人工木材に関するみんなの疑問に
RESTAのウッドデッキ材を使ってお答えします。
人工木材の“ホント?”を
実験してみました!
耐久性・耐候性に優れメンテナンスフリーなことや、バリエーションの豊富さで人気の高い人工木ウッドデッキ材ですが、「人工木って本当にいいの?」と迷われる方も多いと思います。『簡単にカットできる?』『汚れ・キズは目立つ?』など、人工木に関する疑問を実際に実験してみましたので、デッキ材選びの参考にしてみてくださいね。
実験1人工木デッキは
簡単にカットできる?
スタッフが実際にカットに挑戦してタイムを計測!
簡単に切れるのか?
どのデッキ材が1番早く切れるのか?をcheck!
ウッドデッキDIYにおいて、自分で加工できるかどうかは重要なポイントになります。そこで、ハンディソーを使ってRESTAの女性スタッフが4種の人工木デッキ材のカット(切断)に挑戦!
何分でカットできるのか!?完全に切断できるまでの所要時間を測ってみました。
※特殊樹脂を採用しているMPWOODと、内部にアルミ材が含まれる彩木デッキは、どちらも組立てキットのため施工時にカットは不要です。そのためカット実験は行っておりません。
カット所要時間
1番早くカットできたのは木材の含有量が多いレジンウッドで、木材を切るような感覚でスムーズに切れました♪レジンウッドとルチアウッドは、比較的体積が少ないため、木工用ノコギリで1分半~2分程度でカットできます。1番時間がかかったデッキ材でも、4分以内でカットできたので、『人工木材は素人でも簡単にカットできる!』といえるのではないでしょうか!今回は、刃が細かいタイプのノコギリを使用しましたが、粗目の刃のものを使うと、もう少し早くカットできると思います。
\ 金属根太材のカットにも挑戦 /
鋼製根太材「ハット鋼」を金ノコでカットしてみましたが、女性の力では無理があると判断し途中で断念。鋼板製のため、DIYの難易度は高くなります。施工の際にカットが必要な場合は、押切などの切断機の使用をお勧めします。
THILFE(シルフ)のアルミ根太材を同じ金ノコでカットしてみました。
多少の時間はかかりましたが、女性でもカットできました。鋼製根太に比べるとカットしやすいですが、やはり時間がかかるため、本数が多い場合は電動工具がおすすめです。
実験2デッキ面のキズや汚れは
除去できる?
タバコによる焦げ、引っかき傷、雨染みなど、
汚れ(シミ)や傷がどれくらい目立つのか、
対処法を知っておくと便利!
長く使うウッドデッキだからこそ、きれいな状態を保ちたいものです。しかしながら、屋外で使用するウッドデッキに汚れやキズは付きもの。その汚れやキズがどれくらい目立つのか、どの程度まで取ることができるのか、とても気になりますよね。そこで、各種デッキ材の表面に、キズを付けてから、サンドペーパーで補修してみました。
※補修に使用したサンドペーパーは、#60(中粗目)です。
ヤスリがけ比較
RESIN WOOD (レジンウッド)
LUCIA WOOD (ルチア・ウッド)
Handy Wood (ハンディウッド)
L Wood (エルウッド)
MINO 彩木
MPWOOD樹脂
キズが浅い場合は、ヤスリがけすることでほとんど目立たなくなりました。但し、深いキズの場合、強くヤスリがけをすると表面が多く削られて溝が浅く(薄く)なります。また、彩木デッキについては注意が必要で、表面の塗装が取れて白い樹脂が見えてしまうので、ヤスリがけは避ける方が良いです。彩木デッキは6種の中でもキズや汚れがつきにくいデッキ材になります。
“汚れ”や“雨染み”が気になる場合は?
屋外で雨ざらしになるウッドデッキは、汚れや傷以外に、表面に雨が降ることで、『雨染み』となってシミのような汚れが残る場合があります。その多くは、人工木材に含まれる木粉や顔料が浮き出ることが原因で、施工してからしばらくの間は雨染みが出ることがありますが、数ヶ月程度で治まってきます。
実際に施工して数か月経ったデッキ
【RESIN WOOD】
シミなどの汚れは、中性洗剤を含ませたデッキブラシなどでブラシ掛けを行い、洗剤が残らないようにきれいに水洗いすることで落ちる場合があります。中性洗剤で落ちない汚れは、サンドペーパー掛けをすると目立たなくなります。
中粗目(#60)のサンドペーパーで削りすぎに注意しながら少しづつ汚れを削りましょう。この時、デッキの溝方向にヤスリ掛けすることで補修の跡が目立ちにくくなります。
実験3人工木材は重い?
それとも軽い?
人工木材は天然木材と比べて軽く扱いやすいのでしょうか!人工木デッキ材3種と天然木材2種(代表的なハードウッドとソフトウッド)でほぼ同サイズのカットサンプルを用意し、重さを比べてみました。
重さの比較
比較した5種類のデッキ材では、オーストラリアサイプレスが1番軽く、MPWOODは手に持って比べてもわかるほどの軽さでした。ウリン材は1800mmのデッキ材となると約8kgと運ぶのも大変な重さになりまので、天然木ウッドデッキをDIYで作る場合、ソフトウッドの方が断然扱いやすくなります。人工木材は、一般的な1800mmのデッキ材で5kg前後と女性でも比較的容易に持ち運びできる重さになります。
重厚なデッキ材は安定感が増しますが、軽量デッキ材でも、根太にしっかりと固定され、下に風が入り込まない構造であるなど、正しく施工されていれば軽いからと言って強風の影響を受けたり耐久性が乏しくなるわけではないので安心してください。
ウッドデッキの床板材選びの際は、ぜひ重量も参考にしてみてくださいね!
実験4水に濡れたら変色する?
屋外で雨ざらしになるウッドデッキですが、水に濡れるとどんな風に色が変わるのでしょうか?天然木は雨に濡れると色が濃くなり味わい深い印象になります。では、人工木はどのように変化するのでしょうか?人工的に水で濡らしてみました。
水撒き後の比較
【人工木】MPWOOD
【人工木】ハンディウッド
【天然木】ウリン
人工木(MPWOODとハンディウッド)は水に濡れても色の変化はほとんど見られませんでした。水を撥いている感じです。天然木ウリンは、人工木と比べて水を吸っている印象で、色が濃く変化しました。
違いの理由は、水を撥じくかどうかにあると思いました。天然木は水が染み込み、すぐに色の変化が見られるのに対し、人工木は水が表面に残っている感じですね。濡らした後にタオルで拭いた感じも人工木の方がすぐに乾きそうな印象でした。
\ RESTAのエクステリア実験室 /
人工木ウッドデッキの
耐久性・耐候性について
天然木材の場合、紫外線や雨などが原因で退色するという経年変化が起こり、ささくれ、虫害、腐食などのデメリットがあります。木の温もりや経年変化を楽しみたという理由で天然木を選ぶ方も多いですが、できるだけ施工時の状態を維持したい方やランニングコストを抑えたい方など、メンテナンスがほぼ不要な人工木材を選ぶ方も年々増えてきています。
人工木材は、一般的に天然木材に比べて色褪せしにくく、腐食・虫害の心配が無いのでメンテナンスが楽だというメリットがあります。これは、全く色褪せしない、腐らないという訳ではなく、人工木材は材料に木粉を含んでいる合成木材になるため、多少の色褪せ(初期退色)は見られます。
人工木ウッドデッキの耐用年数は、一般的に屋外の使用で約15年です。使用環境や設置条件、紫外線・雨の量によって変動しますので、一概に何年と定義することは難しいです。特に高温多湿な地域や紫外線や凍結の多い場所(地域)、また、海の近くなど過酷な環境下では劣化スピードが速くなる傾向があります。
ずっと居心地の良い人工木ウッドデッキを楽しむために、人工木の特性について正しく理解していただき、ぜひウッドデッキ材選びの参考にしてください。
\ ウッドデッキDIYなら /THILFE × RESIN WOOD が
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低コスト&キレイな仕上がりで
コスパの良さを実感
THILFE(シルフ)は、RESTAオリジナル人工木材 RESIN WOODに合わせて設計された規格サイズの根太セットです。従来の基礎部材と比べても1番簡単に基礎組みと床板張りができる仕様なので、DIYで満足のいくウッドデッキを作ることができますよ!
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