防草シートの施工方法 曝露施工編

正しく施工して効果的に雑草を抑えよう! 防草シートの敷き方
~曝露施工編~

雑草の発生を効果的に抑えることができる防草シートですが、施工方法を誤るとその効果は半減してしまいます。今回は防草シートをむき出しで使用する「曝露施工」の方法をご紹介します!ポイントを押さえて正しく施工しましょう。

防草シートの
曝露施工の方法をご紹介!

防草シート施工で使用する
道具と材料

※このページで使用している画像は旧仕様の高密度防草シートの為、実際の商品と色味が若干異なります。

防草シートを施工していこう!

STEP1

施工場所の整地

  • 防草シートを敷く前の下地処理とは
  • 防草シートをすき間なく敷くためには、
    施工場所の整地が重要!

    まずは防草シートを施工する場所をきれいに整地します。雑草が生い茂っている場合は、雑草の除去を行い、地面が平らになるようにしましょう。ここで地面に凹凸があると防草シートと地面の間にすき間ができ、雑草が発生しやすくなったり、風であおられやすくなるので注意しましょう。

施工の下準備のPOINT!

  • できるだけ根から取り除く
  • 突き抜け力の高い雑草は
    できるだけ根から取り除く

    スギナやチガヤなどの葉先の尖った雑草が生えている場合は、スコップ等で掘り返しながらなるべく根っこから取り除くことをおすすめします。

  • 状況に応じて除草剤を散布する
  • 状況に応じて除草剤を散布する

    除草剤を散布できる状況であれば、除草剤を散布しましょう。除草剤を散布することでさらに防草効果が高まりますが、デメリットもあるので周囲の環境や、使用場所に応じて判断しましょう。

地面を平らにすることが
難しいときの
防草シート選びのPOINT!

地面が大きく湾曲している場合
→幅広の防草シートはNG!

  • 幅1m程度の防草シートを重ねながら敷くのがおすすめ
  • 地面が大きく湾曲している場合、幅の広い防草シートで一気に敷いてしまうと、防草シートの表面にシワができ、土埃が溜まり、雑草が発生する原因になります。そのため、このような場合は、幅1m程度の防草シートを重ねながら敷くのがおすすめです。

地面に凹凸が複数ある場合
→柔軟性の高い防草シートがおすすめ!

  • 柔軟性の高い防草シートは地面の凹凸にフィットしやすい
  • 地面に凹凸があり、平らに整地することが難しい場合は柔軟性の高い防草シートを使用するのがおすすめです。柔軟性の高い防草シートは地面の凹凸にフィットしやすく、すき間ができにくいのが特長です。

STEP2

防草シートを敷く

  • 防草シートを転がしながら1列目を敷いていきましょう

    防草シートを転がしながら1列目を敷いていきましょう。風の強い日は防草シートを広げすぎると風にあおられてしまうので、少しずつ固定していきましょう。

  • 重ね幅10cm以上確保しましょう

    防草シートと防草シートを重ねる場合は、重ね幅を10cm以上確保しましょう。重ね幅が小さいとすき間から雑草が生えてくる可能性が高まります。

  • 敷地全体に防草シートを敷いていきます

    敷地全体に防草シートを敷いていきます。

  • 柱などはシートに垂直に切り込みを入れてよけましょう

    柱などはシートに垂直に切り込みを入れてよけましょう。

  • 壁際に敷く場合は10cm程度立ち上がらせて敷く

    防草シートを壁際に敷く場合は、すき間ができないよう、10cm程度立ち上がらせて敷きましょう。

防草シートの重ね幅は
とても重要!

雑草の繁殖力はすさまじく、防草シートの重ね幅が狭いとすき間からどんどんと伸びてきます。こちらは重ね幅約3cmで施工した場所の様子です。50cm間隔で固定ピンを打設しているにもかかわらずこんなにも雑草が生えてきています。このような状態にならないために防草シートの重ね幅には十分に注意して敷いていきましょう。

  • すき間から伸びた雑草
  • 防草シート同士の重ね幅

地面に傾斜がある時は
防草シートの重ね方を
工夫しよう!

地面に傾斜がある場合、防草シートの重ね方を工夫することで、雨水が地面に届く量を調整できます。防草シートの周囲に植栽がある場合、高い位置の防草シートを下側に重ねることで、重ね合わせた部分のすき間から雨水が地面に流れやすくなります。周囲に植栽が無く、防草効果を高めたい場合は、逆に低い位置から重ねることで、地面への雨水の到達量を減少させることができます。

周りに植栽を植えているとき
防草効果を高めたいとき
STEP3

防草シートに固定ピンを打ちこむ

  • ピンで地面に固定していきます

    防草シートが敷けたら、ピンで地面に固定していきます。

  • 使用する材料

    固定ピンは50cm間隔を目安に打ちましょう。

固定ピンは地面の状態や
施工場所に合わせて選ぼう!

防草シートの固定ピンは、様々な素材、形状のものがあります。地面の硬さや、石の多さ等に合わせて固定ピンを選ぶことで、「固定ピンが刺さらず曲がってしまった・・・」「固定ピンがすぐに抜けてしまう・・・」といった失敗を避けることができます。

STEP4

補修テープですき間を無くす
(必要に応じて)

  • 正方形のテープで補修します

    繁殖力の高い雑草が生えている場所は、ピン穴からの雑草の発生を抑えるために、正方形のテープで補修します。砂埃や水分があるときちんと接着できないので注意しましょう。

  • すき間からの雑草の発生を防ぎましょう

    さらに防草効果を高めたい場合は、シートの重ね部分にもロールタイプの補修テープを貼り、すき間からの雑草の発生を防ぎましょう。

防草シートの施工完了!

約3時間で施工完了

作業開始から約3時間で敷地全体の
防草シート施工が完了しました!

防草シートの施工方法を
動画でチェック!

  • アイコン

    防草シートの施工方法~曝露施工編~

    防草シートをむき出しのまま施工する
    曝露施工の方法を動画でご紹介します。
    約3時間で施工完了!

今回使用した
防草シートはこちら!

  • RESTAオリジナル 高密度防草シート
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    不織布2重構造で、強雑草の突き抜けも抑える高密度防草シート。曝露施工(むき出し)が可能で、空地や庭の雑草対策におすすめ!低価格で高性能なコスパ最強防草シートです。

    1m×10m巻 税込5,800円/本

防草シートを施工した後に
お手入れは必要?

  • 防草シートのお手入れ
  • 防草シートは正しく施工することで高い防草効果を発揮します。しかし定期的なメンテナンスを怠ると、雑草が発生してしまう可能性もあります。長く効果的に防草シートを使用するために簡単なお手入れは行うようにしましょう。

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防草シートの施工方法・豆知識・選び方を
動画やコンテンツ記事で学べる!
防草シート教室

施工方法・防草シートの選び方・雑草対策の豆知識など、お客様の防草シートDIYをサポートする豊富なコンテンツをまとめました。スタッフが実際に防草シートを敷いてみた感想や、リアルな経過観察のコンテンツも必見です!防草シートDIYに失敗しないための参考にしてみてください。

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