ブラインドの歴史や使いやすく進化した機能

今は様々な機能性が追加! ブラインドの歴史や
使いやすく進化した機能

ブラインドの歴史と現在のブラインドの進化したポイントについて詳しくご紹介します。今ではどこでも見かけるブラインドですが、その歴史を知るとより愛着が湧くかも。窓のサイズや使う人に合わせた機能も追加されているため、気になる方は是非チェックしてみてください。

ブラインドの起源とは?

ブラインドはスクリーン状の
日除けから始まる

  • ブラインドはスクリーン状の日除けから始まる
  • ブラインドの日除けとしての機能は、古代エジプトファラオ王朝時代に今のようなプラスチックやアルミ製ではなく熱帯樹の葉を利用したスクリーン状のもので強い日差しを遮り、人目を避け通風を良くする工夫がなされていたといいます。
    その後、ペルシア商人がこのスクリーン状のものを自国のペルシアで紹介し、さらに各国へと広まっていくことになります。

ベネシャンブラインドの原型

  • ベネシャンブラインドの原型
  • その後、ブラインドは様々に変化・進化しながら中世になってイタリア、ヨーロッパに広がり、イタリアのベニスでは、上から降り注ぐ太陽の光と下から照り上げる水の太陽光の反射の両方を妨げるため重宝され、よこ型ブラインドの原型「ベネシャンブラインド」が生まれました。
     その後、現在のアルミ製のべネシャンブラインドは1946年、アメリカ(現在オランダ)のハンター・ダグラス社が開発・発売したのが始めです。

日本のブラインドの歴史

戦後から本格的に製造が開始される

  • 戦後から本格的に製造が開始される
  • 日本のメーカーでブラインドの製造が始まったのは昭和16年頃。戦後進駐軍特需として本格的に製造が開始されました。高度経済成長期には次々と大型ビルに採用され、大型・電動式といったビル向けのブラインドが開発されています。家庭用のブラインドは昭和40年頃から専用機種が発売され、家庭でも簡単に使えるような操作性、様々なインテリアに合うデザインのブラインドが次々と生まれています。

一般家庭への普及

  • 一般家庭への普及
  • ブラインドは元々、オフィスなどの商業社向けでしたが少しずつ住宅用に進出し、カーテンが一般的だった中、遮光性や日光の採光調整が可能なブラインドに人気が出ました。その後、スラットの幅を狭くしたものが広がっていきました。住宅事情の変化によりお客様のニーズにあわせ、デザイン・機能性などラインナップが増え、ブラインドはますます進化しています。

現在のブラインドの進化

調光機能の追加や
社会課題に対応した進化

  • 調光機能の追加や社会課題に対応した進化
  • ブラインドは古い歴史の中で、光を取り込みながら調光し、プライバシーも確保したい。という問題点を工夫と研究を重ね、様々に変化した結果、細かなポールの操作で光をコントロールしたり、使用する場所に合わせてブラインドの羽の素材を選べたりと多機能に進化してきました。
     また、昨今のエコブームも手伝って、遮熱効果のあるブラインドなど人気が高くなっています。優れた断熱性や多種多様な機能はカーテンにはない部分であり、窓辺がすっきり見えるというデザイン性もかね揃えています。

操作方法の進化

ブラインドに羽の角度を変えて調光するという機能性が加わってから、現在まで様々な操作方法が開発されています。今では一般的なポール式から、見た目をスマートに改良したものや大きな窓に対応するものなど、窓や使う人に合わせた選択が可能になりました。

  • ポール式
    ポール式

    現在のブラインドでは最もオーソドックスなポール式は、操作ポールを回すことで羽の角度を調整し、化学繊維の紐を下に引くことでブラインド全体の昇降操作をします。オフィスなどでも見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

  • ワンポール式
    ワンポール式

    先ほどのポール式の「操作ポール」の中に、全体昇降用の「コード」を通してスッキリとまとめたのがワンポール式です。一般住宅に普及していく中で、より良い見た目を求めて開発されました。また、コードが中に納まることで、小さなお子さまやペットにコードが引っかかる危険性が抑えられることも大きなメリットとなっています。

  • ループコード式
    ループコード式

    現在の住宅や商業施設では、従来の規格よりも大きな窓の採用が増えています。そんな時代の移り変わりに合わせて、ブラインドも大きな窓でも操作しやすいタイプが販売されています。ループコード式は、主に重量のあるウッドブラインドに採用される操作方法で、内部にギアが内蔵されているため、大きなサイズのブラインドでも軽い力で操作が可能になっています。オフィス向け等、一部のアルミブラインドでも選択が可能です。

スラットの機能性の進化

アルミ製のスラット(羽)についても、様々な機能性を付加したものが開発されています。特に日本では、近年悩まされる夏の日差し対策となる遮熱スラットが人気です。また、ブラインド自体の構造の工夫により遮蔽性能を高めたタイプも選べるようになっています。
意外と奥が深いブラインド。購入を検討するなら、ぜひ豊富な機能性についてもチェックしておきましょう。

スラット自体の機能性

  • 遮熱コート
    遮熱コート

    光の反射率を高めたスラットで、室温の上昇を抑えてくれるスラットです。冷暖房効率が高まり、夏の省エネ対策にもなる人気の機能です。

  • グロスレス遮熱コート
    グロスレス遮熱コート

    通常の遮熱コートの機能に加えて、日差しを拡散反射することで眩しさを抑えたスラットです。不快に感じる眩しさや太陽の日射熱を抑制し、より快適な日よけ性能を実現しています。

  • 酸化チタンコート
    酸化チタンコート

    スラット表面に光(紫外線)が当たることで、光触媒作用により細菌や汚れ・ニオイを分解する効果があります。衛生的な住まいづくりに注目が集まる昨今では、需要が高い機能ですね。

  • フッ素コート
    フッ素コート

    スラットに汚れが付着しにくく、付着しても取れやすいフッ素コーティングのスラットです。遮熱コートと合わせて付加されている場合が多くなっています。アルミブラインドはホコリが付着しやすく、手入れのしにくさがデメリットに挙げられますが、フッ素コート加工によりある程度緩和できます。

スラット・ブラインドの
構造による遮蔽性の向上

  • スラットに穴をあけない構造
  • スラットに穴をあけない構造

    従来のブラインドのスラットには、昇降コードを通すための穴が空いています。上位モデルのブラインドでは、特殊な構造によりこの昇降コード穴をあけずに組み立てされており、穴からの光漏れが無くなっています。
    現代ではオフィスはもちろん一般家庭でもパソコンやテレビなどのモニターが多く使用されており、わずかな光漏れでも反射が気になるケースが増えてきました。ブラインドでも、そんな時代のニーズに合わせた工夫がなされています。

  • スラット同士の密閉性にも優れる
  • スラット同士の密閉性にも優れる

    高遮蔽タイプのブラインドでは、スラットの昇降穴以外にも遮蔽性を高める工夫があります。
    スラットを閉じた際の角度が窓に対して水平になるように改善し、従来のタイプよりもスラット同士の密閉性が高くなっています。アルミ製のスラット自体は光を通さないため、ブラインドの隙間をいかに無くすかを追求し、一般家庭でも安心して使える遮蔽性を実現しています。

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