窓の装飾として一般的なカーテンは、部屋のイメージに関わるインテリアアイテムとしてだけでなく、用途・目的に応じた機能も求められます。ここではカーテンの主な機能の特長を知り、空間に適した機能選びの参考にしてみてください。
カーテンの役割って?
- 1プライバシーを守る目隠し(遮蔽)
- 2窓からの光を調節(調光)
- 3直射日光を遮る日よけ
- 4音を吸収(吸音)、和らげる
- 5夏場の遮熱&冬場の保温効果
- 6お部屋を明るくし雰囲気づくりや
インテリアのアクセントに!
カーテンには様々な役割がありますが、より快適性やお手入れのしやすさなどを高めた機能を付加したタイプも増えてきています。比較的馴染みのあるものに、家庭で洗うことのできるウォッシャブル機能、光を遮る遮光機能などがあります。
カーテンの機能一覧
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家庭用洗濯機で洗濯(洗濯ネット使用)が可能なウォッシャブル機能。
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NIF基準の遮光性能を有する事を示すマークです。遮光率は99.4%以上あり1~3級にランク分けされます。
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遮熱レースについて
レース(ボイル)カーテン等の内遮熱率25%以上採光率0.6%以上(遮光率99.4%未満)の商品に適合し、室内温度の上昇を抑制すると共に、昼間の室内に適度な明るさを採り入れ、節電対策上の効果が認められるものです。 -
紫外線遮蔽(UVカット)について
紫外線(UV)を60%以上カットするレースカーテンを表しています。生地を透して入ってくる紫外線の量を低減し、内装材の色褪せの原因となる紫外線を吸収します。 -
洗濯などで汚れが落ちやすく更に洗濯時の逆汚染による黒ずみを防止する加工(SR加工)を施してあることを示しています。
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光触媒の化学反応や金属イオンの分解作用により、気になるタバコ・生ゴミ・ペット等のイヤな臭いを抑える効果があります。
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生地に光(紫外線)が当たると、光触媒の化学反応により、生地上に細菌が繁殖するのを抑えます。
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シックハウス症候群の原因のひとつである室内のホルムアルデヒド・トルエン・キシレンなどのVOCを低減します。
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蓄熱保温機能を有する特殊糸(ナノレッド)を使用した保温性レースカーテンです。生地に遠赤外線ナノ粒子を練り込むことにより、生地表面が温まりやすく蓄熱保温効果が期待できます。
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防火性能・防炎ラベルについて
消防法により定められた防炎性能試験に合格したカーテンであることを示しています。(ドライ・水洗い洗濯後も防炎再処理の必要はありません)
※防炎品について、ご注文の際にラベルの有無をご指定ください(1枚200円)
形状記憶と形態安定の違い
薬品を使用しない安心・安全な加工です。-
形状記憶ウェーブ加工
プリーツだたみをしてもV字になりにくく、美しいS字状のプリーツを長期間お楽しみいただける加工です。効果持続の目安は洗濯回数5回程度です。
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形態安定ライトウェーブ加工
カーテンのヒダを整えながら生地の張りを抑え、カーテン自体のドレープ性を向上させます。効果持続の目安は洗濯回数1~3回程度です。
形態安定と形状記憶は、出来上がりの形はほぼ同じです。
ウェーブロンボイルとミラーレースの違い
薬品を使用しない安心・安全な加工です。-
ウェーブロンボイル
ウェーブロンR とは、四つ山扁平断面を持つポリエステル原糸のことで、その特異な形状が本来相反するプライバシー保護と採光性とを両立させました。夜間でも室内が透けにくくプライバシー保護の効果が高まりました。また、紫外線をカットしつつ、外の光は適度に採り入れますので、日中の明るさも充分に保ちます。
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ミラーレース
ミラーレースとはレース生地の裏面に光沢糸を使用して、光沢感をもたせたカーテンのことで、日中の室内の様子を見えにくくする効果があります。部屋側は光沢感がそれほど目立たず、一般のレースとほとんど変わりません。一般のレースに比べて、太陽光線をより多くカットしますので、室内の日焼け防止や冷房効率アップによる省エネルギーの効果もあります。
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