シーンに合わせてシート状床材を選ぼう シート状床材の違いについて
知りたい!
クッションフロア、長尺シート、ノンスリップシートなど、RESTAでは様々なシート状床材を販売しておりますが、何が違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか。そんな方のためにこのページではシート状床材の違いについて解説します!
シート状床材には
どんな種類があるの?
一般的にシート状床材と呼ばれるものは、塩化ビニル樹脂を基本とする素材でできた 塩ビ系ビニルシート床材をいいます。塩ビ系シート床材の中で大きく分けるとクッションフロア、 長尺シート、ノンスリップシートに分かれます。
クッションフロア
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クッション性に優れ、水に強いことから住宅に幅広く使用されています。表面を強化した土足対応商品や消臭などの機能を付けた商品などもあります。柔らかく、ハサミで簡単にカットできるので、DIY床材として人気です。
長尺シート
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土足で歩行できる耐久性があり、人の出入りが多い店舗や事務所などによく使われます。クッション性、耐薬性、帯電防止に優れた物などがあり、病院などでも使われています。
ノンスリップシート
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マンションのバルコニーや外階段、浴室の床など、水に濡れると滑りやすい場所を滑りにくく安全に歩行できるように施工されます。厨房やプールサイド向けの機能性商品もあります。
シート状床材、どう違うの?
見た目の違い
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クッションフロア
表面からクリア層、プリント層、発泡層、不織布で構成されています。土足対応品などは表面に強化コーティング加工がされています。
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長尺シート
表面のプリント層と塩ビ製の基材で構成されており、しっかりとした硬さがあります。衝撃吸収タイプは発泡層によりクッション性があります。
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ノンスリップシート
凹凸のエンボス加工が施された表面の層と、塩ビ製の基材で構成されています。浴室用には転倒時の衝撃や足元の冷たさを和らげる発泡層があります。
表面の違い
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クッションフロア
柄に合わせた凹凸が付いており、フローリング調やタイル調には目地を表現したへこみが入っています。
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長尺シート
クッションフロアと似ていますが、目地やつなぎ目部分に凹凸はなく、表面の柄に合わせた凹凸のみです。
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ノンスリップシート
表面は滑りにくいように大きな凹凸が付けられ、その凹凸が並ぶことにより柄になっています。
裏面の違い
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クッションフロア
裏には白い不織布が貼られています。
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長尺シート
グレーの基材に白い糸が埋め込まれています。衝撃吸収タイプは裏に薄いビニールが貼り付けられています。
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ノンスリップシート
長尺シートと見た目はほとんど変わらず、浴室用には薄いビニールが貼り付けられています。
厚みの違い
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クッションフロア
住宅用は1.8mm、土足用は2.3mのものが多く、衝撃吸収タイプには4mm以上のものがあります。
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長尺シート
2mmのものが一般的ですが、衝撃吸収タイプは2.5~2.8mmと厚めにできています。
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ノンスリップシート
屋内用は2mm、完全屋外用は2.5mmが一般的です。浴室用は2.5~2.8mmが多く、中には4mmの物もあります。
施工方法の違いは?
基本的には下地にボンドを塗り、シート状床材を貼り付け、隙間の処理をしますがシート状床材によって、
使用するボンドや継ぎ目処理剤が異なります。
それぞれの施工手順
使うボンドに違いはあるの?
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それぞれの床材の材質に合わせた配合でボンドは作られており、ボンドの主となる基材なども異なります。また、施工する場所によっても基材が変わり、完全屋外品や浴室用などは耐湿性に優れた専用ボンドがあります。
その他の違いを色々見てみよう
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クッションフロア
衝撃吸収と住宅用の違い衝撃吸収タイプのクッションフロアは発泡層が厚く、通常のクッションフロアよりもクッション性が高くなっています。
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長尺シートとクッションフロアの違い
長尺シートには発泡層がないため、クッション性がほとんどありませんが、長尺シートは表面の層が厚く、耐久性に優れています。
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衝撃吸収CFと衝撃吸収長尺シートの違い
どちらも発泡層が厚く、クッション性がありますが、衝撃吸収長尺シートの方が表面の層に厚みがあり、しっかりとしており、耐摩耗性に優れていることがわかります。
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ノンスリップシート 浴室用と通常の違い
表面はどちらも同じように凹凸加工がされており、滑りにくくなっています。さらに、浴室用のものは抗菌・防カビ性に優れ、中の発泡層により、転んだ時の衝撃緩和や、床の冷たさ軽減の効果があります。
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