ウッドブラインドに使われる木材の種類と特徴

それぞれの特性を知ろう! ウッドブラインドに使われる
木材の種類と特徴

ウッドブラインドに使用される木材には、軽量で変形しにくいという性質が求めれらます。ウッドブラインドでは、天然木と一括りにされることが多いですが、実は木材の種類によって木目の見え方や、耐久性・重量による操作性の違いができてきます。今回はこの木材について詳しくご紹介していきます。

ウッドブラインドで
最も一般的なバスウッド

バスウッドの主な特徴

  • バスウッドの主な特徴
  • ウッドブラインドの中でも最もよく使われているのがバスウッドです。
    ギターやベースに使われる木材として有名です。

    北米に生える樹木で、日本のシナノキと似た見た目、特徴を持っています。

    流通量が多いことに加え、軽量で加工がしやすく、変形も少ないので最もウッドブラインドに向いている木材です。

バスウッド製ブラインドの魅力

  • バスウッド製ブラインドの魅力
  • バスウッドを使用したウッドブラインドは商品数が多く、最もカラーバリエーションが豊富です。

    加工しやすい特長を生かし、表面に凹凸付けるなどの特殊加工を施した商品のラインナップもあります。

ウッドブラインドで
最も軽量な桐

桐の主な特徴

  • 桐の主な特徴
  • 桐は国内に生える樹木の中で最も軽量ということで知られている木材です。
    バスウッドの半分程度の重量であるため、操作方法がポール式でも大きなサイズで製作可能です。

    他にも防虫効果や燃えにくい性質もあり、ブラインドに適した素材であると言えます。

桐製ブラインドの魅力

  • 桐製ブラインドの魅力
  • 桐は古くから日本人と深い関わりがあります。
    桐たんす等が高価であるように、高級で質の良い木材です。

    木目が美しく、和洋問わず様々な空間に調和します。

    ナチュラル以外のカラーラインナップもあり、お部屋の雰囲気や家具に合わせてお選びいただけます。

バスウッド・桐のウッドブラインドは国内メーカーでも主流となっており、ほとんどの製品で見積もりページから選択が可能です。
商品についてはブラインドのメーカー毎のラインナップが分かる下記のページでご確認下さい。

独特の節が印象的な
バンブーブラインド

バンブー(竹)の主な特徴

  • バンブー(竹)の主な特徴
  • ウッドブラインドの中には竹材を使用した製品もあります。
    竹は弾力性があり、硬くて丈夫という特徴があります。

    また、調湿性や抗菌・脱臭作用もある素材のため、昔からすだれや工芸品としても使用されてきました。

    竹は木材のなかで成長が最も早いため、資源が無くなる心配の少ない竹材を有効活用することによって、森林保全にも繋がります。

バンブー(竹製)ブラインドの魅力

  • バンブー(竹製)ブラインドの魅力
  • 竹は節の表情が出やすいため、その自然の節を活かした見た目も魅力の一つです。

    桐と同じように洋室はもちろん和室との相性も良く、様々なシーンで活躍するブラインドです。

    また、資源が確保しやすい点からブラインドの中でも安価な製品が多いのも嬉しいポイント。

高級ブラインドに使用される
杉・桧(ヒノキ)

杉・桧の主な特徴

  • 杉・桧の主な特徴
  • 杉と桧は見た目がよく似ており、きめ細やかな木目が特徴です。

    杉と桧のどちらも国産材が大半を占めており、日本製の高級なブラインドの板材ととして使用されるケースが多くなっています。

    杉は比較的流通量が多く、軽くて柔らかいため加工しやすいというメリットがあります。木材の中でも空気の含有率が高いため、断熱性も期待できます。

    桧は一般的には杉よりも高級材として扱われることが多く、強度や防虫性の高さが特徴です。

杉・桧製ブラインドの魅力

  • 杉・桧製ブラインドの魅力
  • 日本製の高級ウッドブラインドとしての取り扱いが多い杉・桧。

    塗装の仕上げにもこだわった製品が多く、無垢材そのものの質感を活かした無塗装スラットや、植物油やミツバチ巣のロウを精製した自然塗料で塗装したスラットがあります。

ウッドブラインドに使われる
木材の細かな違い

1枚板か集成材かで大きく異なる

  • 1枚板か集成材かで大きく異なる
  • 多くのウッドブラインドでは、つなぎ目のない1枚板のスラットが使用されています。
    ただ、一部のブラインドでは、環境に配慮した集成材スラットが採用されている場合があります。

    集成材とは複数の板を結合させて製造するため、木材を有効活用できます。
    接着剤等で貼り合わせて作られるため、板につなぎ目ができることが特長です。

    ウッドブラインドとしては1枚板の方が品質が良いとされていますが、集成材は比較的低価格で購入でき、環境にも優しいためおすすめです。

木材の中でも柾目板は最上級品

  • 木材の中でも柾目板は最上級品
  • 1枚板のスラットの中でも最上級とされるのは「柾目板」を使用したものです。

    柾目板とは木の中心部分のみを使用した木材のことを言い、まっすぐで美しい木目が魅力です。
    1本の木から数%しか取れない、希少価値の高い素材となります。

    先ほどご紹介した杉・桧のブラインドでは、この柾目板がスラットに使用されています。

ウッドブラインド木材の
塗装や加工

ウッドブラインドには様々な種類の
木材が使用されますが、
さらに木材への加工や塗装方法にも違いがあります。

  • 無塗装や自然塗料

    無塗装や自然塗料

    木目が活きる無塗装や自然な塗装でナチュラルに仕上げたスラットです。

  • ペイント塗装

    ペイント塗装

    木材にしっかりと着色する塗装です。豊富なカラーが選べて、インテリアのアクセントにもなります。

  • エイジング加工・塗装

    エイジング加工・塗装

    特別なエイジング加工や塗装を施したスラットもあり、長い間使いこまれたような表情が楽しめます。

  • プリント仕上げ

    プリント仕上げ

    板全体にプリント加工を施したスラットもあります。美しく整った木目を再現できます。

国内メーカーのウッドブラインドでは、豊富な種類のスラットデザインからお好きなものを選択可能です。詳しくは以下のウッドブラインドのスラットデザインの紹介ページよりご確認下さい。

ウッドブラインドには
樹脂製のスラットも使用される

耐水性・防炎性を求めるなら
樹脂製ブラインド

  • 耐水性・防炎性を求めるなら樹脂製ブラインド
  • 樹脂製のスラットに、プリントや表面加工を施すことで、天然木の木目を再現したウッドブラインドもあります。

    天然木よりも耐水性があるため、キッチンや浴室など、幅広い場所へ取り付け可能です。
    水拭きができるので汚れやすい場所にもおすすめです。

    また、防炎マークを取得していますので、高層マンションや公共施設などでも、安心してお使いいただけます。

ウッドブラインド商品カテゴリ

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