人工木デッキ材ごとの根太ピッチがわかる!ウッドデッキの施工に関する疑問をパパっと解決! 人工木デッキ材の根太間隔
(根太ピッチ)について
人工木ウッドデッキを施工する際、基礎部分である束材と根太材を設置するための基準になる設計寸法『根太の間隔(ピッチ)』というものがあります。この寸法はデッキ材によって多少異なり、ウッドデッキの耐久性・安全性を確保するために重要な情報になりますので、必ず確認しておきましょう。

人工木材別 ”根太ピッチ” 比較一覧


ウッドデッキの
『根太材』『根太ピッチ』とは?

根太とは、床材(デッキ材)を支える補強部材のことを指し、床板を張るために必要不可欠な部材です。根太材は、床板に対して必ず垂直になるよう設置され、床板と直交することでウッドデッキの構造を丈夫にします。根太材の上に床板を架け渡して乗せるのをイメージするとわかりやすいです。この設置する間隔を『根太ピッチ』といいます。
ウッドデッキの根太間隔(根太ピッチ)は、床材(デッキ材)の厚みや強度、構造等により異なります。例えば、デッキ材の厚みが増すほど根太の間隔は大きく取ることができ、必要部材が少なくて済むこともあります。これは、天然木(ハードウッド、ソフトウッド)も同様に言えます。
この他に束ピッチ、大引きピッチなどがありますが、根太ピッチが決まれば自ずと他の部材の設置間隔も決めやすくなります。
※ここで紹介する根太間隔の寸法は、あくまで一般的なウッドデッキを基準としています。
RESTAオリジナルRESIN WOOD2
レジンウッド2RESIN WOOD2の基礎部材として最適なウッドデッキ基礎システムTHILFEで施工する場合の基準になります。
RESIN WOOD2の適正な根太ピッチは450mm以内です。
THILFE シングル工法

THILFEシングル施工の場合、根太ピッチは450mm以内、束ピッチは800mm以内となります。
RESIN WOOD2に最適な基礎部材THILFE(シルフ)は、根太ピッチが芯々で450mm、束ピッチも800mm以内になるよう設計されているので、ウッドデッキDIYが初めての方でも簡単に設置できます。
THILFE クロス工法

THILFEクロス施工の場合、部材支持スパンの基準は、束ピッチ900mm以内、大引きピッチ728mm以内、根太ピッチは450mm以下で施工可能です。
幕板を取り付ける場合、大引き材の跳ね出し寸法は、必ず根太の中心から85mm(根太の面から60mm)としてください。
LUCIA WOOD
ルチアウッド
ルチア・ウッドの場合、根太ピッチは500mm以内が適正です。また、束材の間隔(根太と平行方向)は1200mm以内、根太の跳ね出しは束材の中心より150mm以内、床板の跳ね出しは根太の中心より75mm以内になるように設計します。(根太床シングル工法の場合)
Handy WOOD
ハンディウッドハンディウッドの場合、根太ピッチ400mm以内となります。また、束ピッチは1200mm以内、根太の跳ね出しは束材の中心より150mm以内、床板の跳ね出しは根太の中心より75mm以内になるように設計します。(デッキ材145、シングル工法の場合)
L Wood
エルウッド
エルウッドの場合、根太ピッチ500mm以下となります。無垢材の場合は、デッキ材の端部からそれぞれ25mm離して脳天ビス止め施工になります。横スリット有のデッキ材を基礎部材THILFE(シルフ)で施工する場合は、アルミ根太用クリップを使用してください。
ECOROCA®
エコロッカデッキ
エコロッカデッキの根太ピッチは500mm以内となります。束ピッチは工法や使用部材により異なります。詳しくは下記のページでご確認ください。
FUKUVI MULTI DECK
フクビ マルチデッキ
フクビマルチデッキの根太ピッチは600mm以内、束ピッチ600mm以内となります。
詳しくは下記ページにてご確認ください。

組み合わせがわかる

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