菊水化学工業 2液弱溶剤形オールマイティー ふっ素樹脂クリヤー キクスイ SPパワーフッ素クリヤー
フッ素樹脂とシリコン樹脂を配合したクリアー塗装。高耐久性はもちろん、超低汚染性・UVカットを兼ね備えた住宅の外観を長くきれいに保つのに最適な塗料です。
キクスイ SPパワーフッ素クリヤーの特長
クリアー層が外壁を保護
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一般的にアクリル樹脂塗料であれば5~6年の耐久年数とされ、居住年数を考えると改修回数が少ないとは言えません。「キクスイ SPパワーフッ素クリヤー」は優れた低汚染性を発揮する「シリコン樹脂」と抜群の耐久性を発揮する「4フッ化フッ素樹脂」を配合、サイディングボードや上塗り塗装の上にクリヤーを塗布することで長期にわたり外壁の対候性や美観を保持することができます。
高耐久の2種類の樹脂
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シリコン
強力なシロキサン結合を形成し、紫外線による劣化を抑えるとともに高い防汚性を発揮します。
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フッ素
フッ素樹脂の強力な融合により対候性に優れています。
紫外線を効率よく吸収
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キクスイ SPパワーフッ素クリヤーを旧塗膜の上に塗装することにより、旧塗膜への紫外線の影響を抑えることができます。一般的なクリアー塗装では透過してしまう紫外線を効率よくカット。可視光は透過するため、旧塗膜の色を残したまま高い保護機能を加えることができます。
用途・適応下地
サイディングボード各種・石材調塗材
注)シーリング面は、塗膜の汚染・剥離などの不具合を起こす場合があるため
施工しないでください。
標準施工要領
サイディングボード下地(艶有仕上げ)
工程 | 材料 | 塗装 | 回数 | 工程時間(h) | 所要量 |
---|---|---|---|---|---|
素地調整 | サイディングボードの補修を行い、エフロレッセンス、ゴミ、砂塵、油脂分などの付着物はワイヤーブラシ、かわすき、サンドペーパー、ウエスなどで除去してください。高圧洗浄機にて水洗いし、乾燥した清浄な面とします。 | ||||
上塗り | キクスイ SPパワーフッ素クリヤー (全艶) |
はけ、ウールローラー | 2 | 工程内4以上 | 0.24 ~ 0.28kg/m2 |
- 上記の各数値は、全て標準のものです。施工方法・下地の形状によって異なります。旧下地の種類によっては、下塗りが必要な場合があります。
- 塗料用シンナーAは、専用品をご使用ください。その他のシンナーを使用した場合はちぢみや再溶解等の不具合が発生する恐れがあります。
サイディングボード下地(3分艶仕上げ)
工程 | 材料 | 塗装 | 回数 | 工程時間(h) | 所要量 |
---|---|---|---|---|---|
素地調整 | サイディングボードの補修を行い、エフロレッセンス、ゴミ、砂塵、油脂分などの付着物はワイヤーブラシ、かわすき、サンドペーパー、ウエスなどで除去してください。高圧洗浄機にて水洗いし、乾燥した清浄な面とします。 | ||||
上塗り(1回目) | キクスイ SPパワーフッ素クリヤー (全艶) |
はけ、ウールローラー | 1 | 工程内4以上 | 0.12 ~ 0.14kg/m2 |
上塗り(2回目) | キクスイ SPパワーフッ素クリヤー (3分艶) |
はけ、ウールローラー | 1 | - | 0.12 ~ 0.14kg/m2 |
- 上記の各数値は、全て標準のものです。施工方法・下地の形状によって異なります。旧下地の種類によっては、下塗りが必要な場合があります。
- 凹凸が大きい下地では、塗膜に厚みが出て艶が消えにくいことがあるため、施工は控えてください。
- 塗料用シンナーAは、専用品をご使用ください。その他のシンナーを使用した場合はちぢみや再溶解等の不具合が発生する恐れがあります。
注意事項
【施工上の注意事項】
- 下地がコンクリート、モルタルの場合は素地の乾燥は十分に行い、水分10%以下、pH10以下で施工してください。
- 外部の下地で巣穴、段差などがある場合、セメント系下地調整塗材「BR#15」等で処理してください。
- シーリング材の上に施工する場合、シーリング材の種類等により、汚染や密着不良を起こすことがあります。
- 材料は直射日光下又は0℃以下での保管は避けてください。
- 溶剤形の製品を取り扱う場合は特に火気に注意し、消防法及び労働安全衛生法等を厳守してください。
- 施工時は換気を十分に行ってください。
- 希釈の必要な製品は指定の希釈材を使用し適切な量、適切な方法で均一に薄めてください。
- 施工場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上又は結露の発生が考えられる場合は、塗膜の乾燥過程で種々の欠陥を生ずることがありますので、施工を避けてください。
- 各種標準施工仕様に記載の所要量及び間隔時間を守って施工してください。
- 降雨、結露、降雪のおそれ、または強風のおそれがある場合は施工を避けてください。
- 磁器タイル洗浄用の酸が表面に付着すると変色したり、溶解することがあります。磁器タイルの洗浄用の酸が塗装面に付着する可能性がある場合は、必ず塗装面のマスキングを行ってください。
- 軽量モルタル、ALCパネル、高断熱型窯業系サイディング及び発泡ウレタンなどに施工する場合は、蓄熱したり、水の影響や、下地の状態、塗装時の環境などの条件により、塗膜の膨れ、はがれなどが生じることがあります。
- 被塗物の形状、膜厚や色目、塗回数、希釈率により、つやが異なって見える場合があります。また、刷毛・ローラー塗装時の塗継ぎ箇所で艶むらを生じやすい傾向にあります。試し塗りの上、本施工してください。
- 外部に施工の場合、彩度の高い色は退色、色むらが早期におこる場合があります。また濃色や原色に近い色彩は、塗膜をこすると色落ちや色移りすることがあります。
- 希釈した製品は、長期間保管後使用しないでください。
- 製品の取り扱いについての一般的な注意事項の詳細はSDS(安全データシート、旧MSDS)を参照してください。