座面と背面がクッションになっているタイプの
ソファーリメイクにトライ!コツをつかめば意外と簡単!ソファーをリメイク
ソファーの座面や背面がへたって来たら、新しく作り直してみましょう!クッションの角や生地が重なって厚みのある部分も、コツをつかめば意外と簡単です。今回は簡単に作れる、ファスナー無しタイプの工程をご紹介します。
今回リメイクするのは
こちらのソファー
-
シックなソファーを
爽やかマリンテイストにリメイク!今回は座面、背面のクッションがどちらも取外しできるタイプのソファをリメイクします。
-
簡単に作れる
ファスナー無しタイプで!ウレタン(クッション材)を出し入れする部分は、生地同士を重ねて中が見えないようにする、ファスナー無しタイプに。
準備するもの
-
準備する物
- ミシン
- チャコペン
- ミシン針(厚地用)
- 裁ちばさみ
- 糸(厚地用)
- まち針
- 定規
-
使用する材料
・生地
・ウレタン(クッション材)
生地とウレタンをカットしよう
-
パーツ全体図
-
縫い合わせ図
大きなパーツ1枚、小さな側面パーツ2枚にカットしていきます。ウレタンの出し入れ部分は生地を重ねて作るため、重なりしろ分・折しろ分を足した長さの生地を用意しましょう。
-
クッションの縦・横の長さ、厚みを測ります。
-
生地の裏側に縫いしろ線、切りしろ線、折りしろ線を引きます。
-
測ったサイズに、前面は9cm(重なりしろ5cm・折しろ4cm)、下面は4cm(折しろ4cm)を足した寸法で、縫いしろ線を引きます。そして、その外側1cmの所に切りしろ線を引きましょう。最後に、それぞれの折しろ線も引いておきます。
-
線が引けたら、切しろ線に沿って各パーツを裁断します。
-
一度に複数個分の裁断を行う場合は、それぞれどこのパーツかわかるように書いておきます。
-
ウレタンに縦と横の長さで印をつけカットします。
必要な厚み分になる枚数分用意しておきましょう。
口の部分を縫っていこう
-
中のウレタンを出し入れするための口の部分を縫っていきます。
-
大きなパーツを裏面が上に向くように広げます。折しろ線を引いた部分を2cmの幅で3つ折りにし、まち針で留めましょう。
-
反対側の端も同じように折って、まち針で留めておきましょう。
-
折った生地の端から1cmほどの位置をミシンで直線縫いし、両端は返し縫いをしておきます。
-
反対側の端も同じように縫っておきます。
-
作業のポイント
ミシンの扱いに慣れていない方はゆっくりの速度で縫い進め、まち針が布押さえに近づいてきたらいったんミシンを止めましょう。生地がずれないようにまち針を外したら、また続きを縫いはじめる、という作業を丁寧に繰り返すことがきれいに縫い上げるポイントです。
側面のパーツを縫い付けていこう
-
側面の小さなパーツと大きなパーツの縫いしろ線を合わせます。2枚の生地が中表になるように重ねましょう。
-
角がずれないように気を付け、縫いしろ線を合わせながらまち針で留めていきます。
-
反対の側面も同じようにまち針で留めておきましょう。
-
そのままそれぞれのパーツの縫いしろ線と角を合わせながらまち針で4辺を留めていきます。
-
生地が重なる部分(ウレタンの入り口)は、短い方が下になるように重ね、まち針で留めます。
-
角の部分は側面パーツの角をつまむようにしてまち針で留めていくと、きれいに仕上がります。
-
反対側も同じようにまち針で留めたら、縫いしろ線に沿ってミシンで縫い付けていきます。縫い終わりは必ず返し縫いをしておきましょう。
-
ウレタンの出し入れ部分はほつれやすいため、もう一度上から縫いつけておくとより丈夫になります。
-
生地がほつれないように生地の端をジグザグ縫いでかがります。かがり縫い機能のあるミシンの場合は、そちらの機能を使いましょう。
-
両端をかがり終わったら、縫い作業は完了です。
生地を表返してウレタンを入れよう
-
生地を表に返して形を整えます。
-
ウレタンを2つ折りにして、カバーの奥まで入れていきましょう。
-
2つ折りにしていたウレタンを中で広げ、位置を整えます。同じように必要な枚数分を中に入れましょう。
-
ソファークッションの完成です!同じように残りの部分も作っていきましょう。
ビニールレザー
(フェイクレザー・合皮)
・椅子張り生地教室
-
豆知識
-
機能性・用語の説明など
-
商品の選び方・活用術
-
椅子の張り替え・車内のDIY
-
椅子生地でクッションDIY
-
その他の椅子生地DIY