車DIYで快適な車中泊が実現できる。自分好みのベッド仕様にDIY!ビニールレザーでハイエースの
荷台にベッドを作る!
キャンプやレジャーなど、車中泊で快適に睡眠を取るのに重要なのは寝心地。DIYならマイカーの内装を自分好みにカスタマイズできます。今回は、ウレタン、コンパネ、ビニールレザーを使って、タッカーでとめる方法でハイエースの車内をフラットなベッド仕様に仕上げるDIYを紹介します!簡単DIYなのでチャレンジしてみてくださいね。きっとお気に入りのカスタムカーで出掛けるのがもっと楽しくなりますよ!
施工前の準備
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用意する道具
- ■スケール
- ■タッカー、タッカー芯
- ■カット定規
- ■カッター
- ■サインペン
- ■はさみ
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使用する材料
■ビニールレザー
■高反発ウレタン5mm厚(クッション材)
■コンパネや集成材などの板
作業に入る前の準備
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ベッドの土台を作る
事前に、ベッドマットを設置するための土台を木材等で作っておきます。今回は、ハイエースの荷台に合わせて、塩ビパイプで土台を組みました。
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必要なサイズに板をカット
車の大きさや形に合わせてコンパネや集成材をカットしておきます。カットした状態で配置に合わせて並べ、それぞれの裏側に印を入れておくと、裏表を間違えて貼ってしまうことが防げます。配置が複雑な場合は位置も書いておくとよいでしょう。
車のベッドマットDIY
ウレタンをカットする
広げたウレタンの上に、板材の裏面が上を向くように置き、
それぞれの板材の形状に沿ってウレタンをカットします。
ビニールレザーをカットする
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ビニールレザーを裏返して床に置き、板を裏面が上を向くように重ねます。
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このとき、板の周囲に巻き込み分を考慮して置きましょう。
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板の端から巻き込むのに必要な長さ分をとった位置で線を引きます。
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ビニールレザーを線に沿ってハサミでカットします。
POINT!
巻き込みに必要な長さについて
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使う板やウレタンの厚みによってビニールレザーの巻き込みに必要な長さを決めます。板の厚みとウレタンの厚みを足した長さに、板の裏に巻き込む分を5cm程度足した長さを目安としてください。
カットした材料を重ねる
カットしたビニールレザーを裏面を上にして置き、その上にカットしたウレタン、
板の順に重ねます。板も裏面が上を向くよう置きます。
※間に挟まれているウレタンが、板とぴったり形が合っているか確認しましょう。
四隅の角をタッカーでとめる
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ビニールレザーの角を内側へ引っ張り、角にしっかりと沿わせます。
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引っ張った状態を保ちながら角の内側の位置にタッカーを1ヶ所打ち込みます。
同じ要領で残りの角もタッカーで1ヶ所ずつ
とめて固定します。
全体をタッカーで固定する
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角の余り部分は、ヒダを作りながら角にビニールレザーをぴったり合わせて形を整え、タッカーで固定していきます。
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少しずつヒダを作りながら、端から1cm位の位置での固定を数回繰り返すときれいに収まります。
まっすぐな辺は約3~4cm間隔で1cm内側にタッカーを
打ち込み、全体を固定していきます。
余分なビニールレザーをカットする
タッカーで固定した位置から1cm内側にカッターを通し、余分なビニールレザーを切り離します。
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角の重なった部分が切りにくい場合はハサミでカットしてもOK!
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同様にこの作業を繰り返して、必要なマットの枚数分を作れば完成です!
材料をカットして重ね、タッカーで固定するだけの簡単DIYで車内用ベッドマットが完成しました。ビニールレザーが汚れたり穴が開いてしまった場合や、ウレタンがへたってきた場合でも、簡単に張り替えが可能なので長く使用することができます。
ビニールレザー
(フェイクレザー・合皮)
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