ブラインドの天井付け・正面付けの違い

ぴったりの取付方法を選ぼう!ブラインドの
天井付け・正面付けの違い

ブラインドは場所によって取り付け方法が異なることをご存知でしょうか?正面付けと天井付けの2種類に大きく分類され、それぞれ特長や採寸方法が異なります。このページではさらに、賃貸でも対応できるカーテンレール付けや突っ張り取り付けについても説明します。ブラインドの購入前にお部屋に合わせた取付方法の見極め方を知っておきましょう!

ブラインドの取付方法は
大きく分けて2種類!

スッキリ見せたいなら天井付け

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天井付けとは、主に窓枠内側に収まるようにブラインドを取付ける方法です。何よりもスッキリとした見た目が特長で、エアコンや家具など障害物との接触の心配がないのもメリットの一つ。
デメリットとしては、ブラインドの構造上どうしても、スラット(羽)と窓枠の間に隙間が生じてしまうため、多少の光漏れがあります。
朝日をできるだけ遮りたい寝室や、書斎のような仕事やパソコンをするお部屋は西日が入るとまぶしいため、天井付けでも問題ないか窓の方角をよく確認しておきましょう。

ダイナミックな印象になる正面付け

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正面付けは、窓枠の正面や壁面にブラインドを取付ける方法です。窓枠を覆うように取付けるので、天井付けのようにスラットと窓枠の隙間からの光漏れの心配がありません。天井付けよりも高い遮光性が期待できるのが特長です。
また、窓よりも大きいサイズのブラインドを窓枠より少し前に出る形で取付けるため、窓辺がダイナミックな印象になります。差し色等を使いインテリアにメリハリをつけたい時にもおすすめの取り付け方法です。
デメリットは天井付けと反対で、窓枠より大きく取り付けるので、周辺の壁やエアコン、家具などの障害物に接触する場合があることです。また、後述しますが壁面に取付ける場合は下地の確認も必要となります。

穴をあけないブラインドの
取付方法も2種類ある!

ブラインドは代表的な天井付け・正面付け以外にも、
シーンに合わせた取付方法の選択が可能です。

バネの力で取り付けるつっぱり固定

  • バネの力で取り付けるつっぱり固定
  • 浴室のタイル地やコンクリート壁、賃貸など、ネジでの取り付けが困難な場所には、つっぱり固定のノンビスタイプがおすすめです。強いつっぱる力が、製品をネジ止めしなくてもしっかり固定してくれます。
    また、つっぱりタイプは浴室に取り付けることを考え、サビに強い素材が使われている製品が主流で、汚れに強いという特長も持っています。

カーテンレールに取り付ける

  • カーテンレールに取り付ける
  • アパートなどの賃貸物件には、あらかじめカーテンレールが取り付けてある場合が多いです。
    カーテンレールにはアルミブラインドなど、カーテン以外の軽量な窓インテリアを取り付けることも可能です。
    もちろん壁や窓枠に穴を空ける必要はありません。
    取り付けには専用のカーテンレールビスが必要になるので、ブラインドと一緒に注文しましょう。本体とセットなら無料で注文が可能です。

ブラインドの採寸や
取付けに関する注意点

ブラインドを天井付け
(窓枠内側に取付け)する際の注意点

  • 窓枠の歪みが無いか確認する
  • 窓枠の歪みが無いか確認する

    天井付けは、寸法を念入りに測っておくことが重要です。窓枠内側の寸法を、幅方向は最上部・中央・最下部。高さ方向は左端・中央・右端とそれぞれ3か所測り、窓枠に歪みが無いか必ず確認しておきましょう。もし歪みが発生している場合は、オーダーサイズは一番小さい数字を基準に注文してください。隙間が少しできてしまいますが、上部のメカ部分やブラインド下部のバーが納まらないという問題を防ぐことができます。

  • ブラインドは高さ寸法の誤差が発生する
  • ブラインドは高さ寸法の誤差が発生する

    ブラインドは製品の構造上、スラット(羽)の枚数によって製品の高さ寸法を調整しています。アルミブラインドのスラットは標準で25mm幅のため、製造時に数mm単位の細かな調整は難しくなります。
    そのため、指定したサイズよりも1~2cm程度の誤差が発生しやすい製品なんです。
    国内メーカー品ではそのようなデメリットを解消するため、設置後に高さ寸法を2cm程度短く調整できる機能が標準装備されています。
    できる限りすき間を抑えたい方は、窓枠内側寸法ちょうどか少し長め(1cm以内)での指定をお勧めします。

ブラインドを正面付け
(壁面に取付け)する際の注意点

  • 下地の有無を確認する
  • 下地の有無を確認する

    正面付けでも、窓枠正面にビスを打つ場合は得に問題ありませんが、もしブラインドを窓枠上部の壁面に正面付けする場合は注意が必要です。
    壁面にビスを打つ場合、製品のヘッド部分の位置にブラインドをしっかり固定できる下地が無いと取り付けができません。一般的な木造住宅では、窓枠から上部10cm程度に下地が入っているケースが多く、ほとんどの住宅では問題なく壁面に取り付けが可能ですが、念のため事前に下地の確認を行った上で製品を購入しましょう。

ブラインドを
つっぱり取付けする際の注意点

  • つっぱる箇所の素材を確認しておく
  • つっぱる箇所の素材を確認しておく

    ブラインドをつっぱりで取付ける場合は、まず両端にブラケット受けのプレートを両面テープで取付けていきます。このプレートを取付ける箇所に凹凸があったりザラザラした素材の場合は、使用していくうちにズレ落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。
    購入前にマスキングテープを貼って、数日経っても剥がれてこないか確認してみましょう。しっかりついている壁であれば、問題なく取付けできます。

  • つっぱり取付け可能な場所
    つっぱり取付け可能な場所
    • 凹凸の無い木枠(化粧シート仕上げ可)
    • 通常のビニール壁紙(基本的に凹凸のないもの。一般的な石目調等軽度の凹凸は対応可)
    • 凹凸の無いタイル地
  • つっぱり取付けできない場所
    つっぱり取付けできない場所
    • 砂壁、布壁、土壁
    • べニアなどザラザラした木材
    • 石材やガラス材等を含んだ凹凸のある壁紙

ブラインドをカーテンレールに
取付ける際の注意点

  • 2本レールの場合は窓側に付ける
  • 2本レールの場合は窓側に付ける

    一般住宅の場合、カーテンレールはレースとドレープの2枚を掛けるために、ダブルレールになっていることがほとんどです。
    その場合、基本的に窓に近い方(レースを取付ける側)のレールにブラインドを取付けるようにしましょう。見映えとしては手前側(ドレープを取付ける側)に設置したいところですが、手前にブラインドを付けるとてこの原理が働いて、操作した際に必要以上にカーテンレールに負荷をかけてしまいます。
    最悪、カーテンレールが落下する恐れもあるため、負荷の少ない窓側に設置することをお勧めします。

ブラインドを使う窓に合った
取付方法を選ぼう!

  • ブラインドを使う窓に合った取付方法を選ぼう!
  • ここまでブラインドの4つの取り付け方法や取付時・採寸時のポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
    お部屋のコーディネートや過ごしやすさにこだわりたい場合、重要なのはブラインドのスラット(羽)や部品のカラーだけではありません。ブラインドは取り付け方法によってお部屋の環境がガラッと変わります。
    この記事が、あなたがブラインドを取り付けようとしている窓、その窓があるお部屋にはどの取り付け方法が一番似合うか考えるお力添えになれば幸いです。
    ぜひ、あなたのお部屋にピッタリのブラインドを見つけてみてください!

#ブラインド取り付け #ブラインド #ブラインドカーテン

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