ファイバーテープ(寒冷紗)
の使い方
プロが実際に施工した写真を交えながら、ファイバーテープを使った下地ボードの補強方法と、ひび割れ(クラック)の補修方法を詳しく解説!DIYに挑戦する際には、ぜひ参考にしてみてください!
ファイバーテープを使った
下地の補強
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下地の補強方法を動画で確認!
ファイバーテープ、パテ、ヘラ、
サンドペーパーを使って下地を補強します。 -
石膏ボードを補強する
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今回は石膏ボードにファイバーテープを貼っていきます。一般的な住宅で使われているボードは、継ぎ目部分に「乾燥収縮クラック」や、温度変化による「ひび割れ」などが起こる場合があるため、ファイバーテープで継ぎ目を補強する必要があります。
ファイバーテープを貼った後は、不陸(平らではなく凹凸がある部分)をなくすために、パテを塗って平らにします。
ファイバーテープを貼る
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横方向の継ぎ目部分にファイバーテープを貼ります。一気に貼ろうとするとズレるので、手で抑えながら少しずつ貼っていきます。
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端まで貼ったら、カッターでカットします。地ベラを使うとより効率的にカットできます。
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次に縦の継ぎ目にもファイバーテープを貼っていきます。
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テープ同士が重なると不陸ができてしまうので、横方向に貼ったテープと重ならないように、途中でカットします。
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カットした続きから同様に貼ります。
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下まで貼ったらカッターまたは地ベラでカットしましょう。
パテ処理を行う
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不陸をなくすために、パテベラを使ってテープの上にパテを塗ります。パテをとり、ヘラを縦にして少しずつ塗ります。
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次に、ヘラを横に動かし、余分なパテを削ぎ取ります。塗った幅は約10cmになるようにしましょう。
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縦方向も同様の手順でパテを塗ります。
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パテが完全に乾いたらサンドペーパーをかけて、平らにします。
ファイバーテープを使った
壁の補修
ひび割れ(クラック)を補修できる
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壁の下地に使われる石膏ボードは揺れや振動、経年劣化などのよってひび割れ(クラック)が発生する場合があります。その際は、ひび割れの上にファイバーテープを貼り、その上からパテを塗ることで補修できます。
ファイバーテープを貼る
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ボードのひび割れを覆うようにファイバーテープを貼ります。
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不陸をなくすために、ファイバーテープ全体にパテを塗ります。
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次に、先ほど塗った方向と垂直になるようにヘラを動かし、余分なパテを削ぎ取ります。塗った幅は約10cmになるようにしましょう。
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パテが完全に乾いたらサンドペーパーをかけて、平らにします。完全に平らになるまで、パテを塗ってサンドペーパーをかける工程を繰り返します。
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