人工木材 RESIN WOODの根太とデッキ材を使用したベランダ・バルコニーデッキDIY RESIN WOOD バルコニー直置きウッドデッキの施工方法
DIYでのウッドデッキづくりに最適な人工木材RESIN WOOD(レジンウッド)は、戸建て住宅の庭だけでなく、ルーフバルコニーやマンションベランダにも施工できます!長年活躍した天然木材から、色褪せしにくく長持ちする人工木デッキ材に張り替え、快適なバルコニー空間へと生まれ変わりました。施主様も大満足の仕上がり!バルコニー・ベランダデッキがあるだけできっと日々の暮らしが広がります。
天然木デッキから人工木デッキへと一新!
今回バルコニーデッキを施工したのは、開放感のある約40平米の広いルーフバルコニー。長年活躍し朽ちてしまった天然木材を撤去し、人工木材RESIN WOODの根太とデッキ材(ショコラウッド色)でリフォームしました。
詳しい施工方法を動画でcheck!
使用する道具・材料の準備
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メジャー/マスキングテープ/ペン/接着剤・両面テープ(必要に応じて準備する)/作業用手袋/電動ドライバー/プラスビット(スリムタイプ)/押し切り(短手カット用)/丸ノコ(長手カット用)/ノコギリ/差し金
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・人工木材 RESIN WOOD 床板(スタンダード)
・人工木材 RESIN WOOD 根太材
・人工木根太用 固定クリップセット
・直置き人工木根太用 スタートクリップセット
※RESIN WOODスタンダード専用を使用。
※床板・根太のカットはノコギリでも可能です。
※壁際のデッキ材固定にスタートクリップが使えない場合は、必要に応じて穴あけ用のドリルビットをご用意ください。
※デッキ材・部材の仕様変更、商品の追加、入替等により、
施工方法や部材の規格が一部変更になっている場合や、
使用している商品がご購入できない場合がございますので予めご了承ください。
既存のウッドデッキがある場合は撤去します。下地を確認して防水処理など必要に応じて補修を行い、掃除しておきましょう。
THILFEのアルミ根太を使って
直置き施工も可能です!
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ウッドデッキの基礎部材THILFE(シルフ)の「直置き用・汎用クランプ」と「アルミ根太レール」を使って、ベランダやバルコニーに直置きウッドデッキが施工可能!根太材を直接置かずに設置できるので、デッキの下に排水できる隙間を確保することができます。 コンクリート面に根太クランプを置き、その上にアルミ根太を設置してデッキの下地が作れます。RESIN WOODを施工する場合は、アルミ根太用のスタートクリップと固定クリップセットを使用してください。
※このページでは人工木根太を使用した
直置き施工を紹介しています。
バルコニー&ベランダデッキ 直置き施工のポイントと手順
RESIN WOOD 直置き根太施工のPOINT
人工木材は、温度変化によって伸縮を起こすため、隙間を空けて施工してください。
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壁際は10mmすき間を空け、根太の間隔は300mm以下(※)で設置する。
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根太同士のジョイント部は、10~15mm空けて設置する。
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床板と床板の間は、固定クリップをスペーサー替わりに使用して挟み、7mmの隙間を空ける。
※根太ピッチについて
根太の間隔は、広範囲や商業施設等の重歩行場所へは必ず300mm以下で施工してください。一般家庭の場合は、450mm程度の間隔で施工可能です。
床板のジョイント部分は1本の根太の上で継がず、固定クリップ同士が干渉しないよう必ず2本の根太を10~20mm空けて設置し、それぞれに固定する。
※施工方法は、プロの施工とは手順・工法等の内容が異なる場合があります。
STEP01. 床板の割り付け
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今回は、列ごとに半分ずらす「レンガ貼り」で中心から床板を施工していきます。
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施工場所の寸法を測って中心を割り出し印を付けます。(マスキングテープを使うと印が付けやすく跡が残らない。)
極端に短い(狭い)床板が壁際にくる場合は、床板を加工しやすいように中心からずらして割り付けをします。
STEP02. 根太材を設置する
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床板の割り付けに合わせて直置き根太の配置を決めます。
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根太の位置が決まったら、まず、床板の端を支える根太を置いていきます。
壁際は、床板の端が30mmまで根太から張り出してもOK。(※床板の強度により異なります)
可能な範囲でビス留め時にドライバー等が干渉しないように位置を調整してください。
床板同士のすき間付近はビス留め位置となるため、根太のジョイント部分とかぶらないように根太の継ぎ目位置を決めます。伸縮を考慮して根太の継ぎ目は10~15mm空けてください。
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根太ピッチが300mm(450mm)以下になるよう、均等に根太を配置していきます。
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根太の位置が決まったら、接着剤や両面テープで固定します。(下地の状態を確認し、可能な場合でOK)
STEP03. 床板(1列目)を張る
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中心の1列から床板を張っていきます。床板の端が通る根太に固定クリップをビスで仮留めして、少し手前から床板の横溝にはめ込みます。
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床板の継ぎ目は、すき間が7mm空くように、スペーサー(固定クリップ)を上から挟んでおきます。
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列の最後は、両端のすき間分(隣の床板から7mm・壁から10mm)を引いた長さを測り、押し切り等(ノコギリもOK)で床板をカットします。
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カットした面が壁際にくるようにして、これまでと同様に固定クリップにはめ込みます。
STEP04. 床板(2列目以降)を張る
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1列目の反対側の根太に固定クリップを仮留めします。
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2列目の床板をはめ込んでいき、挟んだ固定クリップを軽く締めて、床板を押さえます。ビスの締めすぎに注意しましょう。
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続けて同じように、根太へ固定クリップをビス留めしながら床板をはめ込み、そのつどビスを軽く締めて固定していきます。
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3列目以降も同じ要領で壁際までどんどん貼り進めましょう!
STEP05. 壁際の床板の張り方
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壁際最後の列の手前まで張り、固定クリップを取り付けたあと、残りの幅に合わせて床板をカットします。
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残りの幅から床板のすき間分を引いた長さを測り、丸ノコなど(ノコギリもOK)で床板をカットします。
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カットした面を壁際に向け、床板を少し傾けながらはめ込みます。
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壁際の端は、床板の中空部分の上側に穴をあけ、下側を根太にビス留めで固定します。
根太の端にスタートクリップを取り付けてから、床板の横溝をはめ込んで張り始めます。
STEP06. 残り半分の床板を張る
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残り半分の張り始めの根太全てに固定クリップを取り付けて、これまでと同じ手順でどんどん貼り進めます。
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障害物や凹凸がある場合、床板を木工用工具で加工することができるので、施工場所に合わせてぴったりおさめることができます。
STEP07. 固定クリップを本締めする
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最後まで張り終えたら、固定クリップを本締めします。本締めの際、ネジ頭がクリップに食い込まないように注意しましょう!
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全ての固定クリップを本締めしてスペーサーを取り除きます。
※今回の施工方法は、プロの施工とは手順・工法等の内容が異なる場合があります。
デッキ材:31ケース(幅140mm・長さ1800mm×155枚)
根太材:108本(長さ1800mm)
留め具セット:31パック
材料費は約36万円(税込,送料別)
約40m²のバルコニーデッキの施工を業者に依頼した場合の費用相場は、既存デッキの撤去、工事費込みでおよそ130~160万円といわれています。DIYならコストを4分の1ほどに抑えることができます。
\ 平米あたり 約9,000円 /
一般的な約5m²ほどのベランダであれば
材料費は約5万円と低コスト!
ウッドデッキ・エクステリア教室
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