おしゃれな不織布の輸入壁紙を貼ってみよう!
輸入壁紙なら複雑な柄合わせが不要。柄と柄をぴったりと繋ぎ合わせて貼っていくだけ!中でも、壁に糊を塗って施工する不織布タイプなら、ローラーで壁に糊を塗り、壁紙を貼り付けてからカットするので、事前に壁紙を必要分カットする作業が不要!
- 準備する物
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- ハケ&ローラー
- ローラーバケツ
- 地ベラ
- 竹ベラ
- 撫でバケ
- ローラー
- ハサミ
- カッター
- スポンジ
- 使用する材料
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- 輸入壁紙(不織布)
- 糊
- ※今回は「不織布壁紙専用糊」を
使用します。
「壁紙側に糊を塗る」方法と、「壁側に糊を塗る」方法
の2通りあります。
壁紙に糊を塗る場合紙・織物・塩化ビニールの壁紙
壁の高さに合わせて壁紙をカットしてから、糊を塗っていきます。(※必ず上下に5~10cm程度の余裕をもたせてカットしてください。リピートがある商品については左右の柄を合わせるようにカットして下さい。)
ローラーや糊バケを使い、壁紙の裏に糊を多めに均一に端まで塗りましょう。その後、壁紙の糊面を合わせて折り目がつかないよう軽くたたみ、糊が壁紙に馴染むまで5~7分程待ちます。(オープンタイム)
壁に糊を塗る場合不織布(フリース)の壁紙
ローラーを使って、壁面に薄い糊の層ができるよう、十分な量の糊を壁に塗っていきます。一度に全面塗ってしまわず、壁紙の巾よりも少し長いくらいの巾ずつ塗っていきましょう。壁紙に気泡が生じる原因となりますので、塗り残しがないようにすることがポイントです。ローラーでは塗りきれないところには、ハケを使ってまんべんなく塗ります。
不織布壁紙は壁に貼り進めながら必要な長さをカットするので、壁紙の事前カットは不要です。
施工前の準備
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壁の装飾品やスイッチプレートなどを外し、壁の凹凸をパテで埋めて平らにしておきましょう。(同じ位置にビス止め等をする場合、ビス穴は埋めなくてもOK。)
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バケツなどにあらかじめ必要な量の不織布専用糊を入れておきましょう。不織布壁紙は壁に貼り進めながら必要な長さをカットするので、壁紙の事前カットは不要です。
壁に糊を付けよう!
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端や細かい箇所などに刷毛を使って、糊を塗っていきます。端からの剥がれを防ぐために、端ぎりぎりまでしっかり糊を塗りましょう。
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ハケで端や細かい箇所が塗れたら、ローラーで糊を塗っていきます。一度に全面塗ってしまわず、壁紙の巾よりも少し長いくらいの巾ずつ塗っていきます。
糊を塗る量は、壁に付いた糊が波模様になるくらいがベスト。たっぷりと塗ることで、壁紙を貼る際に微調整がしやすくなり、端からの剥がれや壁紙の浮き上がりも防止できます。
また、壁紙と下地の間に浮きが生じる原因となりますので、塗り残しがないようにすることもポイントです。
1枚目を貼ろう!
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貼る場所の床に柄が手前側になるように輸入壁紙を置き、端をもって静かに引き上げます。
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天井側に5cmの切りしろ分を取り、壁際は輸入壁紙の端をぴったりと突き付けて貼ります。
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壁紙の位置が決まったら、撫でバケでしっかりと天井側から床側に向かって圧着していきます。
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下まで圧着できたら、5cm程度の余裕を残して壁紙を切り離し、再度床側をしっかり圧着しましょう。
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金具の位置を手で確かめ、地ベラを当てながら金具に沿ってカッターを入れていきます。
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カットができたら、余分な箇所を取り除きます。
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撫でバケでしっかりと金具の周りを圧着します。
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全体の圧着が終わったら竹べらで天井側と床側の角に筋目を入れていきます。
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天井側と床側の筋目に沿って地ベラをあて、カッターでカットしていきます。このとき、地ベラとカッターを壁に沿わせるようにカットしましょう。
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輸入壁紙の端にしっかりとローラーをかけて圧着します。
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はみ出たり、他に付いた糊をきれいに拭き取り、1枚目の貼り付けが完了です。
2枚目を貼ろう!
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1枚目と同様に、刷毛を使って端に糊を塗っていきます。壁紙の継ぎ目部分となるところはぎりぎりまでしっかり塗っていきましょう。
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端が塗れたら、ローラーで1枚目と同じように塗っていきます。
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壁紙を当てながら1枚目の柄と合う位置を探し、柄同士を合わせます。このとき天井側の切りしろが長すぎる場合は、あらかじめカットします。
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1枚目と同じように、床に置いた壁紙を天井側まで引き上げ軽く貼り付けたら、柄がぴったり合う位置まで手の平で壁紙を押し動かし、微調整します。
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位置を合わせたら、撫でバケで圧着していきます。このとき、柄がズレて来ていないか定期的に確認し、ズレてきた場合は壁紙を押し動かし位置を直します。
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床側まで圧着が終わったら切りしろ分を残して切り離します。
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竹ベラで天井側と床側の角に筋目を付け、筋目に地ベラをあて、カッターで切りしろをカットします。
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壁紙の継ぎ目部分や端にしっかりとローラーをかけたら、はみ出した糊をきれいに拭き取りましょう。
同じように3枚目以降を貼ろう!
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2枚目と同じように柄を合わせて貼り進めていきましょう。
最後の壁紙を貼ろう!
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これまでと同じように壁紙を引き上げ柄の位置を確認したら、軽く壁紙を壁に貼り付け、仮貼りしておきます。
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仮貼りした状態で壁紙を必要な長さ分切り離しましょう。
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その後、柄を合わせるために壁紙を一度剥がし、これまでと同じように柄を合わせ、撫でバケで圧着します。
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左側の余った部分を立ち上げながら、撫でバケで角までしっかり圧着し、竹ベラで筋目を付けます。
左側の余りが長く、作業しにくい場合は切りしろを残した巾でカットしてもOK!
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天井側と床側の余分をカットし、左の壁側もカットします。地ベラとカッターの刃は壁紙を貼った方の壁に添わせるようにカットしていきましょう。
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壁紙の端や継ぎ目にしっかりとローラーをあて、はみ出した糊を拭き、最後に糊の拭き残しによるシミを防ぐために全体を乾いたタオルなどで拭き上げます。
3巾施工した時点で仕上りをご確認下さい。
万が一商品に不具合が見つかった場合、直ちに施工を中止し弊社までご連絡ください。
ご連絡をいただかないままま施工を続けられた場合、商品交換等のご要望をお受けできない場合がありますのでご了承下さい。
商品の特性上表面を強く擦ると、色移りする物もありますのでご注意下さい。
(施工時、表面への糊の付着等、特にご注意下さい)