裏紙を剥がしてペタッと貼るだけの簡単DIY! 粘着剤付きフロアタイルeucaの施工方法
粘着剤付きフロアタイルeucaは、裏紙を剥がしてペタッと貼るだけの簡単DIY!2mm厚の薄型タイプなので軽量で扱いやすく、カッターで楽にカットOK!ボンドを塗る手間が無いので施工時間も大幅に削減できます。PVC(塩ビ)床材の特性や貼る際のコツを知れば、誰でも簡単に床のリフォームができますよ!とにかく簡単に貼りたい方もコストを抑えたい方も、ぜひ床のDIY・自分リフォームにおすすめの粘着剤付きフロアタイルeucaを貼ってみてくださいね!
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準備するもの
- カット定規
- 差し金
- スケール(巻き尺)
- チョークライン
- カッター
- ペン
- ローラー
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使用する材料
粘着剤付きフロアタイル euca
フロアタイル(PVC床材)は素材の特性上、温度変化による影響を受けやすく、1mm程度の伸縮を起こします。予め床材を箱から出して、24時間以上施工場所に保管し、部屋の温度に馴染ませてください。室温は必ず17~25℃に設定し施工を行ってください。
また、膨張による床材同士の突き上げ等を防ぐため、壁際の端部は1mm程度のクリアランス(隙間)を設けてください。
床材が室温の上昇により膨張し、端部が突き上げられる場合があります。
床材が室温の低下により収縮を起こし、わずかな隙間が空く場合があります。
フロアタイルの貼り方いろいろ
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レンガ貼り
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乱貼り
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斜め貼り
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ヘリンボーン貼り
床にゴミが残っていたり凹凸があると、粘着力が弱くなったり、フロアタイルが浮くなど、仕上がりに影響してしまいます。施工前に床のゴミや汚れはキレイに取り除き、凹凸は平らにならしておきましょう。
STEP1 施工場所の寸法を測り中心に基準線を引く
部屋の端から貼っていく方法もありますが、今回は仕上りが美しくなるように中心から貼っていきます。-
部屋の縦横の寸法を測り、中心を割り出すための線を引きます。これが貼り始めの基準線になります。
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チョークラインを使うと簡単に真っ直ぐな線を引くことができます。チョークの色づきが薄い箇所は、定規を当て、ペンでなぞっておきましょう。
部屋の中心から割付けた時に、壁際などの端にくるフロアタイルの幅が極端に狭くなる場合は、
基準線を中心からずらし、仕上がりのバランスが良くなるように貼り始めの位置を調整します。
STEP2 1列目を貼る
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1列目のフロアタイルを貼っていきます。
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フロアタイル裏面の剥離紙を剥がします。
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基準線の中心にフロアタイルの角を合わせて置き、1枚目を貼ります。1枚目がズレるとすべての割付が狂ってしまうので、基準線にぴったり合わせて慎重に貼りましょう。
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1枚目が貼れたら、ローラーでしっかり圧着します。圧着が弱いと、施工後の浮きや剥がれを起こす可能性があるので、1枚貼るごとにしっかり圧着しましょう。
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2枚目を貼ります。1枚目のフロアタイルに突き付けて貼り、同じようにローラーでしっかり圧着しましょう。
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同様の手順で1列目を貼っていきます。壁際の最後の1枚の手前まで(カットせずに貼れるところまで)貼り進めましょう。
STEP3 壁際の最後の1枚をカットする
最後の1枚をカットする方法は2通りあります。-
必要な長さを定規で測り、壁際に貼るフロアタイルにカット線を引きます。
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切り口が壁際になるようにカット線を引きカットしましょう。切り口を壁側におさめることで仕上がりがキレイになります。
粘着剤付きのフロアタイルは素材の性質上、室温の変化により若干の伸縮を起こすため、壁際などの端は1mmほど隙間を空けて施工してください。
そのため、カットの際は、必要な長さより1mmほど短い長さでカットしてください。
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フロアタイルを定規代わりに使って、壁際の最後の1枚をカットする方法をご紹介します。この方法なら、寸法を測る手間なくカットすることができます。
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まず、壁際から1つ手前のフロアタイルの上に、もう1枚のフロアタイルをぴったり合わせて重ねます。この上に重ねた1枚が、壁際におさめるフロアタイルになります。
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さらにその上へもう1枚、ガイドとなるフロアタイルを壁に突き付けて重ねます。1番上のフロアタイルと2枚目のフロアタイルの境目に沿って、2~3回軽くカッターで切れ目を入れます。
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1番上のガイド用のフロアタイルを取外し、2枚目のフロアタイルの切り離した部分を入れんで完了です。※切り口が壁側になるように入れ込みましょう。
ガイドとなるフロアタイルを壁に突き付けて重ねる時、壁際に1mm厚の厚紙など、スペーサー代わりになるものを挟んで突き付けることで、必要な長さより1mmほど短い長さでフロアタイルをカットすることができます。
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STEP1
2,3回カッターを通して切れ目を入れる。
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STEP2
切れ目の部分をパキッと折り曲げる。
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STEP3
折り目に沿ってカッターで切り離す。
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カットした切り口が壁際に向くように入れ込み、ローラーでしっかり圧着できたら端の1枚は施工完了です。
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施工後の浮きや剥がれを防ぐために、壁際などの端部は特にしっかりとローラーで圧着しましょう。
STEP4 2列目以降を貼っていく
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今回は長方形のフロアタイルをブロック貼り(レンガ貼り)していくので、2列目の貼り始めは基準線上にフロアタイルの中央が来るように置きます。
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1列目と同じように貼り進めていきます。
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最後の列まできたら必要な幅の分をカットします。
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長さをカットした時と同様に、手前の列の上にぴったり合わせてフロアタイルを重ね、さらにその上にもう1枚、端を壁に突き付けて置きます。
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2枚が重なった境目に沿って線を引きカットします。重なった状態でそのままカッターで切れ目を入れてもOK。切れ目を入れたところから折り曲げ、カッターで切り離します。
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一番最後の列に入れ込みます。この時、切り口は必ず壁側に向くように入れ込み、壁際の端は1mmほど空けましょう!
STEP5 残りの半分を貼る
残りの部屋半分も今までと同様にどんどん貼り進めていきます。
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出隅部分などに貼る場合は、凹凸の形に合わせてフロアタイルをカットしましょう。
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長さや幅のカット時と同様に、フロアタイルを定規代わりにして必要な寸法にカットすることもできます。まずは、手前の列のフロアタイルにぴったり重ねてもう1枚置きます。
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その上に端材を出隅に合わせて重ね、定規代わりに使い、カット線を引きましょう。
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カット線に沿って、カッターで切り離し、貼り付けます。
端部はしっかりローラーで圧着しましょう。 -
部屋の出隅や入隅もぴったり施工できました。
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壁際の1mm空けた隙間が気になる場合は、フロアタイルの色に合ったコーキング材で仕上げます。
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