カジュアルにお茶会が楽しめる毛氈を敷いて
野点(のだて)を楽しもう!
屋外で楽しむお茶会を「野点(のだて)」と言います。和の空間で、鮮やかな赤い敷物を敷いてお菓子を食べ、お茶を飲むといったイメージがありますよね。野点は屋内のお茶会と比べて難しい作法がなく、気軽にお茶会を楽しめるのが特徴です。今回はそんな野点について、作法や必要な道具など詳しくご紹介します。
野点とは?
野点とは屋外で楽しむお茶会のこと
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野点とは屋外で楽しむお茶会のことです。緑あふれる屋外に毛氈(もうせん)を敷いてお菓子とお茶、和の風情を堪能します。屋内のお茶会と違うのは必要な道具と作法です。屋内のお茶会ではお茶を点てる道具以外にも掛け軸など準備が必要ですが、野点ならお茶を点てる道具のみでOK。屋内のお茶会よりも気軽に楽しめるのが特徴です。
野点は作法が簡略化されていて
カジュアルに楽しめる!
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野点の作法は屋内のお茶会ほど難しくありません。これといって難しい作法がなく簡略化されているので、カジュアルにお茶会が楽しめます。おもてなしの心が重要とされているので、お茶をもてなす方もいただく方も、それぞれが気持ちよく過ごせるような配慮をもちましょう。
野点の作法
- お茶をいただく前に、まずは指輪やネックレスなどのアクセサリーを外しましょう。
- お茶の飲み方は流派によって異なりますが、お茶碗の正面を避けて飲むのが基本です。
- お菓子やお茶が運ばれてきたり、食べ終えたら、その都度「ありがとうございます」「頂戴いたします」など受け応えをします。(お菓子はお茶が運ばれてくる前に食べ終えてしまいましょう。)
どれも簡単な作法ばかりなため、気構えずに参加できるのが野点の魅力ですね。また、友人や家族だけで開くお茶会なら、細かい作法は気にせず、ピクニック感覚で気軽に楽しむのがおすすめです!
野点はアウトドアシーンでも人気!
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登山や釣り、キャンプなどアウトドアシーンで、ちょっと一息つきたいときや軽いティータイムに野点を楽しむのも人気があります。大自然を感じながら和の風情を楽しめますので、贅沢な気持ちになります。コーヒーや紅茶を入れる代わりに、ぜひ一度試してみて下さい。
野点の敷物には毛氈が最適!
野点に必要な道具
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野点に必要な道具は茶碗と茶筅、お湯を沸かす道具の3つです。この3つの道具があれば、お茶を点てられます。その他、旅箪笥や茶箱、茶籠など、お茶を点てる道具を持ち運ぶのに便利なアイテムもあります。
さらにお茶会の風情を楽しめる
アイテム「毛氈」
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和風のピクニック、アウトドア感覚で、自分たちの好きな場所で野点をする場合は、毛氈という敷物も必要です。濃くて明るい鮮やかな赤色で、茶道には欠かせない伝統敷物として使われています。ピクニック用の敷物よりも、圧倒的に「和」「お茶会」の雰囲気が生まれ、より一層お茶会の風情が楽しめます。
野点で毛氈を敷くメリット
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そもそも毛氈とは、羊毛などの獣毛を原料にした敷物で、クッション性があり疲れにくいのが特徴です。お茶会に主流の赤色の毛氈は、緋毛氈(ひもうせん)と呼ばれています。
屋外に緋毛氈を敷くだけで、本格的なお茶会のムードを演出できます。屋外の生き生きとした緑と鮮やかな緋色の毛氈のコントラストが美しく、一気に華やかな空間が生まれます。緋毛氈を1枚敷くだけで、非日常の特別感が感じられ、野点もより一層楽しむことができます。
毛氈は大人数での野点にもおすすめ
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大人数で野点をする際、ピクニック用の敷物やビニールシートですと、なかなか大きいサイズのものが見つからないこともあります。毛氈なら、大人数でも使える巾の広いサイズもラインナップしてありますので、使い勝手も良くおすすめです。
複数枚で敷物を分割するのではなく、1枚でカバーできるので見た目もダイナミックで風情があります。大人数で野点をする際は、ぜひ巾の広い毛氈をチェックしてみて下さい。
カジュアルにお茶会を楽しめる
野点(のだて)
屋外でお茶会を楽しむ「野点」は、屋内のお茶会よりも難しい作法がなく、和風のピクニックとしてカジュアルに楽しむことができます。野点に最低限必要な道具は、お茶碗、茶筅、お湯を沸かす道具の3つ。敷物として赤い色の毛氈(緋毛氈)を選べば、たちまち和の風情が生まれ、非日常的な特別感を味わうことができます。
大自然の緑に毛氈の鮮やかな赤色が映え、空気がゆったりながれるような華やかな空間で野点を楽しみましょう。
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