について分類できない」の4段階に分類しています。
これらは、人に対する発がん性の強さを示すものではなく、発がん性があるかどうかの可能性を示しています。そのため、発がん性があると分類されているものは必ず危険というわけではなく、摂取量に注意する必要があるという認識が正しいと考えられます。
グリホサートは
どんな除草剤に含まれている?
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グリホサートは「非選択性」と呼ばれる除草剤に広く使用されています。非選択性の除草剤とは、散布する場所に生育しているすべての雑草、植物を防除する除草剤です。
それに対して選択制の除草剤は、特定の植物のみを枯らすことができるので芝生や畑などの除草に用いられます。
グリホサートが含まれていない除草剤も使用方法を誤ると危険を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
除草剤を安全に
使用するための注意点
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除草剤は、すぐに雑草を枯らすことができる即効性の高さから幅広い場面で使用されていますが、その効果の高さゆえに人や環境に及ぼす悪影響も否定できません。しかし、正しい使用方法や注意事項をきちんと守ることで、人や環境への悪影響を最小限に抑えることができます。
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除草剤が粘膜や皮膚に
つかないようにする除草剤を使用する時に一番大切なのは、除草剤が皮膚や粘膜に付着しないようにすることです。長袖長ズボンで、手袋やマスクを着用して散布しましょう。
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周囲の環境に注意する
除草剤を撒くときには、周囲に影響が出ないように注意しましょう。近隣の方が除草剤の被害について心配する場合もあるので、事前に声をかけておくのも大切です。
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急傾斜では使用しない
急傾斜で除草剤を使用してしまうと、除草剤が下の方へ流れてしまう可能性が高く、周囲に迷惑をかけてしまいます。使用する場所が傾いていないか確認しましょう。
こんな方は特に注意して
除草剤を使用しよう
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小さなお子様やペットのいるご家庭
小さなお子様やペットは、除草剤が付着している雑草を誤って目や口に入れてしまう可能性があります。体が小さいため、万が一除草剤が体内に入ってしまった場合の健康被害も大きくなります。また、除草剤の保管場所にも十分に注意しましょう。
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お庭で家庭菜園を楽しみたい方
庭で家庭菜園を楽しみたい方も除草剤の使用には注意が必要です。除草剤を一度撒くことで、家庭菜園をしようと思ったときに植物が育たない土壌になってしまっている可能性があります。正しい商品選びで家庭菜園に影響がないように注意しましょう。
除草剤以外にも!
定番の雑草対策方法を
徹底比較!
あらゆる雑草対策方法の
特徴をまとめてみました
除草剤 | 防草シート | 防草土 (固まるタイプ) |
防草土 (固まらないタイプ) |
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特徴 | 雑草を枯らす薬剤を 定期的に散布する |
太陽光を遮断し、 雑草の光合成を抑える |
土を固めて 物理的に雑草を抑える |
雑草に栄養を過剰摂取 させることで枯らす |
施工性 | 1回の作業は 気軽にできる |
防草シートを広げ、 固定ピンで地面に固定する |
防草土を敷き詰め、 上から水をかける |
防草土を敷き詰めるだけ |
見た目 | ||||
期間 | 数か月 |
約3~10年 |
約10年 |
約3年 |
コスト | 約10円~/m2 |
約110円~/m2 |
約5,500円~/m2 |
約8,700円~/m2 |
総合評価 | 長期的な 雑草対策のためには、 防草シートなどと 併用するのがおすすめ。 |
長期的に見ると 最も経済的で、 防草効果が高い方法。 |
仕上がりは自然だが、 ひび割れや、 コケ・カビ等による メンテナンスが必要。 |
最も自然に 雑草対策ができるが、 長期的に見たときに コストがかかる点が デメリット。 |
防草シートのメリット・デメリット
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防草シートのメリット
- 一度の施工で長期間雑草の発生を抑えることができる。
(耐用年数は約3年~10年) - 除草剤に比べて、人や環境にやさしい。
- 一度の施工で長期間雑草の発生を抑えることができる。
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防草シートのデメリット
- 見た目が地味に仕上がる。
- 商品選びを誤ると防草効果を最大限に発揮できない。
防草シートの
おすすめ商品ラインナップ
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耐用年数約10年!
長期間雑草を抑える防草シート -
曝露施工用防草シートで
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1m×10m巻 税込693円/本曝露施工 織布 耐用年数約3~5年(曝露)
防草砂(土)のメリット・デメリット
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防草砂(土)のメリット
- 防草シートよりも自然な見た目で仕上がる。
- 固まるタイプは長期間雑草を抑えることができる。
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防草砂(土)のデメリット
- DIYでの施工だとひび割れが生じやすい。
- 日当たりの悪い場所や、水はけの悪い場所では、コケやカビが生える場合がある。
防草砂(土)の
おすすめ商品ラインナップ
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固まるタイプ
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固まらないタイプ
見た目の美しさ抜群!
雑草対策には
人工芝もおすすめ!
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防草シートは見た目がイマイチという方には、人工芝がおすすめです!程よいクッション性で小さなお子様やペットも安心して遊ぶことができます。RESTAではリーズナブルで気軽に使えるものや、ふかふかの感触でくつろげる上質なものなど、幅広い人工芝をラインナップしております。