ウッドデッキ各部位の名称

ウッドデッキ各部位の名称

ウッドデッキのDIY。作り方を調べてみると聞いたことがない部位の名称がでてきてよくわからない。このような声をよく耳にします。ウッドデッキの各部位には、聞きなれない名称がついていてわかりにくいのが難点です。そんなウッドデッキの各部位の名称をわかりやすく解説しました。それぞれの名称について理解すれば、ウッドデッキDIYもスムーズにいきますよ。

  • ウッドデッキの構造と各部位について

    ウッドデッキをDIYする場合、どのような説明書を読んでも必ず使われている部位の名称があります。デッキ床材、フェンスといった名称はわかりやすいのですが、根太、幕板、大引き(大引)、束柱などの名称は普段聞きなれない言葉なので何のことだかわかりません。そこでウッドデッキには必ず必要な基礎石、束柱、大引き(大引)、根太、デッキ材、幕板、その他の部位について簡単に解説します。

ウッドデッキには様々な工法があり、
使う部材も工法によって異なります。

  • 大引き工法
  • 根太工法

    束柱に根太を固定して床板を張る工法で、比較的DIY向けの簡単な方法です。

基礎石とは

  • 基礎石とは
  • ウッドデッキの基礎となる部分で束石(つかいし)とも呼ばれます。木造建築ではウッドデッキに限らずこの基礎石(束石)を必ず設置します。ウッドデッキではデッキ全体を支えるための元になる部分なのでとても重要です。基礎石(束石)はコンクリートでできています。木材が腐食するのは木材が水分を吸収してしまうことが原因になります。地面は湿度があるため、この湿度から木材を守るために必要なものです。

束柱とは

  • 束柱とは
  • 束柱(つかはしら)とは、短い木材のことをいいます。束材(つかざい)と呼ばれることもあります。ウッドデッキで使用する束柱は基礎石(束石)の上に置く柱のことで、基礎石(束石)とセットで使用することになります。この束柱(束材)を置く位置や本数がウッドデッキの安定感に関係するので、造りたいデッキの広さに対して、どれくらいの間隔で何本置くかを計算することが大切です。ウッドデッキの高さは束柱の高さで調整します。

大引きとは

  • 大引きとは
  • 束柱(束材)と根太の間にあたる木材で、根太を支えます。基礎石(束石)を設置し、束柱(束材)を設置したものの上に木材を渡していき根太を下から支えます。大引き(大引)と根太はビスで固定する必要はありません。大引き(大引)を固定するのは束柱(束材)です。大引き(大引)は根太に対して垂直になるよう設置します。大引き(大引)と根太が垂直に交差することで縦と横の格子状となり、その上にのるデッキ材をしっかりと支えることができるようになります。

根太とは

  • 根太とは
  • 根太(ねだ)と読みます。デッキ材を支えるための木材のことです。ウッドデッキの床面をつくっていくには、決まった幅のデッキ材を何枚もつなげて構成していきます。そのときデッキ材は根太の上に置いて、直接ビスで固定していきます。このとき根太とデッキ材は垂直になり、大引き(大引)とデッキ材は平行になります。ビスでの固定にはいくつか方法がありますが、一般的には床材の上部から垂直にコーススレッドなどのビスを使用し固定していきます。ポイントは根太は必ず大引き(大引)と垂直になるように設置することです。根太を置く間隔は床材の厚みによって変わってきます。

デッキ材とは

  • デッキ材とは
  • ウッドデッキの床部分を構成する木材のことをいいます。デッキ材の他にウッドデッキ材、床材とも呼ばれますが、デッキ用のパネル材やフローリング材と区別されています。デッキ材はたくさんの種類があるのでどの木材を使用したらよいか迷うかもしれません。見た目や質感、価格なども選ぶ基準の一つかもしれませんが、耐久性はどうなのかをしっかりと確認することは重要です。またメンテナンスの必要性やお手入れの仕方なども調べて自分たちのライフスタイルにあったデッキ材を選ぶようにしましょう。

幕板とは

  • 幕板とは
  • 幕板は、デッキ材の下に取りつけるもので、ウッドデッキをぐるりと囲むように張っていく板のことです。ダイニングテーブルの天板の下にもついていることが多い板です。ウッドデッキの下にある、根太とデッキ材の接合部分などを見えないように隠す役目をしますが、外側の根太を補強する役目もあります。ウッドデッキを仕上げて必要だと感じた場合に、後から取付も可能です。また美しい取り付け方として、デッキ材よりも少し内側に幕板を張る方法があります。この場合は、最初から幕板の位置を考慮して基礎石(束石)を置く場所を決め、デッキ材の必要枚数を計算しましょう。

その他の部位の名称

  • その他の部位の名称
  • ここであげた基礎石(束石)、束柱(束材)、大引き(大引)、根太、デッキ材、幕板はウッドデッキをDIYする場合に知っておきたい部位の名称です。ウッドデッキにはその他、フェンス、フェンス支柱、手すり、ステップ(階段)などの部位の名称があります。フェンスは転落防止、防犯などの安全のため、そして美観や他の方からの視界を遮るためにウッドデッキの周囲を囲むもののことです。フェンス支柱はそのフェンスを設置するための支柱です。手すりはフェンスとフェンス支柱の上にのせていく部材です。

まとめ

ウッドデッキをDIYする際に大切な各部位の名称についてご理解いただけたでしょうか。部位の名称とその部位の役割がわかるとDIYの構造も理解することができます。さらに構造が理解できると、どの部位にどのような木材が適しているかということや、どのようなメンテナンスをするとよいかもわかってきます。また、材料を購入するために店員さんに相談する場合には、部位の名称を伝えて話すと適切なアドバイスをいただけますよ。

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