塗れない素材を塗れる素材にするための下塗り剤 マルチミッチャクプライマー
マルチミッチャクプライマーは、従来のプライマーでは塗れなかったガラス・金属・石などの無機系下地材の上からでも塗れる、万能プライマー塗料です。まさに「塗れない」を「塗れる」に!幅広い素材に対して接着剤のような力を発揮します。
そもそもプライマーとは?
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下塗り塗料の内の1つ
きれいなペイントを仕上げるためには、下地の状態が大事。そこで使用するのが下塗り塗料(下地調整剤)です。プライマーは下塗り塗料の一種で、上塗り塗料の付着性を良くするために使用します。
マルチミッチャクプライマーの
効果
塗った場合と塗らなかった場合を比較しました!
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STEP1
左半分のみにマルチミッチャクプライマーを塗布し、その上から白の水性ペンキを重ねました。右半分には下塗りを行ず、直接白ペンキを塗布しました。
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STEP2
左右同じようにカッターで「××」のキズを付けます。
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STEP3
キズを付けた部分にテープを貼り付け、ゆっくりと剥がします。
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STEP4
マルチミッチャクプライマーを下塗りしなかった右半分だけ、白のペンキが剥がれました。
プライマーを下塗りしたとき、剥がれにくくなるのはもちろん、塗装するときには塗料のノリが良くなり、塗りやすくなる効果もあります。塗装が密着しにくい滑らかな表面のガラス、プラスチックには必須のプライマー処理です。
マルチミッチャクプライマーの
特長
一般的なプライマー塗料との違い
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よくあるプライマー
有機素材の下地を少し溶かすことで、密着力をアップさせます。ガラスなどの無機素材には対応できない為、密着力不足になります。
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マルチミッチャクプライマー
無機系下地には無機成分が、有機系下地には有機成分が、素材に合わせて有効な成分を使い分けて対応します。それにより幅広い素材に対して強力な密着力を発揮します。
無機系でも有機系でもOK!
ハイブリッド型プライマー
一般的には有機系のみに対応するプライマー塗料。マルチミッチャクプライマーは無機系でも有機系でも、しっかり密着させる「特殊エポキシ樹脂」を採用しています。両方に対応できる成分を配合している為、マルチに対応できるハイブリッド型のプライマーが実現しました。
マルチミッチャクプライマーの
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マルチミッチャクプライマーの
商品詳細
対応素材一覧
適応下地
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無機系素材
押出成形セメント板、サイディングボード、磁器タイル、モルタル、コンクリート、ブロック、PC板、けい酸カルシウム板、ALC、住宅用化粧スレート屋根、GRC
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金属系素材
鉄部、電気亜鉛メッキ、カラートタン、アルミニウム(A1050P)、ステンレス(SUS304)、ガルバリウム鋼板※金属系素材などを塗装する場合は、入念な面粗しを行ってから施工してください。さびが発生している場合や金属が腐食しやすい環境では、防錆性の高いさび止めを使用ください。
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有機系素材
FRP、硬質塩ビ、木部
その他、各種旧塗膜にもご利用いただけます。
※有機系素材などを塗装する場合は、入念な面粗しを行ってから施工してください。
※木部は、ホワイトシーラーのみ適用となります。
※大理石、金属光沢を有するラスタータイル、はっ水処理を施した素焼きタイル、グラファイトを施したいぶしタイルなどの特殊なタイルには付着しにくいので、事前の試験塗装にて付着性を確認してください。れんがタイル、素焼きタイルへの施工は避けてください。
例えばこんな場所に
使用できます!
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ガーデニング材(プラスチック)
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ガラス瓶
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ウッドデッキ(人工木)
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クローゼット・ドア(化粧板)
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窓・窓枠
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トタン(ガルバリウム)
マルチミッチャクプライマーの
塗り方
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STEP1
下地をよく拭き、汚れやほこりを取り除きます。
STEP2
プライマーを塗装し、しっかりと乾燥させます。
夏は約3時間以上、冬は約4時間以上乾燥させてください。
※塗り重ねる場合は7日間以内に行ってください。STEP3
プライマーが乾いたら上塗り塗装をします。
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