パンチカーペットの厚みによる違い

パンチカーペットは繊維と基布でできています。繊維や基布の厚みによって、クッション性や防音性等に違いがあります。厚みがあればあるほど耐久性、防音性、クッション性が増します。パンチカーペットを使用する場所や、人が歩く頻度に合ったパンチカーペットの厚みを選びましょう。厚みが薄くなると軽くなるので持ち運びやすく、屋外でのイベント等にも最適です。

パンチカーペットは商品によって厚みが異なります。一般的には、約3mm厚程度の商品が多く、厚手のものは6mm前後の厚みがあり、一般的なパンチカーペットの約２倍の厚みがあります。使用する場所や用途に合わせてパンチカーペットの厚みを選びましょう。

パンチカーペットの耐久性は厚みではなく密度によって決まります。どれだけ分厚いパンチカーペットでも密度が小さければ摩擦によって劣化してしまいます。厚みがなくても繊維が詰まっており、密度の高いパンチカーペットは人通りが多いイベントでも劣化しにくく、丈夫です。

厚みがあるパンチカーペットは、特段耐久性が高いとは限らないため、人通りの多いイベントで使用するには少し不向きです。しかし、厚みがあるパンチカーペットはクッション性があるため、屋外のイベントや、高級感を演出したい特別なイベントにおすすめです。

野外でのイベント

厚みのあるパンチカーペットは砂利の上に敷いても、凹凸が目立ちません。野外で足場の悪い会場でも踏み心地の良さを実現することができます。

高級感を演出したい特別なイベント

厚みのあるパンチカーペットは、ふかふかと上質な踏み心地が特長です。そのため高級感を演出したい特別なイベントでの使用におすすめです。

裏面にラバー加工が施されているパンチカーペットは、屋外で使用する際に注意が必要です。このラバー加工には界面活性剤が使用されており、水に濡れると石鹸のように泡立ってしまいます。そのため、雨に濡れる可能性がある場合はこのタイプのパンチカーペットは使用しないようにしましょう。

約2mm厚程度のパンチカーペットは、比較的軽量で持ち運びがしやすいため、引越し作業や現場作業などの一時的な養生材として活躍します！一方、人通りの多いイベントでは劣化しやすいため、長期的な使用は避けるようにしましょう。