菊水化学工業 1液水系ふっ素樹脂塗料 水系ファインコートフッ素
ふっ素樹脂は炭素原子とフッ素原子がとても強い力で結合しているため、耐候性や耐食性など様々な性能が他の樹脂より格段に優れています。
水系ファインコートフッ素の特長
優れた耐候性
「デンスシリカ処理技術」「ラジカルトラップ技術」「紫外線吸収技術」を組み合わせたトリプルブロックシステムにより、紫外線による塗膜の劣化を抑制します。高い光沢を保持し、美しい外壁を維持することができます。
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デンスシリカ処理技術
従来とは異なる独自の酸化チタン表面処理技術によりラジカルの発生を抑え耐候性を向上させます。
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ラジカルトラップ技術
発生したラジカルを食べてしまうラジカルトラップ剤(H A L S)により劣化を大幅に抑えます。
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紫外線吸収技術
紫外線が当たるとそのエネルギーを吸収し熱に変換します。
- 超耐候性
- 酸性雨や紫外線などの外的劣化要因に対する耐性が良く、
長期に亘り変退色や塗膜劣化を抑えます。 - 超低汚染性
- 親水性に優れた塗膜は汚れが付着しても雨と共に徐々に流れるので外壁汚染を抑えます。
- 防藻防カビ性
- 特殊配合によりカビや藻の発生を抑制し、美観を保ちます。
- 作業性
- 隠ぺい(とまり)が良く、ローラー・吹付け適性に優れています。
- 艶
- 緻密で滑らかな塗膜を形成するので、優れた光沢を発揮します。
- 透湿性
- 透湿性に優れていますので塗膜が湿気を放湿し、結露を防ぎます。
用途・適応下地
モルタル、コンクリート、ALC、サイディングボード
その他旧塗膜(アクリルリシン、吹付けタイル等)
商品ラインナップ
上塗り材
下塗り材
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キクスイSPパワーシーラー
下地への抜群の密着力を持っており各種サイディングや屋根材の下塗りとして使用頂けます。含侵性に優れて下地の深部まで浸透し優れたくさび効果を発揮します。ヘアークラックなどの劣化層・脆弱層に対して表面へのとまりも兼備し、がっちりと補強します。水分や二酸化炭素の侵入を防ぎコンクリートの中性化、凍害を抑制します。
標準施工要領
工程 | 材料 | 塗装 | 回数 | 工程時間(h) | 所要量 |
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素地調整 | ゴミ、未硬化セメント粉末、砂塵、油脂分などの付着物をワイヤーブラシ、かわすき、サンドペーパー、ウエスなどで除去し、乾燥した清浄な面とする。 | ||||
下塗り | キクスイSPパワーシーラー | はけ、ウールローラー | 1~2 | 3~168 | 0.08 ~ 0.34kg/m2 |
上塗り | 水系ファインコートフッ素 | はけ、ウールローラー | 2 | 工程内3~168 | 0.22 ~ 0.40kg/m2 |
※上記の各数値は、全て標準のものです。施工方法・下地の形状によって異なります。
注意事項
【施工上の注意事項】
- 下地がコンクリート、モルタルの場合は素地の乾燥は十分に行い、水分10%以下、pH10以下で施工してください。
- 外部の下地で巣穴、段差などがある場合、セメント系下地調整塗材「BR#15」等で処理してください。
- シーリング材の上に施工する場合、シーリング材の種類等により、汚染、密着不良、または塗膜に割れが発生することがあります。
- 材料は直射日光下、または0℃以下での保管は避けてください。
- 溶剤形の製品を取り扱う場合は、特に火気に注意し消防法及び労働安全衛生法等を厳守してください。
- 施工時は換気を十分に行ってください。
- 希釈の必要な製品は指定の希釈剤を使用し、適切な量、適切な方法で均一に薄めてください。
- 施工場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上または結露の発生が考えられる場合は、塗膜の乾燥過程で種々の欠陥を生ずることがありますので、施工しないでください。
- 各種標準施工仕様に記載の所要量および間隔時間を守って施工してください。
- 施工直後の降雨、結露等により塗膜の膨れ、剥離、白化等の不具合を生じる場合があります。降雨、結露、降雪の恐れ、または強風のおそれがある場合は施工しないでください。
- 磁器タイル洗浄用の酸が表面に付着すると、変色や溶解を起こします。磁器タイルの洗浄用の酸が塗装面に付着する可能性がある場合は、必ず塗装面のマスキングを行ってください。
- 軽量モルタル、ALCパネル、高断熱型窯業系サイディングおよび発泡ウレタンなどに施工する場合は、蓄熱、水の影響、下地の状態等、塗装時の環境条件により塗膜の膨れ、はがれなどが生じることがあります。
- 被塗物の形状、膜厚、色目、塗布回数、希釈率により艶が異なって見える場合があります。また、刷毛、ローラー塗装時の塗継ぎ箇所で艶むらを生じやすい傾向にあります。試し塗りの上、本施工してください。
- 外部に施工の場合、彩度の高い色は退色、色むらが早期に起こる場合があります。また、濃色や原色に近い色彩は、塗膜をこすると色落ちや色移りすることがあります。
- 希釈した製品は、長期間保管後使用しないでください。
- 製品の取り扱いについての一般的な注意事項の詳細はSDS(安全データシート、旧MSDS)を参照してください。