粉末タイプの珪藻土

粉末タイプの珪藻土は、塗料タイプや練り済みタイプの珪藻土と違い、粉と水を練りこんで使用する珪藻土です。塗装する際は手間がかかりますが、長期間保管が可能、機能性が豊富な商品が多いなど粉末タイプならではのメリットもたくさん！

珪藻土の壁は調湿・消臭機能が高いと思われる方も多いかもしれませんが、それは珪藻土の種類によります。

DIY向けに作られた練済み珪藻土は、防腐剤が含まれているため、珪藻土の粒子に存在する小さな穴（細孔）をふさいでしまい、十分な効果が得られない場合があります。

一方、粉末タイプの珪藻土は、防腐剤が含まれていないため水で練った後すぐに使用する必要がありますが、珪藻土の機能を最大限に活かすことができます。

粉末タイプの珪藻土は、自分で水の量を調整できるため、独特の壁の模様を楽しみたい方にもおすすめです。

模様を付けたい方は、薄く一度塗りをした後、乾く前に2度塗りをして模様を付けましょう。

水分を含まない粉末の状態なら長期間の保管が可能です！壁を塗った時に余った珪藻土をメンテナンス用として保管して、塗りたいときに、塗りたい量だけ塗れるのも便利！

珪藻土には、粒子の細孔の大きさによって、「メソポア珪藻土」と「マクロポア珪藻土」に分かれます。

メソポア珪藻土は、マクロポア珪藻土よりも高価ですが、粒子の細孔の大きさが小さく、水蒸気の吸放出に適したサイズなので、効果的に部屋の湿度を調整することができます。

珪藻土自体は水と混ぜても固まる性質はありません。そのため、珪藻土を壁材として利用する際には他の固化剤が必要です。

安価な珪藻土壁材は、接着剤などの固化剤を使用したり、防腐剤を使用したりしており、これが珪藻土の細孔をふさぎ、本来の調湿効果を損なうことがあります。

したがって、化学成分を含まない天然素材で作られた珪藻土がおすすめです。

珪藻土の配合率で3種類から選べる！

RESTAオリジナル珪藻土

100％天然素材でできた粉末珪藻土です。一般的な珪藻土よりも調湿性能に優れたメソポア珪藻土を使用！
珪藻土の配合率が高いほど、調湿性能が高く、暗い色味になります。明るい見た目がお好みの方は、珪藻土の配合率が低い15％がおすすめです！