下地の壁に最適なパテやシーラーを選ぼう! 壁紙の下地処理
ちょっとした補修に最適な練り済みパテから、土壁に壁紙を貼る場合の下地処理用材料まで、状況に応じたパテ・シーラーをわかりやすく解説。DIYでも迷わない!下地処理が気になったらこのページをチェック。
基本的に壁紙の貼替えは
下地処理をしなくてOK
-
写真のように、古い壁紙を剥がした時に薄く白い紙がきれいに残っていれば下地処理はいりません。ところどころ白い紙まではがれてしまっても、ヒラヒラと中途半端に浮いてしまった部分を切り離せばそのまま生のりつき壁紙をはることが出来ます。紙一枚以上の段差ができてしまった時は、パテを使って段差を滑らかにしましょう。
ちょっとした補修に最適
-
5mm以内の小さな穴
-
10~20mm程度の小さな穴
-
大きめの穴が開いている場合
-
壁に亀裂が入っている場合
石膏ボード下地(木造・間仕切り壁)の場合
石膏ボード同士の繋ぎ目のV字溝や段差のパテ処理、めくった壁紙の薄い紙がある部分とない部分の段差、石膏ボードの表面がとれてしまったところなどは下塗り用パテで下地処理を行います。
-
STEP1
パテ処理・下塗り -
STEP2
パテ処理・仕上げ
-
防カビ処理・下地塗布型防カビ剤
マンションの躯体部分の石膏ボード面やカビが気になる部分については、防カビ処理を行うことで、カビによるクロスの黒ずみを抑えることができます。壁紙を貼る前に、防カビ材であるマスティーS・8をローラーで塗布します。
-
商品名 施工平米数 マスティーS・8 18L 約180m²/18L マスティーS・8 4L 約40m²/4L マスティーS・8 2L 約20m²/2L
STEP3
壁紙クロス貼り
-
壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g -
防カビ対策壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 アミノールUP 18kg 約180m²/18kg
カビが発生している壁紙下地(石膏ボード)の場合
防カビ処理の前に
下地に発生しているカビを取り除きましょう。
-
STEP1
防カビ処理防カビ対策下地塗布型防カビ剤
商品名 施工平米数 マスティーS・8 18L 約180m²/18L マスティーS・8 4L 約40m²/4L マスティーS・8 2L 約20m²/2L 防カビ処理を行うことで、カビによるクロスの黒ずみを抑えることができます。壁紙を貼る前に、防カビ材であるマスティーS・8をローラーで塗布します。
-
STEP2
壁紙クロス貼り防カビ対策壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 アミノールUP 18kg 約180m²/18kg
ベニヤ下地(アク止めを行う)の場合
-
STEP1
シーラー処理・アク止め商品名 施工平米数 シーラー100+ 18kg 約450m²/18kg(2倍希釈) シーラー100+ 4kg 約100m²/4kg(2倍希釈) 商品名 施工平米数 プラゾール100s 18kg 約360m²/18kg(2倍希釈) プラゾール100s 3.5kg 約70m²/3.5kg(2倍希釈) プラゾール100s 1kg 約20m²/1kg(2倍希釈) 木部は、糊の水分を吸収することで、木材のアクが発生しクロスに黒ずみが発生する場合があります。それを防ぐためにシーラー処理を行いアク止めをします。シーラー100+を1:1の比率で水で希釈し、刷毛やローラーで下地全面に塗布します。シーラーはプラゾール100Sでも代用可能です。
-
STEP2
パテ処理商品名 施工平米数 水性リフォームパテ 16kg 約90m²/18kg 水性リフォームパテ 3.5kg 約20m²/3.5kg 水性リフォームパテを使い下地をなめらかにします。
-
STEP3
壁紙クロス貼り壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g
モルタル下地
コンクリート打放し面
-
STEP1
シーラー処理防カビ対策下地塗布型防カビ剤
商品名 施工平米数 シーアップ 4kg 約120m²/4kg(3倍希釈) モルタル下地・コンクリート面は、湿っぽくないか確認して下さい。湿っぽい場合は、十分に乾燥させてください。下地のシーラー処理は、シーアップを使います。シーアップ4kgを3倍で希釈し、ローラーで均一に塗布します。モルタル面が粉っぽい場合は、シーアップ原液を下地全面に均一に塗布します。
-
STEP2
パテ処理仕上げ用パテを使い下地をなめらかにします。
-
STEP3
壁紙クロス貼り壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g
じゅらく壁・土壁
じゅらく壁の強度が弱く、簡単に剥離する場合は、じゅらく壁を落として施工してください。
シールパテで下地全面をパテ処理し、下地を滑らかにします。2回塗りを行います。
じゅらく壁が重ね塗りなどしてある場合や下地が弱い場合は、パテ処理の前にシーアップ原液を塗布(※1)し、乾燥後にパテ処理を行ってください。
-
STEP1
じゅらく壁が重ね塗り等してある場合や
下地が弱い場合(※1)防カビ対策下地塗布型防カビ剤
商品名 施工平米数 シーアップ 4kg 約120m²/4kg(3倍希釈) -
STEP2
パテ処理商品名 施工平米数 水性リフォームパテ 16kg 約30m²/18kg(2回塗り) 水性リフォームパテ 3.5kg 約6.4m²/3.5kg(2回塗り) -
STEP3
壁紙クロス貼り壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g
繊維壁(綿壁)
繊維壁は掻き落とした後にシーラーを塗布し壁紙を貼ります。コンパネなどで繊維壁の上に下地を作る方法もありますので状況に応じて変更をお願いします。
-
STEP1
掻き落とし剥がし剤
カベエースA(200g)を水(4~5L)に入れ、撹拌し、次にカベエースB(40g)を少しずつ加えて撹拌した液を刷毛またはローラーで全面に塗布し30~60分間放置する。下地を傷めないようにしながら、地ベラなどで繊維壁を掻き落とし、残りカスは、固く絞った雑巾にて拭き取ります。
-
STEP2
シーラー処理防カビ対策下地塗布型防カビ剤
商品名 施工平米数 シーアップ 4kg 約120m²/4kg(3倍希釈) シーアップ4kgを同量の水(4L)で希釈し、刷毛、ローラーで全面に塗布します。
-
STEP3
パテ処理商品名 施工平米数 水性リフォームパテ 16kg 約30m²/18kg(2回塗り) 水性リフォームパテ 3.5kg 約6.4m²/3.5kg(2回塗り) リフォームパテで、ヒビやヘコみなどのパテ処理を行います。
-
STEP4
壁紙クロス貼り壁紙クロス用糊
商品名 施工平米数 ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g
壁紙の下地処理に使える施工道具
-
パテ塗りに使えるヘラ
-
紙やすりをセットできるホルダー
壁紙教室
-
豆知識
-
壁紙を貼る前の準備
-
施工方法
-
壁と壁紙の補修方法
-
その他おすすめコンテンツ