ルーバー式玄関網戸
取付位置の確認・採寸方法
取付タイプは2種類
ルーバー式玄関網戸は、ドア枠周辺に干渉物があるか
どうかで、取付けタイプがAとBに別れます。
取付タイプA
ドアの枠周辺に干渉物がない場合に選択できるタイプ。
ドア枠に網戸を取付けます。
取付タイプB
ドア枠周辺に干渉物がある場合に選択するタイプ。取付位置を室内側へずらし、木枠などに取付けます。
※壁などの平面に直接取付けることはできません。
設置に必要な条件
ドア枠と網戸枠の重なり
ドア枠と網戸枠が重なるのは約10mm。この部分をビスで固定します。
タイプBで、ドア枠より室内側の木枠などに取付ける場合も同様に、網戸枠が重なる部分は約10mmです。
必要な奥行き
網戸枠の奥行として、室内側に135mmの設置スペースが必要です。
タイプBで室内側にずらして取付ける場合は、その取付位置から室内側に135mmのスペースが必要です。下駄箱の開閉などに干渉しないか確認してください。
CHECK POINT
CHECK POINT1,2の干渉物によって、
取付けタイプが異なります。
CHECK POINTを
詳しく確認していきましょう!
CHECK POINT1
ドアクローザーの干渉をチェック
ドアクローザーがドア枠より90mm以上飛び出している場合、網戸とドアクローザーが接触してしまうため、ドア枠には取付けできません。タイプBの取付位置への取付けをご検討ください。
※ドアノブがドア枠よりも90mm以上飛び出している場合、網戸とドアノブが接触する可能性がありますが、ドアを開けている時のみ網戸を閉めて使用するのであれば、ドアノブが干渉することはないため、タイプAでの取付が可能です。
ドア枠からのドアクローザーの
出幅は何mmですか?
90mm未満
取付タイプAドア枠に取付ける(通常)
引き続きCHECK POINT2を
確認してください。
CHECK POINT2
ビス固定位置の周辺をチェック
ドア枠と網戸枠が重なる10mmの部分に、「ドアガード受け」「ラッチ受け」などがある場合、網戸枠のビス固定ができません。干渉するものがある場合は、タイプBをご検討ください。
また、網戸枠の奥行として、室内側に135mmの設置スペースが必要です。下駄箱などに干渉しないかも確認してください。
ドア枠上に「ラッチ受け」が
ありますか?
【ドア枠上にラッチ受けがある場合】
ラッチ受けの手前(室内側)に、
10mm以上のスペースがありますか?
【U字式ドアガードの場合】
「ドアガード受け」の手前(室内側)に、
10mm以上のスペースはありますか?
【チェーン式の場合】
取付タイプAドア枠に取付ける(通常)
ただし、網戸を取付けると、
チェーンロックの基部が網戸枠と重なり、
使用できなくなる場合があります。
チェーンロックがある場合
網戸取り付け前にチェーンロックを一旦とりはずし、網戸取り付け後に、再度チェーンロックが使用可能な位置に固定してください。網戸縦枠に下穴を開け、直接縦枠に固定できます。
※固定方法はチェーンロックの仕様により異なります。加工についてのサポートは行っておりませんのでご了承ください。
採寸方法
ご注文に必要な寸法は、取付け位置の「幅」と「高さ」です。ドア枠にゆがみがある場合がありますので、「幅」「高さ」ともに2、3ヶ所採寸し、誤差が出る場合は、一番短い寸法で注文してください。
※玄関の形状等により取付け不可な場合や、商品のサイズが違う場合などでの返品・交換はお受けできません。
取付けタイプAの採寸箇所
ドア枠網戸を取付ける「タイプA」の場合、「ドア枠の枠内寸法(幅・高さ)」と「玄関敷居の高さ」を採寸してください。製作可能な寸法は、幅500~949mm、高さ(H1+H2)=1,791~2,040mmです。
枠の厚みと敷居の形状に
ご注意下さい。
玄関網戸をドア枠に固定する場合には、ドア上部に10mm以上の厚みが必要です。玄関ドアの真上に棚などを設置している場合は干渉する場合があります。
また、敷居の形状が段差になっていないかどうかもご確認ください。斜めになっている場合は取付けできません。
取付けタイプBの採寸箇所
室内側の木枠などに取付ける「タイプB」の場合、「木枠の枠内寸法(幅・高さ)」を採寸してください。
(取付け位置に合わせて、ドア枠よりも大きいサイズの網戸をご注文いただくことになります。)
製作可能な寸法は、幅500~949mm、高さ1,795~2,044mmです。
取付けできる条件
木枠と壁の段差が7mm以上
網戸を取付けるため、木枠と壁に7mm以上の段差が必要です。木枠と壁が平面になっている場合は取付けできません。足元に巾木がある場合はご注意ください。
木枠上部の厚みが10mm以上
網戸を固定するために、取付ける木枠上部の厚みが10mm以上必要です。木枠と天井が平面になっている場合は取付けできません。
※部材の加工について
ラッチ受けやドアガードが干渉する場合でも、部材の切り欠きを行うことで取付タイプAの位置に取り付けできる場合がありますが、部材の加工については、お客様のご判断にお任せいたします。
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