ハケ・ローラー・コテバケの特性
ハケ・ローラー・コテバケの3種類の塗りやすさを比べてみましょう。それぞれに特徴や使いところが違うから、ちゃんとした使い方を知ればあなたもプロ並みに綺麗に塗れる。ペンキには伸びやすさがあるので用途に合わせて使い分ければ無駄なくスムーズに美しい仕上がりになります。
特性から選べる
それぞれの使い方を知ろう!-
ハケ
ナイロン製の毛束から出来ており、細かい部分や凹凸な部分に特化しております。
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ローラー
ローラーとマイクロキューブが一つになり、広範囲のペイントに特化しております。
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コテバケ
コテバケとスポンジが一つになり、塗料の吸収率が良く広範囲のペイントに最適。
3種類のペンキの伸びやすさの違い
3種類の伸びやすさを比較してみましょう。-
- コテバケ
- 均等に最後まで途切れずに塗ることができます。
- ローラー
- 均等に塗ることはできるが少しずつ途切れます。
- ハケ
- 最初は均等に塗れるが最後の部分はかなり途切れます。
ハケの特性
簡単な塗り方と特性をご紹介します。塗り方
おおざっぱに塗料を全体に配るように塗っていきましょう。
平行に横に動かして、塗料を均一に広げて塗っていきます。
最後にもう一度垂直に縦方向に刷毛でなでるように塗ると綺麗に仕上がります。
特性
ハケは、細かい部分や凹凸部分の塗装に最適です。毛の部分の幅も一般的に30mm,50mm,70mmと3タイプありますので用途に応じて選べます。広い面を塗ることも可能ですが、塗膜が均一になりにくいことがあります。
- 水性塗料用 刷毛 40mm
- 高密度で細い毛束が多くの塗料を含み、塗料切れが少なくなり塗り継ぎ回数を減らすことが出来ます。また、コシが強いため狙った場所に塗装しやすく、毛抜けも少ない非常に使いやすい刷毛です。
ローラーの特性
簡単な塗り方と特性をご紹介します。塗り方
受け皿で転がし塗料をなじませ、全体的に塗料を広げていきます。
平行に動かし、塗料の厚みが均一になるように塗装していきます
最後にもう一度垂直に縦方向にローラーで転がすと綺麗に仕上がります。
特性
ローラーは、広い面を一気に仕上げる時に威力を発揮します。重ね塗りをすることで、均一に塗膜を作ることができます。ただし、ローラーが回転することにより、塗装面に「ローラーマーク」と呼ばれる微細な凹凸が付きます。
- 水性塗料用ローラー
スモールローラー 4インチ- マイクロフォーム採用で、ローラーマークがつきにくく、薄塗り仕上げに最適なローラー。塗膜が平滑に仕上がることで美しい塗膜面を得ることが出来ます。室内壁塗装やニス仕上げに最適。
- 水性塗料用ローラー
コテバケの特性
簡単な塗り方と特性をご紹介します。塗り方
受け皿で塗料をスポンジになじませ、全体に一気に塗料を広げていきます。
初めに塗った方向に対して垂直に動かし、塗料の厚みが均一になるように塗装していきます。
手元部分を少し浮かせてスポンジの縁で綺麗に仕上げましょう。
特性
コテバケは、ローラーと同様に広い面を効率的に塗ることができペンキの吸収率が良い為、途切れず綺麗に塗れるので、平滑な面に適しています。ただし、湾曲していたり大きな凹凸がある面には適していません。
- 水性塗料用 コテバケ
- 塗料を塗るパット部分が交換可能なコテバケ。室内壁やガーデニング等の塗装にオススメです。
税込664円~
3種類の特性まとめ
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コテバケ
平らな面を均一に塗るのには適しており、途切れることも少なく綺麗に塗れます。仕上がり面はハケと同じように筋目が残ります。
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ローラー
平らな面を広範囲に綺麗に塗るのには適しており、途切れることはありますが塗り直すことで綺麗に塗れます。仕上がり面はローラーマークが残ります。
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ハケ
細やかな部分や凹凸部分を塗るのには適しております。途切れることが多い為、何回も塗り直しする必要があります。仕上がり面はハケの筋目が残ります。