事前に学んで失敗を防ごう! 防草シートのデメリット・
失敗例 原因と解決策も
詳しく解説!
「防草シートのDIYにチャレンジしてみたいけど、失敗しそうで不安」「防草シートにはどんなデメリットがあるの?」そんなお悩みや疑問にお答えします!防草シートのデメリットや失敗例を学んで自身の防草シートDIYに活かしましょう。
防草シートのデメリット
防草シートのデメリット(1)
見栄えがあまりよくない
-
-
防草シートのデメリットの1つ目は、仕上がりの見栄えがあまりよくないことです。防草シートは緑色や黒色のシートの上に固定ピンを施工したり、接着テープを貼ったりするので、見栄えがあまりよくありません。空き地や農地は見栄えを気にする必要はありませんが、近所の人にも見られる庭の雑草対策をする場合はきれいな景観を保ちたいですよね。そんな方には、防草シートを敷いた上から人工芝や砂利を施工するのがおすすめです!
おしゃれに防草シートを施工する方法
-
防草シート+人工芝
防草シートと人工芝の相性は抜群!人工芝は景観の良さだけでなく、ふかふかとした感触でくつろげる庭空間を実現することができます。
-
防草シート+砂利
防草シートの上から砂利を敷く方法も見栄えを良くするポイントです。人工芝よりも施工が簡単で、費用も抑えることができます。
防草シートのデメリット(2)
経年劣化で敷きなおしの手間がかかる
-
-
防草シートの耐用年数は長いものでも10年程度。経年劣化で防草効果が薄くなってくると新たな防草シートを敷きなおす必要があります。大きな面積に施工していると防草シート自体の処分にも労力が必要です。草むしりや草刈りを業者に依頼する方が楽ですが、その分費用は高くなるので、ご自身の予算と相談しましょう。
防草シート敷きなおしのコツ
経年劣化によって、防草シートを新たに敷く場合は、古くなった防草シートの上から施工するのがおすすめ!防草シートが2枚重なる分強度も高くなり、処分の手間も省けますよ。最終的に防草シートを撤去する時は、各自治体のルールに従って適切に処分しましょう。
防草シートの失敗例
防草シートがすぐに
ボロボロになってしまった
-
-
防草シートのよくある失敗例として、せっかく施工した防草シートがすぐにボロボロになってしまうケースがあります。直射日光や摩擦による劣化のせいで、少しでも穴が開いたり、すき間ができてしまうと、そこから雑草はどんどんと葉を伸ばしてきます。失敗しないように、防草シートがすぐにボロボロになってしまう原因をしっかりと理解しましょう。
防草シートには様々な種類があり、最近では100円ショップでも売られているほどです。値段だけをみて耐久性や耐用年数をよく見ずに選んでしまうと、このような失敗を招きます。
また、下地施工用の防草シートをむき出しで使用すると、太陽光や摩擦によりすぐにボロボロになってしまいます。正しい選び方で防草シートを選びましょう。
防草シートを敷いているのに
雑草が生えてくる
-
-
防草シートを敷いているのに、雑草が生えてくるケースもよくあります。きちんとした方法で施工したのにどうしてだろうとお悩みの方も多いのではないでしょうか。実はこれには明確な理由があり、適切な商品選びとお手入れ方法を実践することで未然に防ぐことができます。
突き抜けて生えてきている
防草シートにはチガヤやスギナなどの強雑草に耐えられるものとそうでないものに分かれています。強雑草が生える場所に、強度の低い防草シートを施工してしまうとシートを突き破ってしまい、防草シートの効果がなくなってしまいます。施工場所の雑草の種類と防草シートの強度は必ずチェックしましょう。
雑草が発芽している
防草シートを敷いていても、雑草の種子は風に飛ばされてどんどんとやってきて防草シートの上に溜まっていきます。砂埃や落ち葉などが堆積していると、飛んできた種子を防草シートの上で発芽させてしまいます。そのため、防草シートの上の堆積物は定期的にチェックして取り除きましょう。
雑草が発生している
防草シートの上に砂利を敷くと、防草シートで地面からの雑草を抑えていても、砂利の層で雑草が発芽してしまうケースがあります。一度雑草を駆除しても、新たな種子が風に乗って運ばれてくるので完全に駆除することはできません。砂利層で発芽した雑草は防草シート上がることで地面に根を張ることができないため、簡単に取り除くことができます。
こちらは防草シートの重ね幅を約3cmで施工した場所の様子です。重ね幅が狭すぎて雑草がすき間から生えてきてしまっています。すき間からの雑草を抑制するために、防草シートの重ね幅は10cm以上取るようにしましょう。
防草シートがめくれてきた
-
-
防草シートを正しい方法で施工できていないと防草シートが風にあおられてめくれてきてしまい、そこから雑草が生えてきてしまいます。また、防草シートがめくれることで、防草シートを地面に固定している固定ピンの周りに負荷がかかり、劣化も早く進んでしまいます。
防草シートの施工には基本的に固定ピンを使います。一般的に固定ピンは50cm間隔で打ち込み防草シートを固定します。固定ピンの数が少ないと、防草シートが地面から浮いてしまい、風にあおられてめくれやすくなります。
防草シートを地面に固定するピンには様々な種類があります。固定ピン選びを誤ると、ピンが防草シートよりも早く劣化してしまったり、すぐに抜けてしまったりする可能性があります。地面の硬さや石の多さ等、ピンを打ちこむ地面の状態に合わせて選ぶ必要があります。
防草シートに当たる雨の音が気になる
-
-
防草シートを敷いた際の意外なデメリットとして、防草シートに当たる雨の音が気になるという意見をよく目にします。防草シートを施工する際に、防草シートと地面の間が空洞になっていることで、太鼓と同じ原理で雨音が響きやすくなっていることが原因です。防草シートを敷く前に地面を出来るだけ平らにすることで、雨音が響きにくくなります。
防草シートを敷いている
地面に凹凸がある場合、薄くて硬い防草シートは、地面と防草シートとの間が空洞になりやすく、雨音が響きやすくなります。そのため、お家の庭などの騒音が気になる場所に施工する方は、表面に短繊維不織布というフェルトのような素材を使用した質感の柔らかい防草シートを使用することをおすすめします。
質感の柔らかい防草シート
防草シート施工で
失敗しないためのポイント!
正しい防草シート選びをする
-
-
防草シートは、施工場所、施工方法、耐用年数、強度に応じて様々な種類があります。防草シートの種類を理解して、それぞれの特徴を把握することで自身の使用用途に合った適切な防草シートを選ぶことができます。
選び方を動画で解説!
施工前にきちんと下準備を行う
-
-
防草シートを敷く前に、草を刈るだけでも防草効果は発揮しますが、防草シートと地面の間にすき間ができてしまい、めくれやすくなったり、すき間から雑草が生えてきてしまう可能性が高くなります。そのため防草シートを施工する前は、雑草を根っこからきちんと取り除くことをおすすめします。
施工後は定期的にメンテナンスをする
-
-
防草シートを敷いただけでも雑草対策にはなりますが、長く効果的に使用するためには、定期的にメンテナンスをすることが重要です。毎年、草刈りや草むしりをする手間と比べると断然楽なのできちんとメンテナンスをしましょう。
RESTAイチオシ
防草シートはこちら!
-
強雑草にも対応!
不織布2層構造によりチガヤやスギナなどの葉先の尖った強雑草にも耐えられる強度を実現!
-
耐用年数約10年!
耐用年数約10年で長く安心してお使いいただけます。長期間雑草処理の手間を省けるのでおすすめ!
-
地面にフィットしやすい!
柔軟性の高い素材で地面の凹凸や壁際にもぴったりフィットし、雑草が生えてくるすき間を無くすことができます!
防草シート商品ラインナップ
曝露(むき出し)施工用防草シート
耐用年数約10年
耐用年数約3~5年
-
曝露施工用防草シートで
RESTA最安値!とにかく安価で雑草対策をしたい方におすすめ!リーズナブルな価格ですが、十分な強度があり、青色のライン入りで施工性にも優れています。
1m×10m巻 税込693円/本織布 耐用年数約3~5年
下地施工用(砂利下・人工芝下)
防草シート
-
巻の中心部分にシワがあるアウトレット品。十分な強度と透水性を兼ね備えています。砂利下用のグレーと人工芝下用のグリーンをラインナップ!
1m×10m巻 税込958円~/本不織布耐用年数約10年