タイルシールはどんな面に貼れる?タイルシールと壁材の
相性について
裏面の剥離紙をはがして貼るだけのタイルシールですが、壁材との相性によって貼れる場所、はがれやすい場所があります。安心してご購入いただけるよう、実際に様々な面に貼り付けて相性を検証してみました。
実際に貼って検証!タイルシールと壁材の相性は?
今回検証するタイルシールはこちら!
ポリウレタン系粘着剤を使用
イージータイルの粘着剤には、ポリウレタン粘着剤を使用しており、優れた粘着力が特長です。しかし、優れた粘着力を持つイージータイルでも、壁材との相性によって、貼れる場所、貼れない場所があります。せっかく施工したのに剥がれちゃった…とならないために、壁材との相性を検証していきます!
まずはタイルシールを
様々な場所に貼り付けます
1週間経過後の様子を観察
しっかりとくっついていた面
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壁紙(1)
比較的凹凸の少ないデザインの壁紙には時間がたってもしっかりとタイルシールがくっついていました。
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窓ガラス
窓ガラスは表面が平滑なため、タイルシールがぴったりとくっついています。キッチンタイルや化粧ボード等の表面が平滑な面とは相性抜群です。
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ベニヤ板
ベニヤ板は表面に小さな凹凸がありますが、しっかりとくっついています。同じ木材でも表面に木粉が付いた粉っぽい面だとはがれやすくなるので注意が必要です。
剥がれてきている面
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壁紙(2)
表面の凹凸はそこまで大きくありませんが、撥水機能付きの壁紙であるため、タイルシールがはがれてしまっています。
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壁紙(3)
こちらは壁紙の表面の凹凸が大きいため、所々粘着面とタイルシールの間にすき間ができてしまっています。
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椅子の裏
形状が球体のため、タイルシールが元に戻ろうとする力に粘着力が堪え切れずはがれてしまいました。
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90°に折れ曲がった箇所
角に合わせてタイル部分を折り曲げて貼ったため、タイルシールがはがれてしまいました。
壁紙の中でも貼れるものと
貼れないものがあるのは
どうして?
剥がれやすい壁紙の特徴
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撥水・防汚などの機能性壁紙
水や汚れを弾く撥水・防汚機能付きの壁紙は、表面にコーティングが施されているため、タイルシールの粘着剤が付きにくく、すぐにはがれてしまいます。
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凹凸の強い壁紙
多少の凹凸であれば、しっかりと施工することができますが、凹凸が大きな壁紙は粘着剤との接着面が小さくなるため、はがれやすいのが特徴です。
※2019年以降、国内メーカーの壁紙の
ほとんどに撥水加工が施されております。
近年の新築物件の壁紙では、剥がれる可能性が高くなりますのでご注意ください。
(上記に該当する場合は、既存の壁紙を剥がすことで貼付け可能です)
無料サンプルで
試し貼りしていただくことを
おすすめいたします
無料のカットサンプルで実際の質感や色合いをご確認いただくと同時に、実際に施工予定の面に試し貼りして、相性をお確かめください。各商品の購入ページの「サンプル無料請求」ボタンからお申し込みいただけます。
※1度貼ったタイルシールをはがす際に下地を傷つける可能性がありますのでご注意ください。
マスキングテープで
原状回復できるって本当?
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タイルシールを貼る前に、マスキングテープを壁に貼ることで原状回復ができると言われることがありますが、マスキングテープは、塗装やシーリング・コーキングの際の保護用テープであるため、剥がすことを前提として作られています。長期間貼りっぱなしにすると粘着剤があと残りしたり、下地ごとはがれてしまったりする可能性があります。そのため、マスキングテープの種類にもよりますが、数か月から1年に1度は貼りかえる必要があります。
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