リアテック施工のチェックポイント

サンゲツ リアテック
施工のチェックポイント

柄や表面の形状ごとの施工の注意 商品選びの際の
チェックポイント!

  • 表面に光沢のあるタイプ

    表面に光沢のあるタイプ
    下地基材の影響を受けやすい商品のため、下地調整を十分に行い施工してください。
    圧着はスキージーにやわらかい布を巻き、傷が付かないように気をつけてください。
    ドライヤー等で過剰に引き伸ばすと色調にムラが生じる可能性があります。
    表面を保護するフィルムが貼られています。施工後は保護フィルムを剥がしてください。
  • メタリックタイプ

    メタリックタイプ
    下地基材の影響を受けやすい商品のため、下地調整を十分に行い施工してください。
    ドライヤー等で過剰に引き伸ばすと色調にムラが生じる可能性があります。
    圧着はスキージーにやわらかい布を巻き、傷が付かないように気をつけてください。
    角度により色調が変化する事がありますので、流れ方向を合わせて施工をしてください。
  • 表面の凹凸が深いタイプ

    表面の凹凸が深いタイプ
    サンディングとシーラー処理を入念に行い、圧着を十分に行ってください。
    重ね貼り施工の際はエンボスの深さのため粘着力が低下します。十分注意して施工してください。
  • 横方向の柄タイプ

    横方向の柄タイプ
    中央部と両端部で柄の位置が異なるため、柄合せはできませんのでご注意ください。
    目透かしや目地込みで施工する事をおすすめします。
  • 無地カラータイプ

    無地カラータイプ
    屋外に使用する場合、木部・ケイ酸カルシウム板・スレート板・窯業系の下地の場合は施工後、膨れや剥がれが発生する場合がありますので、施工しないでください。
    屋外垂直面への施工については、端部や貼り付ける下地基材から水分が入り込むと接着不良を起こす恐れがありますので、金属など水分を含まない下地を選び、シート端部にシーリング処理を行い、防水処理をした後に施工してください。
  • スーパーグロスコート

    スーパーグロスコート
    下地基材の影響を受けやすい商品のため、下地調整を十分に行い施工してください。
    雑巾で乾拭き等、日常で発生する細かな擦り傷は復元し、目立たなくなりますが、大きな傷は復元が難しいため、ご注意ください。

どんな事に気を付けるの? 施工する場所の
チェックポイント!

温度について

  • リアテックの最低施工可能温度は12℃、最高施工可能温度は38℃、施工最適温度は20~25℃程度です。できる限り最適温度内で施工を行ってください。
  • 低温時の施工は接着不良を起こす可能性がありますので、必ず室温を最適温度に上げるか、ドライヤーなどで温めながら施工を行ってください。
  • 高温時の施工はフィルムが柔らかくなりすぎたり、極端に粘着力が上がり、微調整がしにくくなります。直射日光が当たる所での施工や、温める際にはご注意ください。

下地基材について

  • 下地に湿気があると貼り付けできません。室内が多湿にならないようご注意ください。
  • 下地表面の水分やゴミ・油分などを完全に除去し、下地は凹凸がなく平坦で乾燥している状態で施工してください。
  • 下地基材がベニヤ合板の場合は油分をよくふき取ってから施工してください。
  • ガラスに貼る場合は汚れを除去してから直接貼り付けてください。
  • 直射日光の当たるガラスに施工した場合は、粘着剤が劣化したり、ガラスが熱割れを起こす可能性があります。
  • 無垢材、集成材、真鍮、銅、鉛下地は接着不良によるフクレや剥がれが起こる可能性がありますので施工はお控えください。
  • ケイ酸カルシウム板、石膏ボード、合板の継ぎ目部分はビスやタッカーで下地を完全に固定してください。貼り付け時、リアテックを圧着する際に下地が動き、パテが割れる可能性があります。
  • 下地の色がリアテック表面の色に影響を及ぼす場合がありますのでご注意ください。
  • コーナー部には必ず、コーナーテープを使用して施工してください。
  • 下地処理にポリエステル系パテを使用する場合は換気を行い、臭気がこもらないようご注意ください。
  • ポリエステル系パテを使用する場合は換気を行い、臭気がこもらないようご注意ください。

下地処理方法について

  石膏ボード ケイ酸カルシウム板
ベニヤ合板
ラワン合板
コンクリート
モルタル
ステンレス板
アルミニウム板
焼き付け塗装鋼板
メラミン板 ガラス
事前処理 釘頭・段違い処理 乾燥状態確認 サビ・油分除去    
シーラー処理 パテ部のみ
シーラー塗布
全面にシーラー塗布      
パテ処理 穴、凹凸部をパテで埋める 穴、凹凸部をパテで埋める
(ポリエステル系パテを使用)
 
表面研磨 サンドペーパーで表面を平らにする  
表面清掃 アルコールにて表面清掃
プライマー プライマーを全面に塗布 プライマーを端部のみに塗布  

どんな事に気を付けるの? 施工する場所の
チェックポイント!

  • ロールからリアテックをカットしたり巻き戻したりする際は養生を敷き、リアテックにゴミやほこりが付かないように注意して作業を行ってください。
  • 表面を床につけたり引きずるなどして表面に傷をつけないようにし、カットしたものはロール状に立てて置いてください。
  • 出隅、入隅部分、三次曲面での施工については、プライマー処理を行い、接着強度を高めてから施工してください。
  • シワが発生しないよう、施工時はリアテック表面に力が加わらないようにし、施工後にドライヤーで暖め、接着力を上げるようにしてください。
  • 突き合せ施工の際は施工後に隙間が生じる恐れがありますので、ジョイント部の下地にはプライマーの2度塗りを行ってください。
  • 重ね切りをする際は下地まで切らないようにご注意ください。施工後の目隙の原因になります。
  • 水周りへの施工の際は端部や下地からの水分で接着不良を起こすのを防ぐため、端部への防水処理を行い、また、金属などの耐水性のある下地へ施工してください。
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