WEBで工場見学!カーペットができるまでの全工程! オリジナルプリントカーペット工場見学
工場見学でオリジナルプリントカーペットができるまでの全工程が分かる!写真やイラストを使って思い通りのデザインで作れるプリントカーペットはどうやって作られているのか、製造工場に潜入取材してきました!普段は見る事の出来ないプリントカーペット専用の機械の見学や、プリントカーペット製造の豆知識もお伝えします。
自由にデザインできるカーペット
RESTAのオリジナルプリントカーペットは、フルカラーの全面印刷で写真やデザインデータをそのままカーペットに再現できるサービスです!通常のカーペットは1つの柄に対して大量生産されるものですが、オリジナルプリントカーペットは1枚単位で製作が可能に。今回は、その製作のヒミツについて、実際の製造工場に潜入して探っていきましょう!
- オリジナルプリントカーペットが出来上がるまでの工程を製造工場に直接取材してきました!
普段はなかなか見ることのできない製造のウラ側や、各工程のポイントもお伝えします。
生地への着色や、サイズカット、端の糸加工まで1枚ずつきれいに仕上がっていく様子は動画でもCHECK!
真っ白なカーペット生地に、インクジェット式の大きなプリンターでインクを乗せていきます。写真印刷と同じように、コンピューターに印刷用のデータを直接取り込んで再現するから、印刷位置のズレや歪みなどの心配がないのがインクジェット式の特長です!
- カーペットの印刷品質は、温度や湿度に大きく左右されます。
オリジナルプリントカーペットの製造工場では、印刷に最適な温度・湿度の調整を徹底しているため、いつでも安定した品質でお作りできます!
幅2mまで対応できる巨大なインクジェットプリンターに
真っ白なカーペットをセット。
あとは印刷データをプリンターのパソコンに取り込んだら準備完了です。
カーペットへのプリントがあっという間に完了!でも元のデータよりもかなり色が薄いような…??その訳はお次の工程で説明していきます!
プリンターでインクを乗せただけでは、元のイメージよりも色味が大分薄い状態になります。使用しているインクの性質上、熱処理を加えることでインクがカーペットに定着し、発色が変化していくのです!
- 熱処理は、生地の種類や季節に応じて100℃~160℃の熱を1枚10分程度かけてゆっくり加えていきます。
また、熱処理をかけることで生地の色落ちや生地の傷みを抑える効果もあります。
奥の緑色の機械の中にカーペットを通して熱処理を行います。
手前の白い機械で、生地の種類や季節に合わせた温度を管理しています。
- ゆっくりと時間をかけて通していくことで、カーペットに均等に熱処理が加わります。
熱処理が終わると、プリンターでの印刷直後に比べて色味がしっかりでていますね!この工程を行うことで、ご家庭で毎日使用しても摩擦や色落ちに強いカーペットが出来上がります!
熱処理が終わった段階では、まだカーペットの四方に余分な白地が残った状態に。次はこの余分な生地をご注文のサイズに合わせてカットしていきます。熟練の職人の手によって、1枚1枚丁寧にカットされます。
カーペット生地は凹凸が大きいため、正確なカットや断面に
ほつれが出ないようにするには、熟練の技術が必要に。
- 今回はしっかりとした織りのウィルトン生地を使用しましたが、フワフワと毛足の長いソフトマイヤー生地でも同じように手作業でカットしています。
最後に切りっ放しになっているカーペットの端部分を糸で縫い付けていきます!この作業も職人が専用のミシンを使って手作業で行っています。
指定の色の糸をミシンにセットして、端部分を処理していきます。
オーバーロック加工も職人による手作業で行います。
切りっ放しになっていた部分が綺麗に縫い付けられ、
生地がほつれてくる心配がなくなります。
様々なデザインに対応できるインクジェットプリンターを使用することで1枚単位の製作を実現。さらに、機械の力と職人の技が合わさって、安心・満足の品質に仕上がっていたんですね。
オリジナルプリントカーペットのWEB工場見学はいかがでしたか?オリジナルプリントカーペットは一般的に販売されている柄物のカーペットとは全く違った手法で製造されているため、他ではなかなか見る機会のない部分までご紹介できたかと思います!
国内工場で丁寧に作られたオリジナルデザインのカーペット、ぜひご自宅のインテリアやオフィス・店舗などで活用してみて下さい!