電動丸ノコとは、回転する丸い歯によって、ベニヤ板やフローリングなどをまっすぐにカットする工具です。安全に丸のこを使い、フローリングの張り替えやウッドデッキの製作に!
電動工具は、
安全についてしっかり対策を行えば、
DIYでも十分に使いこなせる道具です。
DIYでも大活躍!
電動丸ノコで上手にカットするコツ
準備する物
- 電動丸ノコ
- メジャー
- さしがね(曲定規)
- 鉛筆
- 枕木などのカット台となるもの
材料に印をつける
メジャーなどで、正確に測ります。場合によっては、何ヶ所か測ります。
カットラインを正確に引く
直角部分を持つ定規(差し金)材料の上部分に合わせるだけで簡単に部材に垂直の線が引けます。
カットラインに合わせる
丸ノコの歯の厚み分だけ部材が削れますので、カットラインの右端に丸ノコの歯がくるようにします。
材料をカット
この時に引いた線をしっかり意識し、一定のスピードで前に進めます。線から外れそうなら、少し戻しながら一度とめても大丈夫。
カットできました!
意外と簡単!何度か使ううちにどんどん慣れて、より早くカットできるようになります!
フローリング1枚のカットの作業比較
ONE POINT
電動丸ノコで切りにくい部分は
手ノコでカット!
L字部分や小さいものなど、手ノコでカットしたほうが安全だと思われる場合は、手ノコでカットを行います。
電動丸ノコの種類
電動丸ノコには、サイズがいろいろありますが、DIYでは、小さめのサイズが使いやすくて便利です。
電動丸ノコには、コードタイプと充電タイプがあります。コードタイプは、パワーが有り、充電タイプよりも歯の回転数が早いです。一方充電タイプは、場所を選ばないので、ウッドデッキ作成時など、外部でコンセントがない場所でも使えるので重宝します。
- コードタイプ
- お求めやすくパワーもあるコードタイプ
- 充電式
- 場所を選ばず使える充電式タイプ
電動丸ノコのベース部分を、上下に調整することで、
切り込みの深さとベースを傾斜させることで45度まで角度をつけてカットできます。
電動丸ノコ3つの危険回避術
電動丸ノコは、非常に便利な道具ですが、使い方を誤るとけがをすることがあります。
怪我をしないためにも、キケンを知り回避しましょう!
1. 切った破片が飛んでくるってほんと?
ベニヤ板や新建材フローリングをカットする場合に、切った破片が飛んでくることはあまりありませんが、無垢フローリングの節部分などをカットする場合は、破片が飛んでくる場合があります。飛散を守るためには、ゴーグルをかけることをおすすめします。
2. 丸ノコが飛んでくるってほんと?
カットした丸ノコが部材に引っかかり自分の方へ飛んでくる、いわゆるキックバックという現象があります。これを防ぐには、材料を安定させた状態でカットすることと、カットされた部材に丸ノコの歯が木材に挟まれないようにすることです。また、切断する部材+5mm程度以上歯を出さないようにするのも安全のためです。
万が一飛んできた場合のことも考え、丸ノコの後ろには立たないようにします。
3. 丸ノコにコードや手が
巻き込まれるってほんと?
コードタイプの丸ノコの場合は、電源を入れる前に、線の位置を必ず確認しましょう。電動丸ノコを使用する場合には、軍手など、巻き込まれる可能性があるのでつけません。パーカーなど、紐がついた服装は巻き込まれる危険があるので脱いで作業します。
これで、人気の和室から
洋室リフォーム時もDIYで実現!
これをしっかり守れば、
安全に丸ノコは使えます!
DIYで電動丸ノコを安全に使う方法まとめ
- メガネをする
- 丸ノコの刃が材料に挟まれないように注意する
- 軍手ははめない
- 切るときは下へ力をかけ続ける
- 歯は出し過ぎない
- 丸ノコの真後ろに立たない
- 安定した場所でカットする
- 丸ノコの後ろに指を置かない
- ガイドを使う
ONE POINT
また、クランプやガイド定規など補助ツールを揃えることで、より安全にカットすることができます。