フローリングを自分で貼りたいすべての人に伝えたい上貼りリフォームで失敗しない
ための10のチェックポイント
お部屋の段差発生ポイントは
事前にすべてチェックしよう
現状のフローリングの上から新しい床材を貼ると床材の厚さ分だけ床が高くなります。そのため、影響が出そうな箇所は、事前にすべてチェックしておく必要があります。そうすれば失敗を防げるだけでなく、対策に必要な部材も確認できます。今回は、上貼り時に絶対に確認してほしいポイントをすべてお伝えします!
上貼りリフォームなら驚くほど簡単に
DIYで床を美しく仕上げることができます。
床の上貼りリフォームは、お部屋のさまざまな部分に干渉する可能性があります。
施工中に「しまった!」とならないよう、以下のチェックポイントを必ず確認しましょう。
廊下・玄関部
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玄関部を上貼りする場合は
框も合わせて準備しよう!玄関部を上貼りする場合、玄関框が必要です。商品によっては框のラインナップがないものがあるので、その場合は、同じ厚みまたは、1mm程度までの厚さの差に納まる他の玄関框を流用します。その場合、色は近いものから選ぶことになりますので、統一感を出したい場合には、框が揃う床材を選びましょう。
ドア下の隙間
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ドアを開け閉めするときに
当たらない高さが床厚の上限です!ドアを開け閉めしたときのドアと床との隙間が、上貼りできる床厚の上限です。ドアは、経年劣化で多少下がってくることがあるので、隙間は1~2mm程度の余裕は残しておきましょう。ドア枠がある場合には、下枠の高さまでに納まれば大丈夫。枠と床に段差がある場合には、上貼りすることで段差減少になります。
クローゼット・収納扉
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スライドする
折れ戸タイプのクローゼットは特に注意!折れ戸タイプのクローゼットは、ドアが手前にスライドするため、上貼りした床材の厚みによっては、開閉できなくなる恐れがあります。引戸タイプの扉は開閉時に支障がなくても、レールギリギリまで上貼りすると、床材の厚みにより扉をレールから脱着できなくなる恐れがあるので注意が必要です。
キッチンなどの引き出し
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最下部のスライド収納は
見落としやすいポイントです!スライド収納の一番下は、床との隙間が非常に狭い場合があります。キッチンに立った時につま先が入るように、奥まっている形状の場合は、必ず収納を手前に引き出して床との隙間を確認しましょう。
バリアフリーでつながった部屋
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見切り材を取り付けて引っ掛からないよう
対策。
1.5mm厚の床材なら見切り不要!バリアフリーで繋がった部屋の片方のだけ上貼りするような場合、部屋の境に段差が生まれます。その場合は床の端に見切り材を設置します。専用の見切り材がない場合は、框同様、他の商品のものを利用しても良いでしょう。合うものがない場合「への字」と呼ばれる汎用的な見切りを使います。
掃き出し窓のサッシや敷居
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床材の種類や厚みで対応は変わる!
サッシや敷居の高さが、上貼りする床材より低い場合見切り材を使い施工します。見切り材には掃き出し窓の場合、雨や結露で床材の端から水が回らないようにする働きもあります。サッシや敷居に十分な高さがある場合、床材を突き付けて施工を行えます。
巾木
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巾木を取り外すかどうかは
手間と見た目を総合して判断しよう巾木を取り外さずフローリングを上貼りすると、フローリングの厚み分だけ巾木が隠れてしまい少し違和感を感じる場合もあります。その場合は、巾木を一旦外し、床を貼った後に巾木をつけなおします。巾木は上手く外れず再利用できない場合は、巾木を新調しましょう。
床の劣化、床の種類、天井までの高さ
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上貼りしてよい部屋かどうかの
確認3ポイント床がきしんだりたわんだりする問題は、上貼りでは解決しません。その場合は直してから上貼りを行います。マンション遮音フロアなど特殊な床材の場合は、適切な床材を選ぶ必要があります。上貼りすれば、お部屋はその分だけ天井までの距離が短くなるので、お部屋に圧迫感が出る場合があります。どうしても気になる場合には上貼りではなく貼り替えを行いましょう。
上貼りする床材が薄ければ
ほとんどの問題は
クリアできる!
上記のチェックポイントでお分かりのとおり、上貼りによる段差問題は薄い床材を上貼りすることでほとんどが回避できます。つまり、上貼りリフォームは、薄いフローリングを選ぶことが失敗しない一番の方法になります。
一番薄い
上貼りフローリングをお探しの方へ
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抗菌塗装の化粧シート仕上げ
床の厚みで選ぶ
その他DIY向け床材一覧
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1.8~2mm厚
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2~2.5mm厚
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2.5~5mm
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2.3~4.5mm厚
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4.2mm厚
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5mm厚
框と見切り材について
専用の框や見切り材がない場合は、下記の商品などから
厚みや色合いが近いものでの代用をご検討ください。
厚みの調整が必要な場合は別途調整材などをご用意ください。
薄型フローリングと一緒に使える框
薄型フローリングと
一緒に使える見切り材
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