きちんとした対策でトラブルを防ごう! 空き地の雑草対策について
解説!放置するとどうなるの?
どんどんと伸びてくる空き地の雑草にお悩みの方はいませんか?このページでは空き地の雑草を放置することによって発生するトラブルや効果的な空き地の雑草対策方法について詳しく解説します。適切な対策をして空き地の雑草によるトラブルを防ぎましょう!
空き地の雑草の
責任の所在について
空き地の雑草対策はだれの義務?
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空き地の雑草対策は、基本的には所有者・管理者の努力義務なので、意識して行う必要がありますが、法的拘束力はありません。ただし、自治体によっては、空き地の雑草除去に関する、条例を定めていることがあり、土地の所有者、管理者が空き地の雑草をずっと放置していると自治体から指導・勧告をされる可能性があります。
空き家の場合は?
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空き地の雑草に関しては、行政による強制措置はありませんが、空き家になると話は変わります。平成26年に施行された「空き家対策特別措置法」により、管理に問題がある空き家の所有者に指導・勧告等を行っても応じない場合、最終的には強制解体され、費用を所有者に徴収することができるようになっています。
空き地の雑草は放置すると
様々なトラブルに!
空き地の雑草によって
発生するトラブル
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近所迷惑になる
空き地の雑草が隣の家の庭や道路まで伸びてしまうと、近所迷惑になります。雑草により実害が出てしまった場合には近隣住民に訴訟されるケースもあるので注意が必要です。
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不法投棄されやすい
雑草が生い茂った空き地はゴミを不法投棄されるリスクが高まります。コンクリートやレンガなどの産業廃棄物は業者に頼んで処理する必要があるので注意しましょう。
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火事の原因になる
放置された空き地の雑草は火事の原因にもなります。たばこの投げ捨てや放火によって火が燃え広がり、近隣住宅に延焼していく可能性もあります。
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害虫が繁殖しやすい
雑草が生い茂っている場所には、ダニや、蚊、ゴキブリなどの害虫が集まります。害虫が大量に発生してしまうと近隣トラブルのもとになります。
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土地としての価値が下がる
雑草が生い茂っていると土地の購買意欲も下がります。すっきりときれいな土地の方が家を建てたりするイメージが付きやすく土地も売れやすいでしょう。
空き地の雑草対策の現状は?
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平成29年に国土交通省が実施した「空き地等に関する所有者アンケート」によると、空き地の所有者の約半分が「草刈り」を行っており、約4分の1が空き地を「管理していない」と答えています。このことから、所有者が伸びきった雑草を放置している空き地の多さがうかがえます。
空き地の雑草対策方法
まずは生い茂った雑草を処理しよう
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まずは一刻も早く、生い茂っている雑草を処理することが重要です。雑草が伸びてしまっている場合は、先に鎌や草刈り機で雑草を短く刈った後、根元から引っこ抜くのがおすすめです。広い土地の場合は、労力を省くために業者に依頼するのもおすすめです。
管理の手間を省くために
防草シートを敷こう
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雑草処理をした地面の上に防草シートを敷くことによって、雑草の光合成を防ぎ、成長を抑制することができます。防草シートは長いもので10年程度使用することができ、常に雑草の生えないきれいな状態をキープすることができます。毎年雑草が生える時期に草刈りや草抜きをするのが面倒な方は防草シートを施工するのがおすすめ!
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防草シートの施工方法~曝露施工編~
防草シートをむき出しのまま施工する
曝露施工の方法を動画でご紹介します。
約3時間で施工完了! -
空き地の雑草対策に
おすすめの防草シート
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メンテナンスの手間を省くために
雑草の種類に合わせて防草シートを選ぼう雑草は大きく分けてチガヤやスギナ、イネ科雑草などの「葉先の尖った雑草」とタンポポやドクダミ、オオバコなどの「葉先の丸い雑草」に分かれます。葉先の尖った雑草は強度の低い防草シートを突き破って生えてくるため、防草シートを貼り直す手間がかかります。そのため雑草の種類に合わせて防草シートを選びましょう。
葉先の尖った雑草の対策におすすめ!
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コスパ抜群!
耐用年数約10年の防草シート -
自然な色味できれいに仕上がる!
日本製防草シート
葉先の丸い雑草の対策におすすめ!
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耐用年数約3~5年で
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1m×10m巻 税込693円/本耐用年数約3~5年 織布 -
耐用年数約10年!
長期間雑草を抑えたい方におすすめ
防草シートじゃなくて
除草剤じゃダメなの?
除草剤は年に数回
散布する必要がある
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除草剤を散布する頻度は、使用する除草剤の種類や使用場所によって異なりますが、一般的には年に2~4回必要です。春から秋にかけて生えてくる雑草は「茎葉処理剤」と呼ばれる除草剤で枯らし、2~3月、9~10月には「土壌処理剤」と呼ばれる除草剤で土に残った雑草の種子の成長を抑制するのが効果的です。しかし、その効果は数か月しか続かないため、毎年のメンテナンスは欠かせません。
除草剤の使用には注意が必要
即座に雑草を枯らしたり、雑草を生えにくくすることのできる除草剤ですが、
除草効果が高い分、使用には注意が必要です。
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隣地の土に流れてしまう
傾斜地で除草剤を使用すると、隣地の土まで流れてしまうことがあります。また、注意して使用したつもりでも、隣地の植物の根っこが境界線を越えて伸びてきていて、それを枯らしてしまう可能性もあります。どちらのパターンも近隣トラブルになりかねないので注意しましょう。
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土に除草剤が残って
家庭菜園ができなくなる雑草対策の手間を省くために、売却予定の土地に強力な除草剤を使用してしまうと、土地の購入者が家庭菜園をしようと思ったときに植物が育たなくなってしまう可能性があります。土地の売却を考えている方は、特に除草剤の使用には注意が必要です。