ペンキといえば
水性多用途塗料
ペンキのイメージとして「ニオイがある」というのはもう昔のことです。今のペンキの主流は水性塗料となり、かつてペンキの代名詞であった油性塗料のイヤなニオイはほとんどありません。耐久性もあがり、機能面においても油性塗料に比べてかなり近いレベルにまで塗料の開発は進んでいます。初めてのペイントはこの水性多用途塗料を使うのがオススメ!ほとんどの部分にそのまま塗れるので、とっても簡単です!
水性多用途塗料選びのポイント
水性多用途塗料にも種類があります。
よい塗料に出会えるようにポイントを確認しましょう。
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ポイント1
屋内or屋外ペンキをどこに塗りますか?屋内だけで使用するならF☆☆☆☆マークの付いた塗料がオススメです。水性多用途塗料は屋内だけで使用できる塗料と、屋内屋外の両方に使える塗料の2種類があります。
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ポイント2
樹脂の種類樹脂とは塗料が乾燥した後に塗膜を作る成分です。アクリルが主成分であるものが多く、きれいな仕上がりになります。屋内使用ではアクリルのみで十分ですが、屋外での耐久性が必要であればウレタンを主成分としたもの、もしくはシリコンやフッ素を配合した塗料の方が適しています。
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ポイント3
ビニール壁紙に塗れる?日本の住居の屋内カベのほとんどはビニール壁紙で仕上げられています。そのビニール壁紙に直接ペイントするのであれば、対応品を選ぶ必要があります。一般的な水性多用途塗料をビニール壁紙に塗るときれいに仕上がりません。
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ポイント4
ツヤとカラーバリエーション仕上がりの重要な要素になります。ツヤには主に「全ツヤ・半ツヤ・ツヤ消し」の3種類があります。施工の面から見るとツヤ消しの方がハケむらが目立ちにくく、きれいに仕上げやすいです。お好みのカラーがない場合、同種の塗料であれば混合して調色することが可能です。
塗料を選ぼう!
一般水性多用途塗料
従来からの水性ペンキといえばこの塗料です。ビニール壁紙には塗れません。
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樹脂…アクリル、シリコン
屋外使用…可能
防錆と防カビ機能を持ったロングセラー商品で、屋内・屋外に関わらず最もおすすめの商品です。 -
樹脂…アクリル、シリコン
屋外使用…可能
フレッシュワイドよりもさらにホルムアルデヒドを抑えた環境にやさしい塗料です。 -
樹脂…アクリル、ウレタン
屋外使用…可能
屋外の使用に特化した塗料で、非常に耐候性が高い塗料です。防錆・防カビ機能もあります。 -
樹脂…アクリル、シリコン、フッ素
屋外使用…可能
フッ素を配合することにより、汚れに強い特長があります。耐候性もあり屋外使用に適しています。 -
樹脂…アクリル、シリコン
屋外使用…可能
45色のうち白と黒のみツヤ消しがあります。耐久性に優れたロングセラー商品です。
ビニール壁紙に塗れる塗料
一般多用途塗料よりも耐久性の面では低くなりますが、ビニール壁紙にも塗れる塗料です。
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樹脂…アクリル
屋外使用…不可
色濃度が高いためムラになりにくく、最も簡単できれいに仕上げやすいRESTAで1番人気の塗料です。 -
樹脂…アクリル
屋外使用…不可
最も知名度の高いビニール壁紙対応の塗料です。多くのカラーを選択できます。
その他の水性多用途塗料
特定の目的を持った塗料ですが、多用途塗料として使用できます。
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樹脂…アクリル
屋外使用…不可
カントリー調の仕上げに最適なミルク原料の多用途塗料です。各種メディウムも充実のラインナップです。 -
樹脂…アクリル
屋外使用…可能
防錆、防カビ、耐水性に優れているため、庭の鉄部や木部の塗装に最適な塗料です。 -
樹脂…アクリル
屋外使用…可能
耐水性、耐候性に優れたガーデンデザイン用の塗料です。エナメルタイプの他にステインタイプもあります。
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