置くだけフローリングeucaをおすすめするのには理由があります。 置くだけフロアタイルの違いを徹底比較!
簡単に床のDIYができる「置くだけフロアタイル」は、はめ込み式や吸着タイプも人気ですが“本当に置くだけ”の床材『置くだけフローリングeuca』がおすすめな理由を知っていただくため、裏面滑り止め加工による効果(すべりにくさ)、素材、伸縮性、カット方法など違いを比べながらその特長を紹介します。
裏面滑り止め加工でズレにくい!“本当に置くだけ”で施工できる
フロアタイルの特長とは?
ボンド不要で、はめ込みや貼る作業もいらない“本当にそのまま置くだけ”のフロアタイル(フローリング)は、裏面にズレにくい滑り止め加工が施されいるのが特長です。置くだけでフラットな床を持続させるにはある程度の重みも必要になるため、床材の厚みは4.5~5mm厚が一般的。また、伸縮による突き上げや隙間が生じるのを防ぐため、床材を構成する素材にも工夫があります。
置くだけフロアタイルは、原状回復ができるので賃貸OK。部分取り外し&交換できるのも置くだけ床材の利点です。
RESTAオリジナル床材「置くだけフローリングeuca」は、滑り止め効果をよりアップさせるため、裏面の加工は2度の改良を行っています。さらに寸法安定性(伸縮のしにくさ)や、加工性(カットのしやすさ)を向上させるために、PVCを主原料とする床材の構造、素材についてもベストな状態を追求し改良しているため、価格はm2あたり600円ほど上がりました。
一般的に販売されている安価な商品は、【旧仕様】の置くだけeuca製品と同等の品質であることが多く、滑り止め効果、伸縮率の低さ、カットのしやすさなどにおいて【新仕様】の置くだけeucaがより優れた性能を発揮します。
床材を構成する原料は?素材の違い
基本的な床材の構造は同じ
一般的に、置くだけ床材の構造は、ベースのPVC材の間にグラスファイバー(ガラス繊維)が挟まれています。寸法安定性に優れるグラスファイバー層があることで、温度変化による伸縮を最小限に抑える効果があります。
また、「置くだけ施工」を実現させるため、厚みは約4.5~5mm厚とし適度な重量をもたせ、裏面はすべり止め加工になっています。
主原料の
PVC(ポリ塩化ビニル)について
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【旧仕様】置くだけeucaは、主原料であるPVCの間に網状のグラスファイバーが挟み込まれた構造ですが、素材の特性上、温度変化による影響を受けやすく、最大で3~5mm程度の伸縮が発生する可能性がありました。
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【新仕様】置くだけeucaは、主原料のPVCには「発泡層」があり、「炭酸カルシウム」を配合しています。そのため、床材の軽量化や伸縮を抑える効果が向上しています。挟み込まれたグラスファイバーも伸縮しにくい高品質素材へと改良されています。
ズレにくさの差はどれくらい?裏面加工、滑り止め効果の違い
裏面の滑り止め加工について
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【旧仕様】置くだけeucaの裏面は、波形形状の凹凸加工で素材はPVC(ポリ塩化ビニル)です。滑り止め効果はありますが、状況によっては多少ズレてしまうことがありました。特に、気温が下がると素材が硬くなり、滑りやすくなるというデメリットがあります。
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【新仕様】置くだけeucaの裏面は、ギザギザ模様の凹凸加工になっていて、素材はPVC+ラバーです。ラバー素材は柔軟性としなやかさがあり、床面に接触した際に馴染みやすく、不陸に対応しやすいメリットがあります。静止摩擦係数(※)が大きく、動きにくい(ズレにくい)効果を発揮できます。また、すべり止め効果が温度変化にも左右されにくい寸法安定性があります。
※静止摩擦係数とは、物体が止まっている状態のときの摩擦係数で、物体を静止した状態から動かすときにかかる摩擦力(すべりにくさ)を意味します。
※滑り止め効果は、施工する下地によって異なります。
温度変化による伸縮は?寸法安定性の違い
施工後に床材の伸縮が起こると
どうなる!?
一般的なPVC床材は材質の特性上、温度変化の影響を受けやすい性質があるため、接着剤を使用しない置くだけ施工の場合、熱膨張による付き上がりや低温収縮による目隙の発生など、使用環境によっては伸縮が発生する可能性があります。
温度変化による伸縮の差について
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【旧仕様】置くだけeucaは伸縮しにくい素材ですが、施工環境によっては温度変化の影響を受けやすいというデメリットがありました。また、施工時に壁際にはスペーサーを挟み5mm程度の隙間をあける必要がありました。
冷凍庫に入れて冷やした状態から高温下になった時の伸縮実験では約3mmの寸法変化が確認されました。 -
【新仕様】置くだけeucaの原料には、伸縮しにくくなる効果のある「炭酸カルシウム」が配合されています。また、発泡層をつくることにより、気温に左右されない安定性の良さを実現しています。
同様の伸縮実験では約1.5mmの寸法変化が確認され、旧仕様の床材よりも伸縮が小さいことが確認できました。
【新仕様(現行品)】置くだけeucaは、高温下でもほとんど伸張が起こらないことが立証されており、
常温下であれば壁際の隙間を気にせず施工できます。
置くだけフロアタイル
施工時の温度について
温度変化による伸張を最小限に抑える効果がありますがPVCは素材の特性上、使用環境によってはわずかな伸縮が発生する可能性があります。施工前に予め、製品を箱から出し室温に馴染ませ、17~25℃をキープした状態で施工を行ってください。(※寒暖差が大きい場所への施工はおすすめしません。)
※低温下で施工する場合は、壁際にスペーサーを挟み、3~5mm程度の隙間を空けてください。
カットのしやすさ、DIYの難易度は?カット難易度の違い
秘密はグラスファイバーの
違いにあります!
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置くだけタイプの床材には一般的に、伸縮を抑えるためにグラスファイバー(ガラス繊維)が挟み込まれています。
グラスファイバーは、素材の特性や厚み・形状によっては「カットしにくい」というデメリットがあり、硬くて切りにくい素材だとDIYの難易度が高くなってしまいます。
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【旧仕様】置くだけeucaのグラスファイバーは、硬く厚みがある素材で、カッターを何度通して深めに切り込みを入れても折るのが難しく、糸状の繊維が断面に出てしまうため、紙ヤスリやカンナ等で削る作業を要します。スムーズに施工するためにはノコギリや電動工具を推奨していました。
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【新仕様】置くだけeucaに挟み込まれたグラスファイバーは、強度はそのままに網目を小さく薄いシート状にすることで、カッターで2,3回切り込みを入れるとまっすぐに折れて、一般的なフロアタイル同様にカットができます。旧仕様と比べて格段にDIYの難易度は低く、カット作業が簡単になりました。
置くだけフロアタイル比較まとめ
1番簡単な裏面滑り止め付きの置くだけタイプ置くだけフロアタイル
商品LINE UP
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