脱衣所のカーテン選び 突っ張りタイプから鍵付きまで

突っ張りで取り付けるか、
ビスで固定するか

まず第一に、取り付け場所の固定方法について確認をしておきましょう。ハトメカーテンとロールスクリーンは、突っ張り固定できるタイプが選べるので、賃貸などで天面や壁面にビス穴をあけられない場合はこちらが最適です。
アコーディオンカーテンとパネルドアと収納式プリーツスクリーンは製品自体の重量が重いため、必ずビス止めする必要があります。ビス止めしても問題ない方は次からの項目を読んでそれぞれの特長を踏まえた上で最適なものをお選びください。

開閉のしやすさは横開きタイプ

次に注目するのは開閉方法。ロールスクリーンは安価で取り付けも簡単。スマートな見た目も魅力的ですが、上下に開閉するタイプのため、サッと入ってサッと閉めるといった動作ができないのがデメリット。一人暮らしなどで開閉回数がそこまで無い場合はロールスクリーンでも十分ですが、やはり横開きのハトメカーテン、アコーディオンカーテン、パネルドア、収納式プリーツスクリーンの方が間仕切りとしての機能性は高いと言えます。

隙間が生じないタイプが安心

続いて、プライバシー性についてもしっかり確認しておく必要があります。ロールスクリーンは、上部のメカ部分よりもスクリーン幅の方が若干小さく作られる仕様になっています。その隙間は1cm～1.5cm程度ですが、すき間から見えてしまう可能性があるためプライバシー性は低くなります。ハトメカーテンも同様で吊るしているだけだと端にすき間が生じたり、少し触れただけでカーテンが動いてしまうので注意が必要です。端部分にフックを掛けるなどして工夫すれば改善することは可能です。
その点、アコーディオンカーテン、パネルドア、収納式プリーツスクリーンは、端部分をマグネットでしっかり壁面に固定できるため、簡単に外れることもなく、安心して着替えや入浴できることが大きなメリットです。

鍵をかけたいなら
アコーディオンカーテン一択！

最後に、プライバシー性をより高めたい方は鍵を掛けることができるかどうかも重要なポイントです。今回ご紹介した5種類の中で、鍵付きタイプが選べるのはアコーディオンカーテンだけ。鍵のタイプも簡易なスライドロックや、しっかり施錠ができるシリンダー錠ロックなどシーンに合わせて選べます。 家族の誰かが入っているのにうっかり開けてしまった、なんていう事態を防ぎたい場合には簡易なスライドロックを、店舗などでしっかりプライバシー性を保ちたい場合にはシリンダー錠ロックを選ぶのがよいでしょう。

ハトメカーテン

ロールスクリーン

アコーディオンカーテン

パネルドア

収納式プリーツスクリーン