
製品の特長や使い方が分かる!プリーツスクリーンの
豆知識やメリット・デメリット
生地のバリエーションの豊富さ、使い勝手の良さが魅力のプリーツスクリーン。1台でいろんな楽しみ方があって、窓回りの優秀なインテリアです。今回は、そんなプリーツスクリーンの知っているとちょっと得する豆知識やメリット・デメリットをご紹介します!
知っておきたい
プリーツスクリーンの豆知識
プリーツスクリーンは
欧米発祥の窓インテリア
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日本では和室の窓のインテリアに選ばれているプリーツスクリーンですが、実は欧米から日本にやってきたものと言われています。それを日本の伝統的な素材「和紙」で作ることで、和室の和やかな雰囲気にぴったりのアイテムとなりました。
現在のプリーツスクリーンの素材は年々改良が進み、ポリエステルやポリプロピレンの不織布など、汚れや破れに強いものになってきています。化学繊維で様々なアレンジが効くようになったので、洋室や寝室に合うテクスチャーも多く出来上がりました。
プリーツスクリーンの主な素材
「不織布」とは?
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不織布とは繊維を織らずに熱や科学的な作用で絡み合わせたシート状のもので、文字通り「織っていない布」です。皆さん不織布という言葉を「聞いたことはある」程度かもしれないですが、お部屋のお掃除シートやマスク、コーヒーのフィルターも実は不織布。とても身近な存在です。
不織布にはたくさんの物質が使用できるのですが、プリーツスクリーンには通常の衣料品に使用されるポリエステルや、さらに耐久性が求められる衣料品に使用されるポリプロピレンが主な原料となっています。とても丈夫な繊維のため安心してお使いいただけます。
ジャバラ状のスクリーンに
断熱効果がある
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断熱性のある窓インテリアといえば、ハニカムスクリーンが人気ですが、プリーツスクリーンにも断熱効果があります。
ジャバラ状の折り目(プリーツ)に空気がたまり、室温を逃がしにくい構造になっているためです。
また「光を採り入れるもの」という印象が強いですが、遮熱性の高い生地もあり、日射熱を40%以上カットできるタイプも。
見た目の美しさだけでなく、機能性の面でも頼れるアイテムです。ちなみに「プリーツ」とは、布にひだ(折り目)をつけた形状のこと。
実はカーテンにもプリーツスタイルがあるのをご存じでしょうか?見た目や用途に違いはありますが、どちらも空間演出に大きく関わる大切な要素です。
プリーツスクリーンのメリット
他の窓まわり製品と比較したときのプリーツスクリーンの特長やメリット・デメリットをまとめてみました!ぜひ窓インテリア選びの参考にしてみてください。

採光と目隠しを同時にできる!
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プリーツスクリーンは1台にレースと厚手生地の2枚を搭載したツイン(ペア)タイプが選べます。2枚の生地は上下で分かれており、通常だとレースが上になりますが、配置を反転させた仕様も選択可能です。
他製品では生地が前後2枚に分かれて配置されているタイプが多くなりますが、プリーツスクリーンは上下配置のため奥行きがコンパクトになります。
また、太陽光は上部から入り込むことが多いため、上部のレースで採光しながら下部の厚手生地で周辺からの視線をカットする、といった使い方ができる点が大きなメリットです。
他の調光操作可能な窓製品と比較
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ブラインドの場合
オフィスや店舗・施設などでもよく見かけるブラインド。スラットの角度を変えることによって調光操作が可能です。ただ、採光する場合は光が窓を通してそのまま入ってくるので眩しく感じたり、程よい採光具合に調整するのが難しいデメリットがあります。また、アルミ製のブラインドの場合はスラットによっては光が反射するため、パソコンやテレビなどのモニターの位置によっては見づらくなってしまう場合があります。
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バーチカルブラインドの場合
バーチカルブラインドとは、ブラインドの羽を縦向きにした製品です。羽に使用されるのは主にポリエステル繊維の織物生地のため、アルミ製のブラインドよりもやさしく光を採り入れます。また、厚手生地とレース生地を交互に配置した「センターレース仕様」があり、厚手生地を窓に対して垂直方向に調整したときにレース生地が水平方向に動き、採光することができます。
バーチカルブラインドは調光操作も比較的しやすい製品ですが、基本的には製品全体で採光するか、遮光するかという調整になるため、部分的に採光できるプリーツスクリーンと使い勝手が異なります。 -
ダブルロールスクリーンの場合
ダブルロールスクリーンは1台にレース生地と厚手生地を搭載し、前後に配置した製品です。それぞれの生地で開閉操作できるためカーテンのように調光できるのが特長です。ただ、2枚を前後配置するため製品の奥行が通常タイプよりも1.5倍程大きくなることがデメリットです。
また、レース生地と厚手生地の降ろし方によって調光調整する場合、必ずレースが下・厚手生地が上という配置になるため、一番外光が入りやすい上部は厚手生地で光を遮ってしまうことになります。そのためお部屋の窓の方角等によって向き不向きが出てしまいます。 -
調光ロールスクリーンの場合
調光ロールスクリーンはレースと厚手生地を交互に並べたボーダー柄のような生地を使用した製品です。このボーダー柄の生地が前後に重なるような構造になっており、生地をスライドさせることで生地の重なり具合が変わり、調光操作が可能です。この「スライド式」のタイプは採光と目隠しが同時にできますが、ボーダー柄のため人の視線の位置にもレース生地がきて、時間帯や生地の透け感によっては部屋の中が見えてしまう可能性があります。
調光ロールスクリーンはもう1種類「立体式」のタイプがあり、ブラインドのように羽の角度調整で採光が可能です。このタイプは調光性能は良いですが、価格がグッと上がってしまうことが難点です。

窓枠内側に取り付けても
光漏れが少ない
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プリーツスクリーンは上部のメカ部分とスクリーンの幅がほぼ変わらないこともプリーツスクリーンの大きなメリットです。
メカ系の窓インテリアは、製品によっては仕様上どうしても上部のメカ部分よりもスクリーン幅が短くなり、窓枠とスクリーンの間に隙間が生じてしまうものがあります。生地の遮光性は高くても端からの光漏れが大きく後悔してしまうケースも。
プリーツスクリーンはメカ幅とスクリーン幅の誤差は1~2mm程度なので、隙間漏れを最小限に抑えることができます。
他の窓製品を窓枠内側に
取り付けた場合
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ロールスクリーンの場合
ロールスクリーンは製品上部の生地巻取り部の幅に対して、スクリーンの幅が数センチ短くなり、両端に隙間が発生してしまいます。チェーンなどで開閉操作をする側は1.5~3cm程度、反対側は1.5~2cm程度の隙間があきます(隙間寸法はメーカー・操作方法によって異なる)。
ロールスクリーンは遮光1級生地等も豊富にラインナップされていますが、窓枠内側に取り付ける場合はその性能が発揮しきれない場合があります。遮光性を求める場合は窓枠より縦横10cm程度大きい製品を、窓枠の外側に覆うようにして取り付ける方法が最適です。 -
ブラインドの場合
ブラインドはプリーツスクリーンと同じくメカ部分と羽の幅がほとんど変わらない製品です。ただ、通常のブラインドは羽の角度を一番傾けた状態でも、羽同士の隙間が塞ぎきれないため、光漏れが比較的多い製品です。一部ハイグレードモデルでは羽同士の隙間を少なくしたタイプもありますが、これも完全ではありません。
また、ブラインドは製品の構造上、製品の高さ寸法を羽の枚数の増減によって調整するため、窓枠サイズピッタリに指定できない場合があります。

不織布ならではの光の陰影が楽しめる
プリーツスクリーンの生地は日本の伝統的な和紙作りの技法を取り入れたものもあり、外光が当たると本物の漉き和紙のような透け方をします。和紙独特の光の陰影が楽しめるのは、プリーツスクリーンならではのメリットです。
プリーツスクリーンの
デメリット

幅の大きなプリーツスクリーンは
生地に継ぎ目が入る
プリーツスクリーンはほとんどの製品が幅2mを超えると、生地の中央に継ぎ目が入ってしまいます。生地を降ろした際に継ぎ目が目立ってしまうこともありますが、たたみ上げた際に継ぎ目の部分だけ厚みがあるため山なりになってしまう点もデメリットです。
大きな窓には2台並べて取り付け
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一般的な窓は幅2m以下がほとんどのため問題ありませんが、もし幅2m以上の大きな窓にプリーツスクリーンを設置したい場合は、2台並べての設置の方が綺麗に収まります。プリーツスクリーンは2台並べても製品同士の隙間が空きにくく、見た目も美しく仕上がります。
また、別々で上下操作が可能なため、より細かな調光操作ができたり、出入りの多い窓の場合1台の時よりも開閉操作が軽いという利点もあります。

プリーツスクリーンの生地は
洗濯ができない
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プリーツスクリーンの生地は洗濯機や手洗いでの洗濯はできません。普段のお手入れはハンドモップなどで埃を落とし、もし汚れた場合には中性洗剤を薄めてタオルに含ませ、固く絞ってから軽くなでるように拭きます。
ロールスクリーンでは洗濯可能なウォッシャブルタイプが選べたり、アルミブラインドの場合はしっかり水拭きができるため、お手入れの面では少し不便です。プリーツスクリーンでは、生地自体に汚れが付着しにくい加工が施されたものがあるため、そちらを検討することをおすすめします。
汚れやすい場所には機能性生地を
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撥水加工のプリーツスクリーン
撥水加工の生地は、汚れが付きにくく付いても落ちやすい特長があるため、日頃のお手入れが楽になります。キッチン付近など汚れやすい場所に使用する場合にはおすすめの生地です。
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制電加工のプリーツスクリーン
プリーツスクリーンの生地の多くには制電加工が施されています。制電加工生地はホコリの付着を抑える効果があり、ハンドモップ等でのお掃除の頻度を少なくできるメリットがあります。

通常のタイプは
昇降コードが通す穴から光漏れがある
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プリーツスクリーンはスクリーンをジャバラ状に折り畳んで上下させるため、メカ部分から一番下のボトムレールに向かって昇降用のコードが通っています。通常タイプの場合、この昇降コードはスクリーンに小さな穴をあけて通しているため、そのコード穴からの光漏れが発生してしまいます。家具の配置によっては光がモニターやテレビ等に映り込んでしまったり、寝室を真っ暗な状態にしたい方はコード穴からの光漏れが気になる可能性があります。
コード穴がないタイプも選べる!
プリーツスクリーンのハイグレードタイプは、スクリーンの背面に昇降コードを通し、スクリーンの表面からはコード穴が見えない構造になっています。部屋によっては小さなコード穴でも光漏れが気になる場合があるため、寝室等での使用にはこちらのハイグレードタイプも検討してみましょう。ハイグレードタイプは通常タイプより12%程度価格が高くなります。
プリーツスクリーン使用歴5年のスタッフが実際に使ってみて
良い点・気になる点を解説!
実際にプリーツスクリーンを
使用している場所
プリーツスクリーンはオフィスの商談スペースと、
転居前・転居後の自宅で計3か所使用しています!
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オフィスでの使用事例
オフィスの商談スペースです。オフィス正面の道路からよく見える窓なので人通りも多く、また日当たりも良い場所です。
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自宅での使用事例(転居前)
転居前のスタッフの自宅です。ソファー後ろの小窓とベット横の腰高窓の2か所に設置しています。現在も家族が使用中です。
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自宅での使用事例(現在)
転居後の自宅でもプリーツスクリーンを使用しています。こちらは寝室の窓に、カーテンレール付けで取り付けています。
インテリアとしての満足度が高い!
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ナチュラルな内装に合う優しい色味のスクリーン。
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レースだけ使用すると一気に明るくなる。
オフィスで使用しているプリーツスクリーンは、上部がレース生地、下部が厚手生地になったツインタイプ。日当たりの良い窓なので室内が明るくなって、暖かみのある商談スペースに仕上がっていて大満足。複数台取り付けたため思った以上に窓辺のインパクトも強いのですが、無地のプリーツスクリーンなのでそこまで主張も強くなく、インテリアにかなりマッチしていると思います。
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出窓のサイズピッタリに納まりました。
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カーテンレール付けで壁に穴をあけずに設置。
こちらは現在自宅に取り付けているプリーツスクリーン。寝室で使用しているため生地は遮光タイプをチョイスしました。実はこちらの窓はカーテンレールが天井の凹部分に隠れており、プリーツスクリーンもそのカーテンレールに取り付けています。上部が隠れたことで見た目が本当にスッキリして、サイズも開口部ギリギリを指定したため綺麗に収まっているのが嬉しい!
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プリーツスクリーンはカーテンとも相性が良い。
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自宅の窓枠と部品色がぴったり合ったのは驚き。
転居前の自宅でもプリーツスクリーンを使用していました(現在も家族が使用中)。洋室の雰囲気を崩したくなかったため、こちらもロールスクリーン等で使われるような織物生地をチョイスしました。気に入っているポイントは実は部品色。届いてびっくりしたのですが、自宅の窓枠と色柄がそっくりでした。取り付けてみたら窓枠との一体感が綺麗で、元から備え付けられていたかのような仕上がりに大満足です。
各メーカーで既存の窓枠に合うように5~8色程度、部品色が選べるようになっているため、ほとんどのお部屋で合う色が見つかると思います。
ツイン(ペア)タイプの
調光機能が本当に快適
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ちょうど人が座る高さまで厚手生地を使用。
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日中はレースだけでも外から室内は見えない。
オフィスで使用しているツイン(ペア)タイプですが、この調光機能は本当に便利!こちらはオフィス正面の窓のため、車通りや人通りが非常に多い場所に面しています。
日中はレースだけの使用でも室内は透けておらず、外からの視線は気になりませんでした。ただ、商談スペースを使用する時は、人の身長くらいまでは厚手生地を上げて上部だけレースという使い方が一番快適で、外から見えていない安心感もあります。
光は眩しい感じではなく優しく入り込んでくれるので、日中の商談スペースを使用していない時はレースだけにした方がオフィス全体がパッと明るくなって気持ちよく仕事ができます。
この窓には、色々な使い方ができるプリーツスクリーンがベストな選択だったと思います。
操作方法は場所に合わせて検討が必要
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コード操作は製品の重みがダイレクトに伝わる。
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大きなサイズでもチェーン式の方が操作感が軽い。
実際使ってみて少し残念だった点も。正直、コード操作は小さな窓でもちょっと重たいなと感じます。今自宅で使ってるプリーツスクリーンはW130.5cm×H110cmのコード式ですが、製品の重みがダイレクトに伝わってきて、コード自体の耐久性も少し心配になります。ただ、転居前の自宅でもコード式を使用しており、5年目の今も故障は無いため、このあたりは要らぬ心配かもしれませんね。
一方オフィスのプリーツスクリーンはW198cm×H210cmのワンチェーン式タイプですが、こちらはギアが搭載されてて操作感が非常に軽いです。自宅のものよりかなり大きいサイズですが、オフィスのプリーツスクリーンの方が軽く感じるくらいです。
自宅では共用廊下に面した窓という事もあって、プリーツスクリーンを開ける機会が少ないためコード操作もそこまで気にしていませんが、開閉頻度高い場所では違う操作方法を選んだ方が良いかもしれません。
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自宅用のプリーツスクリーンを購入した際には無かったのですが、今は「スマートコード式」という操作方法が選べるようになっています。
ヘッドボックスの端に短い操作棒が付いていて、その下の先端部分を下に引っ張るとスクリーンが開閉できます。
メーカーの方に紹介いただき、実際に製品を操作してみましたが、コードを引くだけでスイスイとスクリーンが動いて操作感も軽く、何より見た目がスッキリ!コードやチェーンが長く垂れるよりも本当にスマートで、今から新しくプリーツスクリーンを購入するな、こちらのタイプが断然おすすめです。
製品や生地の耐久性について
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3か所で使用中の製品は、どれもしっかりとプリーツ生地の水平ラインを保っていて、生地の色褪せや操作部の不具合などは見られないため、正しく使用していれば5年使用時点(現在の自宅は3年程度)では耐久性には全く問題ありませんでした。
強いて挙げるならオフィスで使用中のツイン(ペア)タイプのプリーツスクリーンは、レース生地の昇降コードが通っている部分だけ少し歪みが出ているようです。ただ、使用年数を考えると許容範囲で気になる程ではありませんでした。

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断熱生地のハニカムスクリーン