人気の遮光、遮熱など豊富にご紹介!
ロールスクリーンの
生地の機能性一覧
ロールスクリーンは生活スタイルによって、さまざまな機能を持ち合わせています。直射日光の入る部屋、部屋を暗くせず光を取り込みたいけど日射反射でエコがいい、朝はゆっくり寝ていたいから外からの光をシャットアウトしたい、浴室の外からの視線を遮りたいなどなど、そんなご希望にロールスクリーンは対応します。
ロールスクリーンの生地とは?
熱加工により張りを出し、
耐久性がある生地に
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ロールスクリーンに使用される生地を実際に見たことがあるでしょうか?国内メーカーが製造するロールスクリーンは、基本的に全てポリエステル100%の繊維を織って生地にし、さらに熱加工を施すことで張りを出し、端のほつれを起こさないように仕上げます。実際に触ってみると一般的なカーテンとは違うパリッとした手触りであることが分かると思います。
これは、生地を上部のローラーにクルクルと巻き取って開閉操作をするというロールスクリーン製品の特性に合わせたもので、この張りのあるスクリーンでなければ、ローラー部で巻きズレをおこして製品が故障したり、生地同士の擦れに耐え切れず早い劣化を起こす可能性があります。
繊維に練り込んだり、
コーティングすることで
機能を持たせる
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ロールスクリーンの生地には、遮光、遮熱、UVカット、抗菌、撥水など様々な機能性を持たせたものがあります。これらは、生地自体に熱反射効果のある繊維を織り込んだり、仕上がった生地に対して表面や裏面にコーティングを施すことで撥水性や遮熱性を持たせたものなど加工は様々です。ロールスクリーンは基本的に、メカの構造によって操作性に変化を持たせ、生地に使用する繊維や加工の違いによって機能性が異なります。
メカの種類に着目されがちですが、生地にもこだわってロールスクリーンを選ぶことで、生活をより快適にすることができます。
以下で、生地の機能性やその特徴を全てご紹介しますので、是非商品選びの参考にしてください。
遮光ロールスクリーン
遮光ロールスクリーンの種類
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遮光ロールスクリーンには大きく分けて2つの種類があります。1つは生地の密度を高めることで光を遮り遮光性を高めたタイプ。もう1つは生地の裏面にアクリルコーティングを施すことで遮光率を99.99%以上まで高めたタイプです。アクリルコーティングを施すことで、裏面がビニールシートのようなツルっとした生地に仕上がり繊維の隙間を埋めるため、より高い遮光率を発揮してくれます。アクリルコーティング生地とそうでない生地の見極めは、各商品ページに素材詳細の記載がありますので、そちらをご確認ください。
遮光ロールスクリーンの効果
遮光率を高めることで、光を遮ることはもちろんですが、日射熱や空気の出入りを抑える効果もあるため、おのずと遮熱性や断熱性も高くなるのが特長です。ただ、1つ注意が必要なのが、ロールスクリーンは製品の構造上、製品上部のメカ部分よりも生地幅の方が1~2cm程度小さく設計されています。そのため、窓枠内側に取り付ける「天井付け」の場合、窓枠と生地の間に隙間が生じ、この隙間から光漏れが起こります。より遮光生地の効果を得たいなら、窓枠を覆うように窓枠外に取り付ける「正面付け」を選びましょう。天井付けと正面付け付けは全ての商品でご注文時に選択可能です。
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天井付け(窓枠内側に取り付け)
ロールスクリーンを天井付けにした場合、特に左右に隙間が生じていることが分かります。また、下部も窓枠にピッタリ付けることは出来ないため、5mm程度は隙間が生じます。
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正面付け(窓枠を覆うように取り付け)
ロールスクリーンの正面付けは、一般的に左右上下ともに窓枠より5cmずつ程度大きめの製品を取り付けます。遮光性にこだわる場合は、さらに5cm程度大きいサイズで指定してもよいでしょう。
遮光ロールスクリーンのおすすめ商品
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アクリルコーティングで遮光性抜群
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生地の素材感を残した高密度遮光
遮熱ロールスクリーン
遮熱ロールスクリーンの仕組み
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ロールスクリーンの遮熱生地には、熱反射性能の高い繊維を使用したタイプや遮光生地と同様に裏面にアクリルコーティングを施すことで遮熱性を高めたタイプがあります。こちらも基本的にはアクリルコーティングのタイプの方が遮熱性に優れますが、アクリルコーティングの場合遮光性も高いためお部屋が暗くなるというデメリットがあります。日中の強い日差しを抑えつつ採光もしたい場合は、各商品ページに記載された生地の透過性も確認しましょう。
遮熱ロールスクリーンの重要性と効果
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暑い夏の季節、屋外から室内に入ってくる熱エネルギーを100%とすると、窓などの開口部から室内に入ってくるエネルギーは71%といわれています。暑い夏を快適に過ごすためには、窓から入ってくるエネルギーを軽減する必要があります。日射熱の透過を抑えることで、室内の温度の上昇を抑え、省エネ効果が期待できます。遮熱ロールスクリーンの節電効果率は低いもので20%、高いものでは45%程度あります。同じ遮熱タイプでも効果の高さが異なるので、各商品ページに記載の遮熱効果詳細をご確認ください。
遮熱ロールスクリーンのおすすめ商品
UVカットロールスクリーン
UVカットロールスクリーンの機能性
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窓から入る紫外線をカットして、お部屋の家具やお肌を守ります。カット率はA~Dの4段階あり、最も等級の高いA級は90%以上の紫外線を防いでくれます。外光はしっかり通すので、お部屋が暗くなる心配もありません。
UVカット機能は単体で付いていることは少なく、ほとんどの商品が遮熱や遮光とセットで備わっています。
UVカットロールスクリーンの
おすすめ商品
撥水ロールスクリーン
主に浴室やキッチンの使用に最適
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撥水加工が施されたロールスクリーンは、カビが生えにくく汚れも付きにくい特長があります。主に浴室やキッチンなど水まわりでの使用を想定された生地のため、目隠し効果も高い商品が多いです。
ただ、浴室に使用する場合は、生地だけでなくメカ部分も耐水仕様になっているものを選ぶ必要があります。商品名に「浴室」と記載のあるものは、浴室で使用可能なタイプです。
撥水ロールスクリーンのおすすめ商品
抗菌・抗カビロールスクリーン
主に浴室やキッチンの使用に最適
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細菌の増殖やかびの発生を抑える加工を施した安心性能のロールスクリーン。抗菌や抗カビの加工も、繊維に抗菌剤等を練り込んだ前加工のタイプと、仕上がった生地にコーティングをする後加工のタイプがあります。JIS規格により、一定基準を上回るとマークの掲載が可能な機能で、それ以外のより詳細の数値データは各メーカーで公表がありません。そのため、後述するSEK認定品以外は、抗菌・抗カビマークの有無のみでの判断となります。
病院等で使用可能な
抗菌ロールスクリーン
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抗菌機能付きのロールスクリーンの中には、「SEK制菌加工マーク」が付いたものがあります。このSEKマークは、一般社団法人 繊維評価技術行議会(JTETC)より「繊維上の細菌の増殖を抑制する加工のうち、認定基準を満たすもの」に承諾された証です。赤いSEKマークは医療機関や介護施設、行政機関等に使用可能。黄色いSEKマークは、一般家庭などで幅広く使用可能な生地です。より清潔に、安心感のある住まいづくりをしたい方は、このSEKマーク付きの生地をお選びいただくと間違いありません。
抗菌・抗カビロールスクリーンの
おすすめ商品
ロールスクリーン教室
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ロールスクリーン豆知識
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お手入れ・トラブル対策
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使い方・おすすめ事例
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生地の特長
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採寸・取付方法
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手作りロールスクリーン