
持続可能な地球環境を作るための取り組みサステナブルな椅子生地
ペットボトルリサイクル糸・
原着ポリエステル糸
サステナブルな椅子生地は、環境に優しい素材を使用し、再生可能な資源から作られた椅子張り用の生地です。このページでは、RESTA限定販売の「FORESTEX」生地で使用しているサステナブルな素材や製造方法についてご紹介します!サステナブルな椅子生地を選ぶことで持続可能な社会を作るための取り組みに参加しませんか?
環境に配慮した椅子生地
作りへの取り組み
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サステナブルな生地の製造は、地球環境に対する負担を減らし、より持続可能な未来を実現するための取り組みです。FORESTEXの生地製造を行っている森傳では、以下のような方法で、サステナブルな生地の製造を行っています。
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1.再生素材の
利用廃棄物から再生された素材を利用することで廃棄物を減らし、素材の使用にかかる負荷を軽減します。リサイクルポリエステルや、生地の製造工程や工場での生産過程において発生する落ちワタやはぎれなどを使用しています。
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2.水とエネルギーの
効率的な使用生産プロセスにおける水やエネルギーの使用を最小限に抑え、排出物の量を減らすことも重要な要素です。生地の生産においてエネルギーや水の商品が多い工程を無くす工法や技術の開発が進められています。
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3.自然素材の
利用化学的な処理を必要としない自然素材、例えばオーガニックコットンやヘンプなどを利用することで、化学物質の使用を減らし、生産プロセスをより環境に優しいものにします。また、生産者にも負担をかけない農法への取り組みがなされています。
ペットボトルリサイクル
ポリエステル糸を
使用した
椅子張り生地
ペットボトルリサイクル
ポリエステル糸とは?

再生ポリエステル糸は、ペットボトルの再利用によって製造される糸です。ペットボトルリサイクル推進協議会によると、国内では年間約596千トン(約242億本)のペットボトルが供給され、その廃棄物処理に伴うエネルギー消費やCO2排出量の増加などが問題視されています。
再生ポリエステル糸は、通常のバージンポリエステル糸と比較して、約41%のCO2排出量を削減することができます。また、再生ポリエステル糸は、通常のバージンポリエステル糸と同等の品質で作られているため、長期間にわたって利用することができ、環境に配慮した製品として注目されています。
リサイクルの工程
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再生ポリエステル糸の場合
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バージンポリエステル糸の場合
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バージンポリエステル糸の場合、生産工程に加えて処分の際にもエネルギーを消費し、CO2を排出します。糸を作るための新たな原料も必要になります。
ペットボトルリサイクル
ポリエステル糸の
椅子生地ラインナップ
原着ポリエステル糸を
使用した椅子張り生地
原着ポリエステル糸とは?

椅子張り生地やパネルクロスなどのファブリックには、品質や作業性を保つため、ポリエステルが不可欠です。しかし、ポリエステルは製造工程で多くの水やエネルギーを使用するため、環境に配慮するためには水使用量の抑制が重要です。その解決策として、原着ポリエステルがあります。原着ポリエステルは、原料のポリエステルペレットに顔料や染料を加えて繊維にすることで、染色工程が不要となり、水使用量、エネルギー消費量、CO₂排出量を大幅に削減できます。また、色素を原料に直接練り込んでいるため、染色堅牢度に優れ、アウトドアや日当たりの良い室内での使用や消毒などにも適しています。
リサイクルの工程
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原着ポリエステル糸の場合
顔料を直接練り込むため、水の使用量が抑えられます。
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一般的な糸の場合
糸を1kg染める場合、約130~150リットルの水が必要です。
原着ポリエステル糸の
椅子生地ラインナップ

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