断熱性に優れた商品の選びにはコツがある!間仕切りカーテン 断熱性が
より高い商品の選び方
断熱性の高い間仕切りカーテンをお求めの方は必見!カーテン選びを間違えて、思ったような効果が得られずがっかり、なんてことのないように、断熱間仕切りカーテンの選び方を徹底解説します!簡単なDIYで、冬の寒さ対策や冷暖房効率アップができます!
間仕切りカーテンによる
断熱効果とは?
-
-
そもそも住宅で言われる断熱とは、外から内、内から外に熱を伝えずに快適な室温を保つことを言います。主に床下や壁面、窓等で断熱について考えられることが多いですが、今回は間仕切りカーテンによる断熱効果だけに絞って検討していきます。間仕切りカーテンの場合、廊下やリビング階段等からのすき間風を防ぐ役割や、冷暖房効果を高めて、快適な室温を外に逃がさないことが重要になります。
断熱性能の高い間仕切り
カーテンを選ぶポイント
気密性が高いかどうか
-
-
ここで言う気密性とは、間仕切りカーテンを設置した際にどれだけ隙間を無くし、空気の出入りを抑える事ができるかを指しています。隙間を無くせば断熱性が高まることは当然ではありますが、意外と商品を選ぶときにしっかり確認できていない場合が多いポイントです。「とりあえず布製のカーテンで仕切ってみる」のも良いのですが、布製カーテン以外にもっと気密性に優れた商品があります。
間仕切りカーテンに人気の商品で
気密性を比較!
-
布製カーテンの場合
布製カーテンの場合、突っ張り棒での取り付けがほとんどですが、「突っ張り棒を通す穴の部分」「左右の端」「最下部」と様々な箇所で隙間が生じます。
-
ロールスクリーンの場合
ロールスクリーンは一番上のメカ部分よりも、2~3cm程スクリーンの幅が小さくなる仕様になっています。そのため左右の隙間が生じ、また一番下まで降ろした状態でも下部に多少の隙間があります。
-
アコーディオンカーテンの場合
アコーディオンカーテンは、左右はマグネットで壁面にしっかり引っ付けて隙間を無くすことができます、ただ、通常仕様の場合、下部だけ床面から2cm程度隙間が生じます。これは、生地の部分を床に引きずってしまわないように、ある程度の余裕をみておく必要があるためです。ただ、アコーディオンカーテンの場合は、オプションで下部の隙間をガードするシートを付ける事ができ、これによって全方向隙間を防ぐことが可能です。
-
パネルドアの場合
パネルドアもアコーディオンカーテンと同じく、左右はビス止めやマグネットでしっかり固定できるため、すき間はほとんどありません。また、下部に床面から2cm程度隙間が生じてしまう部分も同様です。ただ、アコーディオンカーテンと違って下部の隙間をガードする部材が無いことと、上部のレールと本体のパネル部分に僅かな隙間があるため、アコーディオンカーテンと比べると気密性に少し劣ります。
素材による熱伝導率の違い
-
-
熱伝導率は素材によって大きく異なる
表を見ると分かるように、素材によって熱伝導率が大きく異なります。※W/(m・k)の値が大きいほど熱伝導率は高くなります。
アルミ素材のものは冬場、寒いところで触るとヒヤッとしますよね。熱伝導率が高いため、やかん等でも多く使用される素材です。断熱を目的とする場合、この熱伝導率は低ければ低いほど良いでしょう。
-
-
断熱性アップのため
アルミ製の窓サッシから樹脂製サッシへ先程の表の通り、樹脂素材は非常に熱伝導率が低い素材です。近年では、窓の主流であったアルミ製のサッシから、断熱性の高い樹脂製サッシへ大手メーカーが移行していく流れがあります。それほど、熱伝導率は断熱にとって重要な要素と言えます。
樹脂素材ならまず安心!
ただし布製品には注意が必要
-
-
断熱性を高める目的なら
天然素材はまず避けよう屋外に席のある飲食店などで、ビニールカーテンで間仕切りしているのを見かけたことはありませんか?ビニール樹脂は寒さ対策にもってこいの素材のため、風除けや冷気漏れ防止の役割をしっかり果たしてくれます。反対に天然素材の麻やコットン等は断熱目的での使用は避けた方がよいでしょう。
-
-
生地自体に厚みがある、
遮光性のあるものが良い先程天然素材の使用を避ける、というお話をしましたが、布製品の場合は生地の密度も非常に重要です。断熱は熱を伝えないことと、空気を通さないことが重要です。薄い素材や、密度が低く織りが粗い生地は、空気を多く通してしまいます。遮光カーテン等で使用される生地は非常に密度が高く、光を通しにくいため、当然空気の通りも悪くなります。断熱のための間仕切りカーテンとして使用するなら、遮光生地を選んでおけば間違いありません。
空気層による断熱性のアップ
-
-
段ボールや梱包のプチプチが
暖かいのはなぜか?断熱性を高める上で、空気層も重要な要素です。段ボールや梱包用のプチプチが暖かいのは、空気層を多く含んでいるからです。段ボールは複数の紙を重ねて作られているため、その隙間に空気層ができます。空気は熱を伝えにくい性質をもっているため、暖かい温度を保持しやすくなります。
-
-
窓ガラスも空気層が作られる
複層ガラスがハウスメーカーの主流に熱伝導率の違いにより、窓サッシが樹脂製に変わっているというお話をしましたが、窓ガラスも断熱性が高いタイプに移行しています。今までは1枚だけ使用した単層ガラスが主流でしたが、今は2枚使用した複層ガラスや、3枚使用のトリプルガラス等が選べるようになっています。これも理由は前述した通りで、ガラスを通して外の冷気が室内に入り込むのを防ぐ効果があります。
間仕切りカーテンで
空気層を作る構造の商品は1つ
-
-
アコーディオンカーテンは
生地が2枚構造なので空気層が中にできる!間仕切りカーテンの中で唯一、生地が2枚構造になっている製品が「アコーディオンカーテン」です。蛇腹状にウェーブのかかった生地が2重になっており、生地自体にも十分な厚みがあるため、非常に断熱性に優れています。
人気の間仕切りカーテン商品を
断熱性能のポイントで比較!
間仕切りカーテン 各タイプの
ご購入や商品選び
RESTAでは、以下の間仕切りカーテン商品すべて、
タテヨコ1cm単位でオーダー可能です。
-
断熱性が最も高く、左右開閉で使い勝手も良いアコーディオンカーテン。間仕切り専用の商品として開発されているため、その他にも鍵付き仕様など選べるオプションが豊富です!
税込4,943円~ -
樹脂製パネルがしっかり熱伝導を抑えます。木目調の見た目が本当のドアのようで、どんなお部屋にも合わせやすいのがポイント。取り付けもドライバー1本で誰でも簡単にできます。
税込8,071円~ -
スッキリとした見た目が特長のロールスクリーン。遮光生地などの種類も豊富で、様々なデザインからお好みの商品が選べます!幅も3m程の大きな開口部に対応できるため、お部屋の空間を分ける時にも使える。
税込2,277円~ -
オーソドックスなヒダ有タイプから、つっぱり棒で取り付けできるハトメタイプまで、選べる縫製仕様が豊富!生地も常時2000種類以上のバリエーションをラインナップしています。
税込1,485円~
-
カーテン選びに迷っているかた必見!カーテンの色が与える効果や機能性カーテンなど、カーテン選びに役立つコンテンツを全部まとめました。ぜひカーテン選びの参考にしてくださいね!
-
カーテン選びに失敗したくない方必見!カーテンをおしゃれに魅せるための、カラーやインテリアコーディネート術をご紹介します!
-
カーテンがお手頃価格で!ドレープとレースが入った4枚組のセットやフルオーダーのカーテンも。とにかく安いカーテンを集めました!
カーテン教室
-
カーテンの豆知識
-
カーテンの採寸方法
-
カーテンのメンテナンス