クレガーレ・RIENA(リエナ) 設置についてのご注意
はめ込むだけの簡単設置でバルコニーやベランダをおしゃれに美しく仕上げ、防水材の保護材としても優れたセキスイクレガーレ。磁器タイルだからこそ、安心して安全にお使いいただくためには設置に際し気を付けるべきポイントがあります。
風の影響を受けやすい場所への設置
風の影響を受けやすい場所では、設置したタイルが飛散する可能性があります。強風による周囲への飛散防止のため、端部カバー材やP4ネット、リエナネット等の部材を使用してください。幅調整部(居室側、避難ハッチ、配管回り、戸境部等)には、幅調整材ではなくP4ネット及びリエナネットを使用してください。スロープ材は使用できません。
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特に注意が必要な場所
- ・バルコニーの周囲の手摺りに風の吹き込む隙間がある場合
- ・戸建て住宅の屋上
- ・ルーフバルコニー等、大面積で使用する場合
- ・高層住宅のバルコニー
- ・海または川に近い立地の場合
- ・その他、高台など風の影響を受けやすい場所
シリーズによって専用部材が異なりますので、タイルに合った部材をお選びください。
(ジョイント部分の形状や厚みが異なります。)
クレガーレ専用
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タイル下への風の侵入を防ぎ、浮き上がり、飛散を防ぎます。
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浮き上がりの防止機能だけでなく、隅まで美しく仕上がります。
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もちろん入隅もラインナップ。端部もきちんと納められます。
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風によるバタつき対策として、端部への使用をお勧めします。
※プラスチックタイル(P1レンガタイプ・P2クロスレンガタイプ・P5タイルタイプ)及び、
スロープ材は戸建て住宅の屋上およびマンションのバルコニーへは使用できません。
RIENA(リエナ)専用
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施工面がシート防水・FRP防水の場合はこちらを使用してください。
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下地に固定せずに設置可能。修繕時にも取り外しできます。
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隅まできちんと耐風対策が行える部材も揃っています。
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幅調整材としてだけでなく風対策用品としても使用できます。
パターン別に確認!
強風による飛散を防ぐため、下記条件をご確認ください。
(記載階数の最上階がDIYでの施工上限の階数となります。)
1.矩形バルコニー
出幅2m以下の一般的なバルコニー- ・部材は、基本的に手すり側(部屋の反対側)及び、戸境パーテーション部分に設置します。
- ・端部カバー材は、必ず床面に粘着固定してください。
- ・P4ネット、リエナネットをカットして使用する場合は、敷設幅(手すりや戸境部から内側へ向けての幅)が20cmを下回らないようにご注意ください。
36階~45階 | 立地条件に関わらず、手すり側と戸境部にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。 |
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11階~35階 | 戸境部にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。(但し、海岸から500m以内に立地の場合、21階以上は手すり側にも端部カバー材を使用してください。) |
1階~10階 | 本体のみの施工が可能ですが、風の影響を受けやすい立地の場合は、手すり側・戸境部に端部カバー材を使用してください。 |
36階~45階 | 立地条件に関わらず、手すり側と戸境部にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。 |
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4階~35階 | 戸境部にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。(但し、海岸から500m以内に立地の場合、21階以上は手すり側にも端部カバー材を使用してください。) |
1階~3階 | 本体のみの施工が可能ですが、風の影響を受けやすい立地の場合は、手すり側・戸境部に端部カバー材を使用してください。 |
2.L字バルコニー
出幅2m以下のL字型のバルコニー- <全面に施工する場合>
- ※開口が10m以上ある場合はDIYでの施工はできません。
1階~35階 | 立地条件に関わらず、手すり側と戸境部にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。P4ネット又はリエナネットの敷設幅は30cm(1枚)以上にしてください。 |
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- <部分的に施工する場合>
- ※コーナー部への施工はできません。
1階~35階 | 立地条件に関わらず、手すり側と戸境部(敷設端部)にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。(15階以下で敷設床面積50m2以下の場合は端部カバー材のみの使用が可能です。)P4ネット又はリエナネットの敷設幅は30cm(1枚)以上にしてください。 |
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3.ルーフバルコニー
出幅2mを超える大きなバルコニー1階~15階 | 立地条件に関わらず、手すり側と戸境部にP4ネットまたはリエナネットを使用し、端部カバー材を併用してください。 居室側(躯体側)にはP4ネットまたはリエナネットをカットせず設置してください。 |
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設置できない場所
製品の性質上、下記の場所には設置できません。-
避難ハッチなど緊急時に使用する場所
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自転車や自動車など重量のあるものが通る場所
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土や芝生の上、プールサイドなど裸足で歩く可能性のある場所
取り扱い上のご注意
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クレガーレの場合
取外す際は、設置した順とは逆の順序で取り外してください。また、お手入れなどで取外したものを戻す際は、同じ箇所に同じものを戻してください。取り扱いには、安全のため軍手などを使用してください。
RIENA(リエナ)の場合方向や順番を気にせず施工できます!施工後に、1枚だけ取外すなどの対応も可能です。
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連結の際ハンマーなどで叩くとタイルが割れる可能性があります。また、端部カバー材を切断した際は必ずヤスリ等で切断面を丸く仕上げてください。
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修繕工事などの際、端部カバー材の取り外しが必要になることがありますが、一度撤去した端部カバー材を再利用することはできません。(施工に使用するブチルテープの跡が残る場合があります。)
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下地の床表面がウレタン防水の場合、設置によって下地を傷付ける恐れがあります。塩ビシートやFRP防水の場合は、裏面構造がやわらかいRIENA(リエナ)の施工をおすすめします。
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本製品の上で物を燃やしたり加熱すると、製品が燃えたり変形したりしますので絶対にしないでください。
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夏の高温のもとでは、表面が高温になります。履物を着用の上歩行してください。また、雨や散水の後は滑りやすくなりますのでご注意ください。
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タイルが割れた場合はすみやかに掃除してください。バルコニーの下地を傷つける恐れがあります。灯油・ガソリン・有機溶剤が付着した際には放置せずすぐに拭き取ってください。
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