ただ窓を開けるだけでは効果がない!? 部屋の換気の正しい方法とは?
部屋の換気は有害な汚染物質を排除し、健康な部屋を保つために重要です。換気をしないと、二酸化炭素濃度が上昇して体調を崩したり、ウイルスが蓄積して感染症にかかりやすくなったりすることがあります。このページでは、部屋の換気を正しく行う方法をお伝えします。
部屋の換気をする理由とは?
換気が大事だとよく聞きますが、
どのような理由からそう言われているのでしょうか?
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最も重要な理由は、空気中の汚染物質を除去することです。汚染物質は、料理、掃除、喫煙、そして自分の体からなど、さまざまな原因から発生します。また換気には部屋の中から余分な熱を取り除く効果もあります。室温が下がるため冷房の節約にもなります。
部屋の換気が不十分な場合の
デメリット
換気をしっかりしていないと生じる
デメリットをご紹介します。
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健康被害が起きる
最も深刻なデメリットは、二酸化炭素濃度が上がることです。頭痛、めまい、呼吸器系の問題などの健康被害を引き起こす可能性があります。また、空気中に汚染物質が蓄積され続けることで、シックハウス症候群が起こりやすいとも言われています。シックハウス症候群になると、目のかゆみや鼻水など、アレルギーに似た症状が出てきます。
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カビや雑菌が発生する
壁などに結露が発生しやすくなるのも、換気が不十分な場合のデメリットです。これはカビを発生させる原因となり、健康に害を及ぼす可能性があります。また、壁などを傷つけてしまうこともあります。
リスク増加にも繋がります
現代の住宅は高気密化やエアコンの普及などで窓を開ける機会が少ないため、部屋の空気が入れ替わりにくくなっています。そのため細菌やウイルスなどの汚染物質が部屋の中に溜まり、飛沫感染やエアロゾル感染などの原因になることもあります。
正しい部屋の換気方法
最も一般的で費用のかからない方法は、
窓を開けることです。
風を利用して部屋の中の空気を移動させることで、
新鮮な空気が部屋に入り、
汚染物質や余分な熱を取り除くことができます。
悪い換気の例
換気のポイントは空気の通り道を作ること。窓を一箇所だけ開けたり、近くの窓同士を開けたりしても空気の通り道が十分にできず、部屋の中の空気は一部しか入れ替わりません。
良い換気の例
効率的に換気するには対角線上の2つの窓を開けましょう。こうすることで部屋全体の空気を入れ替えることができます。また、窓を開けても風が入りにくい場合は空気の入口となる窓を小さく開けることで、勢いよく風が入ってきます。
窓だけでは十分に換気ができない場合
玄関から風を取り込む
家の間取によっては窓だけでは空気の通り道が作れないこともあります。そんなときは玄関から風を取り込みましょう。
ただ、玄関ドアを開けっ放しにしていると虫はホコリなどが入ってきしまうため、玄関網戸を取り付けるのがオススメです。玄関に網戸というイメージがあまりないかもしれませんが、実はDIYで簡単に後付けできる網戸はたくさんあります。
玄関網戸を後付けするには?
ドア内側の枠に取り付ける
玄関網戸は玄関ドア内側の枠の部分に取り付けます。こうすることで、換気をする際はドアを開けた状態で風を取り込むことが可能になります。玄関網戸を後付けする方法を詳しく知りたい方は玄関網戸を後付けするには?をご覧ください。
部屋の換気のために網戸を選ぶ
RESTAでは
どんなタイプの玄関・窓にも対応できるように
様々な種類の網戸がラインナップしています。
玄関網戸のおすすめ商品
玄関網戸には1mm単位でオーダーできる
収納式の網戸が人気です。
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コンパクトにたためる人気の玄関網戸
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税込13,805円~ -
鍵やポストがついた本格玄関網戸
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それ以外の窓には1mm単位でオーダーできる
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LIXIL・YKKapの戸建住宅の窓に、ぴったりサイズで取り付けできる網戸。窓に貼ってある型番シールの情報を入力するだけのラクラク注文できます!
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部屋の換気には
こちらの商品もおすすめです!
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