砂利下防草シートのリアルな経過観察も!防草シートと砂利のDIYを解説!
防草シートと砂利で雑草対策をしたい方必見!実は、防草シートと砂利を敷いていても雑草は生えてくるんです。このページでは、防草シートと砂利のDIYのメリット・デメリット、リアルな経過観察の様子をお伝えします!
防草シート + 砂利のメリット
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雑草の発生を抑制
砂利を敷く一番の目的は雑草対策ではないでしょうか。適切な方法で砂利を敷くことで、日々の草抜きの手間を省くことができます。
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防草シートが砂利の沈み込みを防止
防草シートがないと砂利の重さによって砂利が沈んでしまうことがあります。防草シートを砂利の下に敷くことで、砂利の沈み込みを防止することができます。
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水溜まりの防止
地面の水はけが悪いと、雨が降った時に水溜まりができ、地面がぬかるみます。砂利を敷くと、砂利の層で水が溜まるので、地面のぬかるみが気になりにくくなります。このように水はけの悪い地面には、加水分解を起こさないポリプロピレン製の防草シートがおすすめです。
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砂利を踏む足音で防犯対策になる
砂利は軽く踏むだけでも大きな音がするため、不審者は、庭に砂利が敷いてある家に侵入することを嫌がります。そのため、庭に砂利を敷くと、防犯対策にもつながります。足音がしやすい、防犯対策用の砂利を敷くとさらに防犯効果が高まります。
防草シート+砂利で雑草対策をしたい方は要注意!砂利を敷いても
雑草が生えてくるって本当?
砂利下防草シートの
実際の効果を観察!
防草シート+砂利を施工
RESTAのプレハブガーデンに、防草シートと砂利を施工したときの様子です。
砂利下で10年以上使用できる強度の高い防草シートを敷きました。
雑草が生え始める4月に様子を観察!
雑草が生え始める4月中旬ごろの様子です。なんと、全面に防草シートを敷いたにも関わらず、雑草がこんなに生えています。防草シートと砂利を敷く前よりは雑草が生える量は減っていますが、防草シートと砂利で雑草の発生を完全に防止することができると思われていた方には少し残念な結果かもしれません。
防草シートを敷いたのに
どうして雑草が生えているの?
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飛んできた種子が砂利の層で発芽したから
砂利の上に生えている雑草は全て、飛来種子によるものです。風で飛んできた雑草の種子が砂利の層で発芽しているのです。近くに雑草がたくさん生えている場所は特に飛来種子が多く、RESTAのプレハブガーデンと同じように多くの雑草が生えてしまいます。
防草シートの効果は?
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雑草が地中に根を張っていないので抜きやすい
砂利の層に生えている雑草を引き抜いてみると、防草シートを敷いているおかげで、雑草が地中に根を張ることができないため、スッと簡単に抜くことができました。防草シートを敷く前よりも草抜きの手間は軽くなります。
雑草は生えていますが、防草シートに劣化は見られずしっかりと機能していることがわかります。
実は、RESTAのプレハブガーデンも雑草が生える季節には毎年草抜きをしています。
砂利下防草シートの効果は、
- 防草シートの下の雑草の成長を抑える。
- 防草シートの上で成長した雑草が地面に根を張るのを防ぐ。
- 砂利の沈み込みを防止する。
この3点ということを理解したうえで、砂利敷きDIYをしましょう!
一方、人工芝の上は?
砂利と隣り合わせで施工してある人工芝の上には、雑草は生えてきていません。同じ環境下ですが、砂利よりも人工芝の方が防草効果が高いといえます。日々の草抜きの手間を省きたい方が人工芝を施工してみてはいかがでしょうか。
低コストで雑草対策をしたい方は
防草シートの「曝露施工」が
おすすめ!
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防草シートには、上に砂利を敷く「下地施工」と、防草シートをそのまま施工する「曝露施工」があります。
防草シートの曝露施工の場合、防草シートの表面で雑草が生えることはほとんどないため、砂利敷きよりも防草効果が高いと言えます。
また、人工芝に比べ施工費用も安く済むため、コストを抑えて雑草対策をしたい方におすすめの方法です。
4STEP!
砂利下用防草シートの敷き方
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(1)敷設場所の整地
まずは敷設場所の雑草や石などを取り除きます。凹凸がある場合は整地し平らに整えます。
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(2)防草シートを敷く
防草シートを敷き詰めます。シート同士を重ねる場合は10cm以上重ねましょう。
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(3)ピンで固定する
ピンを100cm間隔で打ち、防草シートを地面に固定します。シートの端と継ぎ目部分は必ず固定しましょう。
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(4)砂利を敷き詰める
砂利の量が少ないと防草シートが紫外線により劣化してしまうため3~7cmは厚みを持たせ平らに整えましょう。
砂利下に敷く
防草シートの選び方
砂利下に敷く防草シートも様々な種類があります。
使用場所や使用方法に合わせて適切な商品を選ぶことで、最大限の防草効果を発揮します。
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抑えたい雑草の種類
薄い防草シートでは葉先の尖った雑草は貫通してしまいます。チガヤやスギナなどの葉先の尖った雑草が生えている場合は、強雑草に対応した防草シートを選びましょう。
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車の通行があるか
車が通行すると、砂利の下に敷いている防草シートは傷んでしまいます。駐車場の下などに砂利を敷きたい場合は、車の通行に対応した防草シートを選びましょう。
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耐用年数を選ぶ
防草シートには様々な耐用年数の物があります。一般的に耐用年数が長いものほど価格も高くなります。ご自身の使用期間に合わせて、余計なコストを抑えましょう。
おすすめの砂利下用防草シート
ラインナップ
砂利下用で最高グレード!
駐車場用に最適な防草シート
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最高レベルの透水性!
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カットしてもほつれない!
ドイツ生まれの特殊技術で製造された高性能な防草シート。チガヤやスギナなどの葉先の尖った強雑草の突き抜けも抑制します!また、最高レベルの透水性で強い雨の日も安心!地面にしっかりと水を通すため、植栽の周りに敷いても成長を妨げません。上に砂利を敷くことで車の乗入れが可能なので、駐車場用の防草シートとして最適です。