ドアガラリ・室内ガラリ

「ガラリ」とは、室内と屋外を隔てる壁やドア、窓などに設置される通気口です。ガラリは、室内の空気を新鮮なものに保つために非常に重要な設備です。羽板と呼ばれる幅の狭い板が斜めに複数枚取り付けられ、室内の状態が見えない構造になっています。しっかり目隠しをしながら、室内の空気を循環させることができます。

ガラリにはいくつかのタイプが存在します。一つ目は「ドアガラリ」で、これはドアの一部に取り付けられるものです。二つ目は「換気ガラリ」で、建物の外壁などにはめ込まれ、室内の空気の入れ替えを担います。三つ目は「ガラリ戸」で、このタイプは扉全体がガラリになっています。形状は主に丸型か角形が多く、使用する素材もアルミ、ステンレス、木製など、使用場所に応じて様々な選択肢があります。

換気といえば、多くの人が「換気扇」を思い浮かべるかもしれません。2003年には24時間換気システムの導入が義務化され、より換気への注目が高まりました。現代の住宅は昔と比べて気密性が高く、またシックハウス症候群の対策として、室内の換気は必要不可欠となっています。機械によって強制的に換気をする「強制換気」はもちろんですが、室外と室内、また室内同士の空気の通り道をつくる「自然換気」の両方を設けることで、室内全体に新鮮な空気を循環させることができます。

「ドアガラリ」とは、主にドアの下部に取り付けられる角形の通気口であり、その面積や使用される材質には様々な種類があります。また、扉全体がガラリになっているタイプも存在します。すべての部屋には換気扇や窓があるとは限らないため、ドアガラリによって空気の通り道が作られ、室内全体を換気するために欠かせない役割を果たしてくれます。空気の通り道がなければ、換気扇や窓で換気しているつもりでも、実際には空気は同じ場所を循環しているだけで、室内全体の換気が不十分になることがあります。

ドアガラリは、居住スペースのドアやクローゼット、押し入れ、湿度の高い浴室など、様々な場所で使用されています。特に、換気が重要な事務所や飲食店などでは、強制換気に加えて、電力を一切必要としない24時間自然換気を可能にするガラリを使用し、快適な室内環境を保つことが求められます。

ドア厚に対して調整が可能だから
施工しやすい！

ドア厚27.5～46.4mmまで対応できる調整ガラリのため、現場での施工がよりスムーズで、採寸ミスによるトラブルも起こりにくい仕様になっています。施工に必要なビスもセットでお届けします。

激安価格の
スタンダードタイプ！

シンプルな構成のアルミ固定ガラリです。その分価格もリーズナブル。固定式で、十分な通気口を確保することができます。

アルミ調整ガラリ 30-T

ドア厚に合わせた調整が可能な、アルミ製のドアガラリ。羽板は山型を採用しています。施工に必要なビス付きで、スムーズな現場施工の手助けに。

アルミ固定ガラリ SS20

シンプルなデザインで、様々なドアに合わせやすいアルミ製のドアガラリ。