一戸建ての防犯対策

空き巣が嫌がる一軒家とは?一戸建ての防犯対策

一戸建てを所有する人必見!安心して暮らすための防犯対策をご紹介します。一戸建てが空き巣に狙われてしまう理由を把握して、適切な対策をしましょう。

一戸建ての侵入窃盗の発生被害

警視庁のデータをもとに、空き巣に狙われやすい建物を見ていきましょう。

侵入窃盗の発生場所別認知件数

警察庁が発表している令和4年のデータ(※1)によると、侵入窃盗の発生場所は「共同住宅」よりも「一戸建住宅」のほうが多くなっています。一戸建ては他の建物よりもセキュリティシステムが緩いなど、空き巣が狙いやすい特徴があるからです。特にマイホームを建てて、マンションから一戸建てに引っ越した場合は、今まで以上に防犯対策が必要であると心得ましょう。空き巣に狙われにくい家を作ることが大切です。

一戸建てに防犯対策が
必要な理由

一戸建て住宅が最も狙われやすい理由について詳しく解説します。
理由を知って、適切な空き巣対策をしましょう。

  • マンションよりもセキュリティが緩いから

    マンションよりもセキュリティが緩いから

    マンションに比べ、一戸建てのセキュリティは緩い傾向にあります。マンションでは、エントランスやエレベーターなど、共用部分に防犯カメラやオートロックが設置されていたり、管理人がいたりします。一方で一戸建てでは、それらのセキュリティ対策がされていないことが多いため、空き巣にとって狙いやすい状況が生じます。

  • 敷地内に入りやすいから

    敷地内に入りやすいから

    一戸建ては公道に面しており、1Fが出入り口になっています。そのため、空き巣にとっては敷地内に入りやすい傾向があります。門やフェンスで敷地内を囲っていたとしても、高さも低いため、簡単に乗り越えて侵入できてしまいます。

  • 窓やドアなど侵入口が複数あるから

    窓やドアなど侵入口が複数あるから

    掃出し窓や小窓、玄関・勝手口など、侵入口が複数あるのも狙われる理由の一つです。特に窓はガラスを割れば容易に侵入できるため、実際に侵入場所として最も使用されています。そのため、窓に防犯対策を施すことは最も有効とも言えます。

  • 隣家と離れていて目撃されにくいから

    隣家と離れていて目撃されにくいから

    マンションでは必ず隣家と接していますが、一戸建ては立地によっては隣家と距離が離れている可能性があります。生活音などに神経質にならなくて済み気楽な反面、空き巣にとっては人から目撃されにくいため、好都合な条件となってしまいます。

空き巣が嫌がる家の特徴

警視庁によると侵入者が犯行を諦める要素は、1位が「声をかけられた」、2位が「補助錠」、3位が「セキュリティーシステム」「犬」、4位が「面格子」「防犯ビデオ」となっています(※2)。このデータから分かる空き巣が嫌がる家の特徴を見ていきましょう。

  • 防犯対策が強固に見える

    防犯対策が強固に見える

    犯行を諦める要素に補助錠・セキュリティーシステム・面格子などが入っていることからも分かる通り、防犯対策をしているだけでも、狙われにくくなります。
    また、侵入に手間取って、5分以上かかると約70%の空き巣が諦めることが分かっているため、侵入を遅らせる防犯対策をするだけでも効果的です。

  • 人通りが多い・死角がない

    人通りが多い・死角がない

    空き巣は注目を浴びることを嫌うため、家の周りに人通りが多いことや、侵入口となる場所に死角がないことも重要です。家の裏側や、庭木の近くなど、死角となる位置に窓や勝手口がある場合は、必ず防犯対策をしましょう。

  • 常に誰かが在宅している

    常に誰かが在宅している

    空き巣が犯行を行う場合は、下見を行うケースが多いと言われています。特に留守かどうかは最も確認される点です(※3)。留守の時間が長いご家庭でも、郵便物をできるだけ回収して留守のサインを消したり、カーテンや面格子などで窓から室内の様子が見られないようにしましょう。

  • 犬を飼っている

    犬を飼っている

    空き巣は、不審者が近づくと大きく吠えて周囲に知らせる番犬や、噛み付いてきそうな犬がいる家を避ける傾向が高いです。しかし犬を飼っている家でも、温和な犬やおとなしい性格の犬だと空き巣の防犯抑止に効果がない場合があります。

一戸建ての防犯対策に
オススメのアイテム

  • フェンス

    フェンス

    空き巣の下見を阻む、目隠しアイテムとして有効的です。覗き見できないように、パネル部分に隙間が少なく、目線よりも高いものを選びましょう。おしゃれでデザイン性を兼ね備えていますが、デメリットとして家の敷地面積によっては、費用が高くなることもあります。
    費用:約2~10万円

  • センサーライト

    センサーライト

    センサーライトは、家に近づくと自動的に点灯するため、空き巣を威嚇する効果があります。これにより、防犯対策をしていることをアピールして、侵入を未然に防ぐことができます。ただし、昼間には効果が薄いため、夜間のみで効果が期待できます。
    費用:約1~3万円

  • 面格子

    面格子

    窓の外側に取り付けて、窓ガラスからの侵入を防ぎます。防犯対策をしているというアピールはもちろん、室内が見えにくくなるため、下見段階で侵入を諦める要因にもなります。道具があれば破壊や取り外しができてしまいますが、破壊には大きな音が鳴り、取り外しにも時間がかかるため、防犯対策としては有効的です。
    費用:窓一枚あたり約1~5万円

  • 防犯ガラスフィルム

    防犯ガラスフィルム

    窓に貼るだけで簡単に施工できるガラスフィルムです。厚いフィルムを使用しております、打ち破り・こじ破り・焼き破りなどの試験で、人が通過できるまで5分以上かかることが実証されています。劣化するため10年ほどで張り替えが必要となりますが、窓の防犯対策として効果的です。
    費用:1m2あたり約7千円~2万円

DIYでできる
空き巣対策アイテム

DIYで取り付けできる一戸建ての防犯対策アイテムがラインナップ!

  • フェンス
  • フェンス

    木製(天然木材)・樹脂製(人工木材)などの素材から、目隠しパネルのデザイン・DIY向け簡単設置タイプやプロ施工など、多種多様に選べます。

    税込8,599円~
  • 面格子

    1mm単位でサイズ指定できる面格子。DIYでの後付けもOK!製造メーカーとRESTAが直接タイアップして製作しており、仲介料が発生しないため、オーダーなのにリーズナブルな価格となっています。

    税込5,610円~
  • 防犯ガラスフィルム
  • 防犯ガラスフィルム

    DIYで簡単に貼り付けるできる防犯ガラスフィルム!タテ・ヨコ1mm単位で指定できるオーダー品や、家中の窓に一気に貼り付けできる20m売りなどがあります。

    税込7,898円~
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