
畳をフローリングに張り替える
費用・メリット・デメリットやDIY方法は?
畳からフローリングに
張り替えよう!
畳の部屋を洋室に模様替えしたい方のお悩みを解決!フローリングをリフォーム業者に依頼する場合とDIYする場合の比較や、実際にDIYする場合の手順、DIYに適した床材のご紹介などをご紹介します。

畳の上に直接フローリングを
敷くと失敗の原因に

フローリングが安定せず、
サネ破損の可能性も
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畳はふわっとしたクッション性があるので、その上にフローリングを敷くと歩いたときに沈み込んでしまいます。その結果、フローリング同士のつなぎ目(サネ)が無理な力で押され、割れたり壊れたりすることも。
また、畳縁があるため表面がでこぼこになり歩きにくくなる可能性もあります。
カビやダニが発生しやすくなる
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畳は湿気を吸ったり吐いたりする性質がありますが、その上にフローリングを敷くと通気性が悪くなります。
特にい草の畳は湿気を吸いやすいので、フローリングの下にカビが発生してしまう可能性があります。さらに、カビが生えれば、そこを住処にするダニも増え、アレルギーの原因になることもあるので注意が必要です。
畳の上に敷くだけの
ウッドカーペットも要注意!
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フローリングカーペットやウッドカーペットと呼ばれる木製のマットは、畳の上に敷くだけで簡単に施工できます。これにより、コストや手間を大幅に削減できます。ただし、フローリングマットの下に湿気が溜まりやすく、カビが発生する可能性があるため、注意しましょう。
手軽にイメージを変えたいなら、通気性のいいカーペットやラグを選ぶのがおすすめです。
和室のリフォームは畳を
剥がしてから
フローリングに
張り替えるのがおすすめ!
畳のある和室を洋室に変えたい方は、一度畳を剥がしてから張り替えるのがおすすめです。
この方法ならしっかりとした下地の上にフローリングを敷けるので仕上がりがキレイで長持ちします。
まずは既存の畳をめくって
下地をチェックしよう!
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リフォームの第一歩は、今ある畳をめくってみること。
下地がキレイなら、そのままDIYでフローリングを張ることができます!戸建て住宅では、畳をめくると一般的に合板の下地が現れます。
一方、マンションでは、畳の下にコンクリート下地があることがほとんどです。
こんな時はプロに任せるのが
おすすめ!
・下地が傷んでいる場合
床を平らにする不陸調整の作業は、DIYでは少し難易度が高いです。
そのため、下地の状態が上記のような場合は、プロの施工業者に任せるのがおすすめです。
もちろん、DIY上級者の方は不陸調整からチャレンジしてみるのもありです!
畳の厚さによって施工方法を選ぼう!
畳の標準サイズはどれくらい?
日本工業規格(JIS)は、一般的な畳のサイズとして以下の表の4種類を標準規格として定めています。
厚みは55mmと60mmの2パターンで、日本の住宅で長年使われてきた一般的な畳の厚さと言えます。
(単位/mm)
寸法 | 記号 |
---|---|
1910×955×55 | 95W-55 |
1820×910×55 | 91W-55 |
1760×880×55 | 88W-55 |
1760×880×60 | 88W-60 |
日本工業規格(JIS)は、工業製品や建築材料の品質や寸法を標準化するための規格です。
ただし、JIS規格はあくまで基準のひとつであり、必ずしもこの厚さに統一されているわけではありません。
実際には、時代の変化に伴い、さまざまな厚みの畳が登場しています。
■奈良・平安時代(710~1185年)
畳はまだ薄い敷物で、座る時に使うもの。今の「ゴザ」に近い形。
■鎌倉・室町時代(1185~1573年)
身分の高い人の部屋に厚みのある畳が登場。
武士の家では畳を床全面敷くようになり、一般的な「畳の部屋」が生まれる。
■江戸時代(1603~1868年)
一般家庭でも畳敷きの家が増え、畳の厚さが約55mm~60mmに統一される。
この厚みが、現代の「伝統的な畳」の基準となる。
■戦後~昭和・平成時代(1945年~)
アパートやマンションの普及により、畳の厚みを約15mm~25mmに抑えた「薄畳」が登場。
床の高さを調整しやすくするために、マンションではこの薄畳が増えてきている。
1963年には、旭ダウ株式会社より、軽量で断熱性に優れたスタイロフォームを使用した「スタイロ畳」が販売開始された。
鎌倉時代や江戸時代の畳を実際に使っている人はほとんどいませんが、
畳の厚さにはさまざまな種類があることがお分かりいただけたかと思います。
では、畳の厚さに応じた適切な施工方法をご紹介していきます!
畳が分厚い場合は高さ調整が必要!
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畳を撤去すると、下地と敷居の間に段差が生じます。特に、厚みのある畳を取り除いて直接床材を施工すると、敷居との高さが合わず、段差ができてしまいます。
そのため、撤去した畳の厚さに応じて根太を設置するなど、適切な高さ調整が必要になります。
高さ調整の方法
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畳を撤去した後、敷居との高さを合わせるために「根太」と「合板」を使って高さを調整します。
この時、
根太材の厚み+合板の厚み+床材の厚み
=撤去した畳の厚み(-1~2mm)になるように床材や部材を選びましょう。
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防音材と合板などの木材が一体となった下地材で高さ調整するのもおすすめです。マンションなどで防音機能が必要な時はもちろん、戸建て住宅でも根太の設置がめんどうな時にもおすすめです。
この時も
一体柄床防音材の厚み+床材の厚み
=撤去した畳の厚み(-1~2mm)となるように床材を選びましょう。
畳が薄く高さ調整が不要な場合は、
下地に直接フローリングを施工しましょう!

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1.畳を撤去
下地の状態と敷居の段差を確認
2.高さ調整(今回は根太で調整)
床板を支える為の床下に渡す横木を取付
3.合板で捨て張り
根太の上に合板を張り、床材を貼りやすく◎
4.仕上げの床材を施工
「畳」から「フローリング」に張り替え!リフォーム業者かDIY
どっちが良い?
和室の畳をフローリングに張り替える際、
リフォーム業者に頼んだ場合とDIYで張り替えた
場合を比較してみましょう。
メリット・デメリット、施工費用の目安も解説します。
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リフォーム業者に頼んだ場合の
メリット・デメリット〇 メリット
- 仕上りがキレイ
- DIYではできない複雑な作業も依頼が可能
- どれくらいかかるかのスケジュールが組める
× デメリット
- DIYでするよりも費用は高くなってしまう
(和室6畳の場合は約12万円で、和室8畳の場合は約14万円※状況により価格は変動します)
施工費用目安:約12万円~/6畳
-
DIYで張り替えた場合の
メリット・デメリット〇 メリット
- 費用が安い
- 自分で張り替えたという満足感が得られる
- 住まいに対して愛着が湧く
× デメリット
- 仕上りが不安定
- 時間がかかってしまう
- 施工道具等を揃えるのが大変
施工費用目安:約5万円~/6畳
畳の張り替えにおすすめ!DIYで貼れるフローリング3選!
畳をフローリングに張り替える場合、まず畳を取り外し、根太を設置してから
合板を捨て張りし、その上に仕上げの床材を施工します。
仕上げの床材にDIY向けのフローリングを使うことで、施工の手間を大幅に軽減できます。
ここでは、できるだけ簡単に張り替えができるおすすめのフローリングをご紹介します。
1.サネをはめ込むだけ!
クリックタイプのフローリング
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はめ込み式フローリング クリックeuca
置いてはめ込むだけの簡単施工フローリング。段差・隙間なく綺麗に仕上がります。土足でも使用できる優れた耐摩耗性で、キズや汚れが付きにくいのも魅力!幅広いデザインバリエーションからお選びいただけます。
2.置いて並べていくだけのフローリング
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置くだけフローリングeuca
裏面に滑り止めが付いており、そのまま置いて並べていくだけの簡単施工です。簡単にはがせるので部分張替えも可能!全11種類の幅広い木目柄からお選びいただけます。
3.接着剤で簡易施工できるフローリング
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SMART FIT FLOOR
強粘着タイプの両面テープや、接着剤で簡単に施工できるフローリングです。燃焼時に有害物質をほとんど発生しないポリプロピレンと呼ばれる素材を使用しており、エコな床材としても注目されています。
温度変化による伸縮が少なく、簡易施工でも美しい仕上がりが長持ちします。
張り替える前に…フローリングと畳の
メリット・デメリットを比較!
どちらにも良い面があります!
それぞれのメリットデメリットから
自分に合っている方を選ぼう!
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フローリング
〇 メリット
- 掃除がしやすい
- 家具を配置しやすくなる、インテリアの幅が広がる
- 車椅子等での移動がしやすくなる
× デメリット
- ごろ寝や直に座ることに向いていない
- 家具を置くとスペースが狭くなる
こんな方は、フローリングの方がおすすめ
- 古っぽいイメージから雰囲気を変えたい
- 家具やインテリアにこだわりがある
- サブリビングが欲しい
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畳
〇 メリット
- クッション性がある
- 香りが良い
- 調湿機能がある
× デメリット
- ダニやハウスダスト、カビが発生する可能性がある
- 家具が置けない(置くと凹みの原因に)
こんな方は、畳の方がおすすめ
- 小さなお子様がいる
- 畳に寝転んでくつろぎたい
- 来客が多い
おすすめの商品

簡単にイメチェン!
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和室にぴったり敷き詰められる!
日本製オーダーカーペット図面で表せる形ならどんな形でも製作可能!1cm単位でサイズオーダーできるカーペットです。抗菌・防ダニ・防音等の機能性にも優れた日本製のカーペットで、畳の和室をガラっとイメージチェンジできます!

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い草で作られたカーペット「上敷き」
上敷きとは畳の上に敷くい草でできたカーペットのことです。畳の汚れや色あせが気になるけど、張り替えるのは勇気がいる…そんな方におすすめの商品です。
防カビ・消臭機能付きのものや、ハサミでカットできるものなど、幅広い商品をラインナップしています。
「樹脂製畳」や「スタイロ畳」に
張り替えるのもおすすめ!
従来の畳は、表面にい草を、中身に稲わらを使用しています。
どちらも天然素材であり、湿気を吸収する特性があります。
そのため、湿気が多くなるとカビが発生しやすくなります。
しかし、近年では従来の素材に代わる「樹脂製畳」や「スタイロ畳」などの
新しいタイプの畳が登場し、カビやダニを防ぐ効果が向上しています。
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■樹脂製畳とは?
樹脂製畳とは、従来のい草や稲わらを使用せず、樹脂素材(プラスチック)を使用した畳のことです。これにより、湿気を吸収することなく、カビやダニの発生を抑えることができます。樹脂製畳は、軽量で耐久性が高く、またお手入れが簡単な点がメリットです。
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■スタイロ畳とは?
断熱性に優れ、断熱材として使用されるスタイロフォームを芯材として使用した畳です。軽量で優れた断熱性を持ち、樹脂製同様湿気を吸わないためカビやダニの発生を抑える効果があります。
フローリングから畳に
張り替えたい方に
おすすめの商品

「フローリング」から「畳」は
置き畳がおすすめ
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1mm単位でサイズ指定可能!
サイズオーダー置き畳
縦・横1mm単位でサイズオーダーができる!さらに、L字やコの字などのカット加工も可能!床の形に合わせてオーダーできるのでぴったり敷き詰めることができます。カラーバリエーションも豊富でモダンな雰囲気にもマッチします。
40cm×40cm 税込5,621円~/枚
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カッターで切れる!耐水タイプで水まわりにもOK!
貼る畳 花たたみHAL
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